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2011-03-18

〔原発NEWS〕 「フクシマ」の使用済み核燃棒 被覆ジルコニウム 発火したら消火困難 米専門家が指摘

 ニューヨーク・タイムズによると、1970年代の初め、GE社で原発の安全問題の研究にあったことのある米国の専門家、リチャード・T・ラーヘイ・ジュニア氏は、使用済み核燃料(棒)について、

 ① 被覆のジルコニウムはいったん発火したら極度な高温になるので消火は困難

 ② 被覆ジルコニウムは大気に数時間されされるだけで発火の可能性がある

 ――と警告した。

 ラーヘイ氏は数年前、原発の使用済み核燃料プールの危険性について、米政府が秘密レポートをまとめるの援助した。

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/18/world/asia/18spent.html?_r=1

 大沼: 日本政府もこの米国の秘密レポートを入手しているはずだ。東京の記者諸君、この隠蔽を許すな! 
 
 
 使用済み核燃料

「日本の原発の安全問題と向き合おうとしない」 通産OBの谷口富裕IAEA(国際原子力機関、本部=ウィーン)事務次長を米外交官が厳しく批判 ウィキリークス国務省機密電で明らかに
 ロイター通信は、昨年まで!AEAの原子力安全担当の事務次長をしていた元通産(現経済産業省)官僚、谷口富裕(Tomihiro Taniguchi 敬称略)について、在ウィーンの米外交官が厳しく批判する機密電をワシントンに送っていた、と報じた。

 この機密電は、ウィキリーキスが暴露した、いわゆる「米国務省機密電」の中に含まれたいた。

 ロイターによると、ウィーンの米外交官は

 「タニグチ(事務次長)の運営能力の弱さと統率のスキルによって、(原子力安全担当の)部局は過去10年間にわたって、とてつもない被害を被って来た」(2009・12・1)
 
 「タニグチは、とくに自国、日本の(原発の)安全対策となると、弱いマネジャー、提唱者としてあり続けて来た。とくに(IAEAの)原子力安全局を、憎らしいママ子扱いて来た点で、米国をとりわけガッカリされた」(2009・7・7)

"For the past 10 years, the Department has suffered tremendously because of (deputy director general) Taniguchi's weak management and leadership skills," one said on Dec 1, 2009.

"Taniguchi has been a weak manager and advocate, particularly with respect to confronting Japan's own safety practices, and he is a particular disappointment to the United States for his unloved-step-child treatment of the Office of Nuclear Security," said another, which was sent on July 7, 2009.
 
 この谷口富裕という元官僚、天下り先の「原子力発電技術機構」で専務理事を務めたあと、IAEAに乗り込んだ通産OBである。

 IAEAで何をしたか?

 日本の原発の安全対策に、しっかり向き合おうとしなかった。そして、結果的に今回の「フクシマ」を引き起こした……。

 谷口富裕! この名前をしっかり覚えておこう!

原子力安全担当の事務次長
 原子力安全担当の事務次長に谷口富裕原子力発電技術機構専務理事

 Cables sent from the U.S. embassy in Vienna to Washington, which were obtained by WikiLeaks and reviewed by Reuters, singled out Tomihiro Taniguchi, until last year head of safety and security at the International Atomic Energy Agency (IAEA).

"For the past 10 years, the Department has suffered tremendously because of (deputy director general) Taniguchi's weak management and leadership skills," one said on Dec 1, 2009.

"Taniguchi has been a weak manager and advocate, particularly with respect to confronting Japan's own safety practices, and he is a particular disappointment to the United States for his unloved-step-child treatment of the Office of Nuclear Security," said another, which was sent on July 7, 2009.

 ⇒ http://www.reuters.com/article/2011/03/17/us-japan-nuclear-safety-idUSTRE72G4GD20110317

  ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/215499?INTCMP=SRCH
政府、プルトニム燃料の3号機を最優先
 ニューヨーク・タイムズが伝えたロイター電によると、政府はプルトニウムのMOX燃料の3号機を最優先とする。4号機はその次ぎの優先順序だそうだ。

 ⇒ http://www.nytimes.com/reuters/2011/03/16/world/asia/international-us-japan-quake-nuclear-radiation.html?hp

 ロイター電によると、現場で作業にあたる人員は50人から180人に増員されている。

 また、NHKラジオによると、機動隊が放水車で3号機への注水作業に取り組む。

東京電力福島第一原発には、6基ある原子炉建屋の使用済み燃料プールとは別に、約6400本もの使用済み燃料を貯蔵した共用プールがあり、津波で冷却装置が故障したまま、水温や水位の変化を把握できなくなっていることが、17日わかった。

 すでに数年以上かけて冷却されているため、ただちに爆発する危険は少ないとみられるが、政府と東電でつくる福島原発事故対策統合本部は、共用プールへの対応も迫られている。

 共用プールは、4号機の西約50メートルの建物内にあり、縦29メートル、横12メートル、深さ11メートル。使用済み燃料を6840本収容できる。現在、1~6号機の原子炉建屋のプールに保管されている燃料集合体の1・4倍にあたる6375本が貯蔵されている。

 東電によると、10日までは水温が30度に保たれていたが、11日の地震後、水温や水位も測定できなくなった。プールへの給水は自動的に行われているとみられるが、その水から熱をとるための冷却システムは故障しており、十分な冷却はできていないとみられる。爆発事故を起こした3号機、4号機に近いため周囲の放射線量が多く、状況を把握できていないという。

(2011年3月18日07時22分  読売新聞)

 

Posted by 大沼安史 at 10:31 午前 |

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