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2011-03-22

〔原発NEWS〕 「命のつながり」、または「核のサムライ」 シンゴさんとマサオおじいさんのこと 

 英紙ガーディアンのスザンヌ・ゴールデンバーグ記者が、「フクシマ」で命がけで苦闘する「カンノ・シンゴ」さんにスポットをあてた記事を書いている。

 シンゴさんの祖父、「マサオ」さんの言葉――「みんな(シンゴさんたちを)サムライだと言っているよ」を紹介し、被爆しながら復旧作業にあたる人々を「核のサムライ」だと讃えた。

 ゴールデンバーグ記者は、シンゴさんのおじいさんのマサオさんに、避難先に米沢の体育館でインタビューした。

 マサオさん原発の近くのタバコ農家。孫のシンゴさんは地震のあとも原発での仕事に出たそうだ。

 マサオさんたちは南相馬に暮らしていた。シンゴさんは家族と親類を避難させると、電話での召集に応じ、原発に向かったそうだ。

 原発に戻るというシンゴさんに親戚は電話で「行くな」と説得した。「自分の家族(奥さんとお嬢さん)もいるだろう。農家だろう。エンジニアじゃないだろう。会社よりも家族を考えろ」

 シンゴさんが原発に戻ったのは18日の金曜日。

 それから何の連絡もない。

 そんな孫を「みんなサムライだと言ってるよ」という、奥羽山脈を超えて米沢まで落ち延びた祖父。

 ゴールデンバーグ記者は、書いた。

 マサオさんのように原発の危機に身近な人間的な関係を持つ人々は、500人の人間的な勇気に心動かされ、感謝している、日本の首相が(血の通わないダンボールの)「英雄」像を捏(こ)ね上げているところに、マサオさんたちは「血肉のつながり」を見ているのだ。

 Those with a close personal connection to the crisis, like Masao Kanno, are moved and grateful for the personal courage of the 500 or so workers still at the plant. But where Japan's prime minister and others have conjured up cardboard heroes, he sees a flesh-and-blood relation.

 ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/2011/mar/21/nuclear-samurai-fukushima-japan-reactor

 大沼:ゴールデンバーグさんってジャーナリストは、ほんと凄いな!
    私たち(菅直人を含む)日本人に「血肉のつながり」をもって、「核のサムライたち」と共にあれ、と言っているんだな……。

 さっき、NHK仙台のアナウンサーがラジオで嗚咽をこらえていた……。
 このアナウンサーも「血肉のつながり」を持てる人なんだろうな……。

 「血肉のつながり」とは「命のつながり」のことだ。 

Posted by 大沼安史 at 10:32 午前 |

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