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2011-03-28

〔★原発NEWS〕 「風下」だと政府 知らせず 「スピードⅠ」で知りながら  福島の飯館村の村長、怒る

 英紙インディペンデントで、福島県飯館(いいたて)村の菅野典雄村長が怒っていた。
 事故発生後、「フクシマ」方向から吹いてくる強い風の風下にあった時、日本政府から何の警告もなかった、という。

 菅野村長が怒っているのは、政府機関の原子力安全技術センターが「スピードⅠ」というソフトウエアを使い、「フクシマ」から放射性物質がどう拡散するかシミュレートしていて、一時間おきに、文科省などに報告していたことが分かったからだ。

 分かっていながら、何の連絡もよこさなかった。

 The mayor of Iitate village told The Independent yesterday that the government had not told him that, thanks to strong winds, his area had been among the worst hit since the disaster began.

 The government had maps and data from its own pollution modelling system, Speedi, which showed that high levels of airborne pollution had been reaching Iitate since 12 March, despite the village being 40km from the plant. "Why didn't they tell us?" the mayor, Norio Kanno, asked. "I had to find out from the newspapers."

 ⇒  http://www.independent.co.uk/news/world/asia/workers-flee-fukushima-after-radiation-readings-soar-2254774.html
 (「スピードⅠ」については、本ブログ既報 ⇒  http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/03/post-85d1.html )

 村長が怒るのは当然だ。放射能がそっちに向かっていると連絡があれば、家の中にとじこもるとか対策をとれたはずだから。

 菅野さんは「までいライフ」を合言葉に村づくりを進めてきた人だ。
 「までい」とは「心をこめて」という意味の福島弁だ。
 
 合併を拒否し、までいな農村をつくり、未来を切り拓こうとて来た村長さんだ。

 政府の対策は、ちっとも「までい」ではない。

 少しは恥を知るべきだ。

 村の人々に謝罪しなければならない。

Posted by 大沼安史 at 11:59 午前 |

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