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2011-03-20

〔原発NEWS〕 大惨事の克服に必要な「真実の物語」の不在

 ニューヨーク・タイムズに、被災者である私たち日本人がこれからの苦難に立ち向かう上で、ケリをつけておかなければならないことがある――と出ていた。

 ピコウさんという社会学者がこう言っていた。

 「大惨事を乗り越えて行くために人々は、一体何が起きたのか、自分自身に明確に物語(ストーリー)を語ることができなければならない。しかし、今回の場合(フクシマ)、物語は明確ではない」

 To move past a catastrophe, people usually need to be able to tell themselves a clear story about what happened. And in this case the story is not so clear.

 要は、フクシマの今回の大惨事はかくかくしかじかの理由で起き、これこれしかじかの結果になったのだ、と、私たちが納得し、物語として決着をつけなければならないわけだ。

 しかし、その「物語」を私たちは手にしていない。

 ひとつの理由は――と記事は指摘する。

 多くの日本人が原発事故に関する政府の公式説明に疑念を抱きだしているから――だと。

 真実が嘘で隠蔽されていると感じ始めた、日本人。

 カフカ的な不条理の中にあることを確信し始めた日本人。

 日本政府は情報を全面開示し、事故の全体像を、国民の前に示さなければならない。

 菅政権よ、経産省よ、東電よ、恐れずに責任を取れ!

 卑怯な真似はよして、真実を語れ!

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/20/weekinreview/20psyche.html

Posted by 大沼安史 at 08:18 午前 |

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