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2011-03-14

〔いんさいど東北〕 ウィキペディア、「SENDAI地震」と命名! 負けるな「東北」と英紙が激励!

 東北を襲った地震・ツナミ・原発事故のトリプル・カタストロフィーで、英紙インディペンデントが13日付の電子版フロントのトップ・ニュースに、こんな見出しを掲げた。⇒ http://www.independent.co.uk/

 Don't give up, Japan. Dont give up, Tohoku !

  ギブ・アップすんじゃないぞ、日本!  ギブ・アップすんじゃないぞ、東北!

 ギブ・アップするな! 負けるんじゃない!

 仙台市在住の僕としては、とくにこの、Dont give up, Tohoku ! には励まされた。
 
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 僕は地震が発生した夜、近くの国見小学校の体育館に避難した。地域の避難場所の体育館は停電で真っ暗、もちろん暖房もない。

 白人の赤ちゃん連れの若い夫婦も避難していた。200~300人が逃げ込んだ体育館に、市役所から毛布が60枚届いた。

 お年寄りと赤ちゃん、小さなお子さんがいる方だけにお配りします。とりにきてくださいとアナウンスがあった。日本語だから、白人のファミリーは気付かない。教えてあげようとした瞬間だった。市役所の若い女性が黄色い毛布を持って、飛んで来た。英語でこういって毛布を渡した。This is for you!

 避難所の小学校で朝、炊き出しでスイトンが出た。お子さんと老人の方から、どうぞ、というので、おなかをすかしていた僕も列に並んだ。

 あのお~、62歳なんですが、大丈夫でしょうか?――と聞いたら、僕より年上のボランティアの女性が、あんたまだまだ若いよ、(老人だなんて)70になってから言いなさい、と言って、笑いながら一杯、スタイロフォームのおわんに分けてくれた。

 うまかった。

 近くのツバキ薬局の旦那さんが薬を持って、差し入れに来た。

 毎日新聞の販売店の若者が、朝刊を無料で配っている。

 ここにいるのはみんな被災者だけど、みんなヒーロー。みんなで助け合っている。
    
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 そのインディペンデント紙に、今回の地震がどれだけの威力を持っていたか、出ていた。

 マグニチュード8.8(9.0ならもっとすごい)の地震は、TNT火薬15億トン――1メガトンの核爆弾1500発分の威力だそうだ。これはアメリカの電力消費量のまる1ヵ月分。
 この地震で地球の地軸が25センチ近くズレ、日本の海岸線は数メール、動いたはずだという。

 実際はM9.0.これは8.9の倍のエネルギーだ。ということは、メガトン核、3000発分……

 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/qa-the-day-the-earth-moved-and-a-nations-east-coast-shifted-by-24-metres-2240511.html

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 電気、電話、ガス、水道が止まっているので、買い出しに出て、近くの生協に2時間、並んだ。1000人以上の長蛇の列。1時間過ぎたところで、あと一時間で閉店します、と、生協の人が連絡しに来てくれた。

 50分待ってみたが、生協は角を曲がったはるか先。

 断念した……

 列に並んだ人は落ち着いていた。初めて見る人たちだが、見直した。

 みんな偉い! パニックなんか無縁の仙台市民!

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 今回の地震は、ツナミにチェルノブイリ日本版も加わったトリプル・カタストロフ(三重破局)。

 だから、世界は日本に、東北に、福島を注視した。

 ニューヨーク・タイムズには、「インタアクティブ・マップ&フォト」というのが載っていた。

 グーグル・マップ(衛星写真)と現場写真を組み合わせたものだった。
 ⇒ http://www.nytimes.com/packages/flash/newsgraphics/2011/0311-japan-earthquake-map/index.html

 ツナミのように世界を席捲した、日本発のニュース。

 対岸のカリフォルニアではツナミを警戒し、避難した人たちも出た。

 サンタクルズのヨットハーバーはダメージを受けた。

 サーファーたちはそのツナミを待ち受けた。

 ツナミは来たが、8フィートの高さだった。

⇒  http://www.time.com/time/nation/article/0,8599,2058546,00.html

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 今回、ツナミが押し寄せた仙台の荒浜海岸は、僕が学生の頃から通った浜辺だ。

 海水浴ではなく、砂浜をただ歩くために。歌をつくるために。

 荒浜は、春先からサーファーたちがウェットスーツで波乗りを楽しむ、仙台のサーフィン・スポットである。

 犠牲になった人、出たんじゃないかな?

 一度、あいさつを交わしたことのある、あの老サーファー、無事だったらいいな。
 
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 今回の地震とツナミ、世界的にはどう呼ばれているのだろう?

 どう「命名」されているのかどうか?

 ウィキペディアをのぞいたら、「2011 Sendai earthquake and tsunami」として早くも、詳細な解説が載っていた。
  ⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/2011_Sendai_earthquake_and_tsunami

 ウィキペデイアは世界1のオンタイン百科辞典だから、きっと、この「2011年仙台地震&ツナミ」で呼ばれることになるんだろうな!

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 電気が復旧、パソコンのメールを開けたら、教え子から、地震の前、東の空に閃光を見た、とのメールが来ていた。

 HAARP(アラスカに配備されているといわれる米軍の統合地球物理学兵器=地震兵器)じゃないか?、とも。

 僕は大学では、HAARPのこと、一言も話していない。
 教え子は、僕のブログとユーチューブでのラジオでの解説を見て、メールをくれた。

 ネットで調べたら、HAARPは事前に起動していたようだ(と、HAARPの波形の証拠画像も添付して)指摘する英文のブログも、ネット上に現れている。⇒  http://gizadeathstar.com/2011/03/japan-earthquake-and-haarp/

 疑い深く信じやすい元新聞記者の僕には、以下のような点が気にかかる。 

 ① 「メア発言」暴露のあとの発生!

 ② まったく同じ時間、1分40数秒ずつ、北から南へ、3ヵ所で岩盤が崩れた、今回の「センダイ地震」。

 ③ なぜか、現場海域に突然、現れた米空母「ロナルド・レーガン」。

 ④ TPP促進のための脅し? 日本原発、海外売り込みの阻止?

 疑問はいくらでも湧くが、もちろん、憶測の域を出ない……。 

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 停電なのでパソコンを使えず、ラジオのNHKニュースを聞き続けた。

 東電の事故で怒った!

 弁を開ける時、どうして事前に警告しないか、と怒り狂ったのだ!

 風向きと合わせて、ラジオで広報するのがNHKの務めではないか?

 案の定、100キロ離れた、女川原発でモニターされた!

 当時は南南西の風!

 女川は東電原発のほぼ真北!

 ということは、仙台市内にも放射性物質が流れ込んで恐れがある!

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 さて、冒頭の、「ギブアップするな、日本&東北!」に戻るが、英紙の見出しでも分かるように、僕らは今、孤立してないんか、いないのだ。

 世界は、僕ら日本にエールを贈ってくれている。(そして、日本の政府の対処の仕方を注目している)

 僕が連帯するウィスコンシンから、僕の安否を問い、僕を励ますメールが届いていた!

 これは亡くなった加藤周一さんが、最後の著書、『日本文化における時間と空間』にお書きになっていたことだが(本箱が倒壊し、いま、その本が見つからないので、記憶で書くが)、日本人は危機に際し、驚くべき連帯心を発揮し、克服しようとする――のである。

 その日本文化の伝統は、僕の住む東北でも――仙台でも――仙台の国見地区でもなお生きている。

Posted by 大沼安史 at 08:20 午前 1.いんさいど世界 |

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