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2011-03-28

〔原発NEWS〕 「赤旗」女性記者らの追及を「会見打ち切り」で逃げた東電

 「朝日」の電子版が、26日の東電・武藤副社長会見を詳しく報じている。
 ⇒ http://astand.asahi.com/magazine/judiciary/articles/2011032700003.html?iref=chumoku

 会見の最後で、「しんぶん赤旗」の女性が質問に立った。質問は2点。「電源が全て失われることを想定していなかったのはなぜか」「最悪の場合をどう想定し、どんな対策をとっているか?」

 国民の誰もが知りたいところだ。

 これに対して武藤副社長がポイントをずらして逃げようとする。2点目の質問にはまったく答えず、「アクシデントマネジメントの手順を我々、実施したということだと思う」などと口走る。

 この場面を、「朝日」の記者はこう記録している。

   ☆

 男性記者から「日本語を分かってない」という声が上がる。しんぶん赤旗の記者の一つ目の質問は確かに、電源の喪失を事前に想定しなかったことの是非を尋ねるものだったが、二つ目の質問は、電源の話ではなく、現時点における「最悪の場合」の想定を尋ねるものだった。会場の記者たちはそれを理解しているが、武藤副社長はそれを理解していないように見える。

 しんぶん赤旗の記者が「最悪の状況をどのように想定いらっしゃるのか」と重ねて質問する。

 …………

 男性の記者が「ちゃんと答えてください」と食い下がる。別の記者が「逃げないできちんと答えたほうが東電さんのためですから」と声をかぶせる。

 武藤副社長は「原子炉の状態をともかく安定させるということだと思います」と言う。

 吉田部長が「予定の時間が参りましたので、本日はこれにて終了させていただきたいと思います。どうもありがとうございました」と言って、午後6時40分、記者会見を打ち切る。

 東電でひっきりなしに開かれてきている記者会見がこのような荒れた状態で終わるのはおそらく初めてと思われる。

  ☆

 「赤旗」の女性記者は偉い! ジャーナリストの社会的な責任を果たそうとしている。応援した男性記者たちも。

 東電の武藤という副社長は企業の社会的な責任を忘れている!

 しかし、どうして「朝日」の記者は「このような荒れた状態」と書くのだろう?

 ようやく、記者の追及が始まっただけのことではないか?

 「荒れた状態」にしたのは質問に答えず、会見を打ち切った東電である。
 「朝日」の記者は、まるで傍観者だ。

 もうひとつ、この記録記事の「中見出し」には恐れ入った。

  ■放射能汚水の来し方と行く末

 まるで方丈記。

 いい加減にしてくれ!

 「日本語を分かっていない」んじゃないか!

Posted by 大沼安史 at 03:56 午前 |

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