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2011-03-28

〔★原発NEWS〕 「アフターヒート(Afterheat)」周知の必要性 米国の科学者が提言・警告 「今後1世紀にわたり、貧しい人々は汚染された土地に住み、汚染された食べ物を食べ、汚染された汚染された家で暮らさなければならない」

 核の専門誌「核科学者報(ブルティン・オブ・アトミック・サイエンティスツ)」に、米プリンストン大学の研究者、ロバート・スコロウさんの「フクシマを思う」という記事が掲載された。 ⇒ http://www.thebulletin.org/web-edition/op-eds/reflections-fukushima-time-to-mourn-to-learn-and-to-teach

 スコロウさんは「アフターヒート(Afterheat)」というコンセプトを、専門家はジャーナリストを教育して周知を図る必要がある、と提言していた。

 「アフターヒート」……辞書には「余熱」とあるが、ふつうの「余熱」であれば、核の科学者たちに教えられないても分かる。

 ここでスコロウさんが言っているのは「フクシマ」が事故後に放射し続ける「核の余熱」のことだ。今度とも続く、放射性物質の放出、汚染のことだ。

 「フクシマ」はこの先も熾(おこり)のように、「アフターヒート(核の余熱)」を発し続けるので、そういう事態の中で、どんなふうに被爆を最小化して生きて行くか、科学者や専門家は、そのための知識の啓発に努めなければならない――というのだ。

 「アフターヒート=核の余熱」は消火できるものではない、ことを。

 We must explain, over and over, the concept of "afterheat," the fire that you can't put out, the generation of heat from fission fragments now and weeks from now and months from now, heat that must be removed.

 そしてスコロウさんは、こうも警告する。

 半減期30年のセシウム137とストロンチウム90という、2つの厄介な核種が今度、至るところで検出されるだろう。「フクシマ」由来のものだ。そしての2つは、今生きている人々の生涯にわたって測定されるものだ。今後1世紀にわたり、貧しい人々は汚染された土地に住み、汚染された食べ物を食べ、汚染された汚染された家で暮らさなければならない。

 Notably, two rogue isotopes with 30-year half-lives, Cesium 137 and Strontium 90, will be found everywhere, both of them unmistakably attributable to the accident. They will be measurable throughout the lifetimes of everyone alive today. Throughout this century, the poor will live on the contaminated land, eat the contaminated food, and live in the contaminated buildings.

 私たちの前には、こういう現実が――未来が、待ち構えているのだ。

 東京の原発問題に詳しい出版人が今朝、こんなメールをくれた。

 「本来なら200キロ圏外に全員、避難しなければならことだ」

 「アフターヒート」……「フクシマ」はまだ序章。悲劇の本編はこれから始まる。

Posted by 大沼安史 at 02:35 午後 |

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