〔エジプトNEWS〕 「ムバラクの反革命」始まる……ムバラク逃亡・抹殺で収拾か?
「ムバラク支持派」とされる武装集団がカイロのタハリール広場に集まった民衆に対し、機関銃による掃射を浴びせ、少なくとも5人が死亡、数百人が負傷した。⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/africa/five-killed-as-egypt-protesters-come-under-fire-2202827.html
カイロ入りしている英紙インディペンデントのロバート・フィスク記者は、この事態を「ムバラクの反革命」と呼んだ。
⇒ http://www.independent.co.uk/opinion/commentators/fisk/robert-fisk-blood-and-fear-in-cairos-streets-as-mubaraks-men-crack-down-on-protests-2202657.html
「ムバラク支持派」の武力行使は凄惨な結果を引き起こし、フィスク記者は、広場から漂う「血の臭い」を嗅げるほどだった、と書いている。
エジプト陸軍はエジプト民衆に発砲せず、と宣言していたが、「ムバラク支持派」による武装攻撃に対し、タハリール広場の民衆を守ろうとしなかった。
今回の「ムバラク支持派」のデモ隊攻撃が、ムバラク政権の指示によるものかどうかは不明だが、この「武力反革命」によって、エジプト情勢は、決定的な段階を迎えた。
エジプトは、ムバラクを処刑する(ムバラク体制を一掃する)、徹底した革命へと向かわざるを得ない。
今後、エジプト情勢が「全面革命」の様相を呈することは、アメリカによって最悪の悪夢である。
オバマ政権はおそらく、ムバラク国外追放=逃亡(による事態の収拾)に向け、強力な圧力をかけるはずだ。
それにムバラクが抵抗すれば――オバマ政権によって(あるいはイスラエルによって)おそらくは、何者かを使った「ムバラク暗殺」が決行されるはずだ。
アメリカにとって、ムバラクの(政治)生命など、ものの数ではない。
ムバラクはそれをちゃんと知っているから、自分からエジプトを脱出するかも知れない。
「ムバラク支持派」の「反革命」は、「エジプト革命」を加速する――それだけのことである。
Posted by 大沼安史 at 07:03 午後 | Permalink

















