« 〔エジプトNEWS〕 女子高生らが「新聞」を発行 当局の締め付けを突破 「言論の自由」を拡大 | トップページ | 空から歌が聴こえる The Year Of The Cat »

2011-02-21

〔いんさいど世界〕 アメリカにブサかわ・セレブ犬が登場!

 日本の人気ナンバーわん犬といえば、秋田犬の「ブサかわ・わさお」君ですね。

 日本ユネスコ協会連盟から、「世界遺産保護・特別大使犬」に任命されたり、映画に主役として出演したり、東京見物で東京タワーを見たり。

 そんな日本の「ブサかわ・いさお」君に負けじと、アメリカにも、新しい、わんちゃんセレブが登場しました。

 名前は「ヒッコリー」。

 ていねいな言い方をすれば「ヒッコリー」ちゃん。
 「君」(くん)ではなく、「ちゃん」。なにしろレディーですから。

 ####

 で、この「ヒッコリー」ちゃん。
  どうしてこの子がアメリカの「NEW・ドッグ・セレブ」なのかというと、伝統の「ウェストミンスター・ケネル・クラブ・ドッグ・ショー」で見事、2011年チャンピオンに選ばれたからなんです。

 ニューヨークで毎年、2月に開かれる、このドッグ・ショーは、わかりやすく言うと、「アメリカの犬の甲子園」(?……えっ、なんだからよく分からないですって――ごもっとも!)。

 全米犬界に君臨するトップ犬を選出する場なんです。

 優勝すれば、ハリウッドのスター並みの超VIPなセレブになれる! 

 全米注目の、凄いドッグショーなんです。

 ####

 で、この「ヒッコリー」ちゃんなんですが、スコティッシュ・テリア……じゃなくて、「スコティッシュ・ディアハウンド」という犬種。

 「ウェストミンスター」はことしで135年にもなる伝統のドッグ・ショーなんですが、スコティッシュ・ディアハウンドって犬種が優勝したのは、初めてことなんだそうです。
 (ちなみに、2010年の優勝犬はスコティッシュ・テリア、2009年はスパニエル、2008年はビーグルでした)

 「スコティッシュ・ディアハウンド」――大体が名前からしてスゴい。

 スコティッシュというのは英国のスコットランドのことですが、「ディアハウンド」ですから。

 ディアとは鹿。鹿をハウンドして(追いかけて)倒しちゃうような犬なんですね。

 ####

 「ウェストミンスター」のコンテストはこの15日に開かれたのですが、「ヒッコリー」ちゃんの優勝が決まった瞬間、カメラマンたちが殺到した。

 その時、女性の飼い主がこう叫んで、カメラマンたちを制したそうです。

 「静かに! この犬、ディアハウンドなのよ!(つまり、あんたたち、下手するとかみ殺されるわよ!)」

 す、すごい女犬がトップ・ドッグになったものですね!
 ま、まるで闘犬の土佐犬!

 ####

 ところで、この「ヒッコリーちゃん」のホームグラウンドは、バージニア州のフリント・ヒルというところの農場。

 そこで彼女、ふだん何をしてるかというと、実際、追っかけ回しているんだそうです。

 ウサギ。そして鹿を。

 彼女、テリアとかチワワといった、かわいらし系じゃないところがいいですね。どちらかといえば、不細工なお顔立ち。でも、よく見ると、かわいい。

 まるで「ブサかわ・わさお」君みたい。

 田舎育ちってところも似ていますね。

 カントリー(田舎)育ちの犬がトップ・ドッグになったってニューヨーク・タイムズに出てましたが、なんか拍手おくりたいような気がします。

 #### 

 で、さっき、ちょっと言いかけた、「ヒッコリーちゃん」のセレブ・フィーバーぶりですが、ニューヨークの摩天楼、エンパイア・ステート・ビルの屋上展望台に立って、おのぼりさんっぽく下界を眺めたりしている(その、晴れのお姿に対して、カメラマンたちが一斉にシャッターを切っている)。

 それから、ニューヨークに「サルディ」って有名な高級レストランがあって、ここで毎年、「ウェストミンスター」の優勝犬に、ステーキをご馳走するならわしなんですが、この優勝ディナーに、「ヒッコリーちゃん」、早速、招待された。

 で、その超一流レストランで、「セレブな女王さまぶり」を発揮して、全米のドッグファンから拍手かっさいを浴びた。

 この「サルディ」は優勝犬に、オウナーシェフ自ら料理したステーキを銀の皿に載せてお出してしているのだけれど――それもオウナー自ら、食べやすいようにナイフで切り分けてお出しするのだけれど、「ヒッコリーさま」(いつの間にか、ちゃん、から、さま、に変わっちゃいましたが……)なんと見向きもしなかった。

 飼い主が「お食べ」といって勧めても食べなかった!

 す、すご。ニューヨークの最高級レストランの最高級のステーキに、よだれも垂らさなかった!

 田舎者のワンコというなかれ! 

 う~ん。気品ありますねえ! さすが女王犬! 気位も高い。

 ふつうなら、ガツガツ食べて、お皿までなめたりするものを、さすが「ヒッコリーさま」、格が違う!

 ####

 で、最高級のステーキを、彼女はなぜ食べなかったのか、その原因追究が始まったわけですが、優勝ディナーに出されたこのステーキ、実は極上牛肉のフィレミニョン。

 「サルディ」では毎年、このフィレミニョンを銀の皿で出す――これがこの店の伝統なんです。

 この伝統が禍した?…………

 そう、「ヒッコリーさま」は「ディアハウンド(鹿狩り犬)」。

 私に向かって牛の肉を食べろだなんて! 鹿の肉を出しなさいって、抗議の意味を込めて、お食事拒否をなされた――なんて見方が出ているそうです。

 ####

 さて、「ヒッコリーさま」、かの「ミス・アメリカ」のように、これから1年間、さまざまイベントに出場したり、セレブ生活に入るわけですが、ニューヨーク証券取引所の始業の鐘を鳴らしたり、すでに多忙の日々。

 「ミッドウェスト航空」って航空会社なんか、特別ボーディングパスと専用席をご用意して、ご旅行の便宜を図るっていうんですから、凄すぎですね(でも、機内食に鹿肉を出さないと、またソッポ向かれるかもしれませんね!)。

 ####

 なんといっても超セレブですから、「ヒッコリーさま」、ハリウッドのスターのように、ひょっとしたら、日本にいらっしゃるかも知れませんね。

 もし、来日することが決まったら、もう、やることは決まってますね。

 カントリー出身のブサかわ同士のご対面。

 男と女。

 ブザかわ同士、一目惚れでラブラブカップルになったりして!

 秋田犬だって、昔は鹿狩り、していたはず。その男らしさに、「ヒッコリーさま」、いっぺんにメロメロになったりして!

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/02/16/sports/16best.html?ref=westminsterkennelclubdogshow

http://www.nytimes.com/2011/02/17/sports/17dog.html?_r=1&ref=dogs 
 
 

Posted by 大沼安史 at 07:17 午後 1.いんさいど世界 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136311/50933807

この記事へのトラックバック一覧です: 〔いんさいど世界〕 アメリカにブサかわ・セレブ犬が登場!: