〔エジプトNEWS〕 ムバラク 即時退陣を拒否 自分の死を自ら宣告 「暴露」脅し(?)で延命図る
ムバラクがオバマが要求した「即時退陣」を拒否した。
ムバラクは、アメリカのTV局にインタビューに答え、「私が今辞めたら、カオス(混沌)が起きる」と述べ、次の総選挙まで居座る考えを示した。
⇒ http://www.guardian.co.uk/world/2011/feb/04/mubarak-stands-fast
ムバラクは見栄を切って言った。「私は逃げ出しはしない。わたしは(エジプトの)土になる」
これについて、英インディペンデントのジョハン・ハリ記者は、こんな見方を示した。
推定250億ドルもの資産(財産)の国外持ち出しと、自分の身の安全を保障してくれる後継者擁立のため、時間稼ぎをしている――と。⇒ http://www.independent.co.uk/opinion/commentators/johann-hari/johann-hari-we-all-helped-suppress-the-egyptians-so-how-do-we-change-2203579.html
ムバラクとしては自分の身を守るために「駆け引き」に出ているのだろうが、アメリカが恐れているのは、エジプトのカオス(混沌)ではない。中東全体――とくに湾岸・石油地帯のカオスを恐れているのだ。
「中東・石油カオス」を回避するためには、アメリカの権力は何でもする。
たとえばエジプト軍にクーデターを起こさせ、ムバラクを殺害する――なんてことも平気でする。
間もなく、オバマ政権はムバラクに対して最後通牒を発するだろう。
オバマ政権はムバラクが拒否することを願っている。
口封じできるからだ。
中東における秘密の全てを――あるいは9・11に関する全ての秘密を。
しかし、この程度のことは、ムバラクにしろ、当然、予測できるはずのもの。
ここから、ひとつ決定的な疑問が湧く。
ムバラクはなぜ、強気でいることができるのか?
僕(大沼)の推理はこうだ。
ムバラクは「俺を追い落としたら、中東・9・11関連のあらゆる機密文書を暴露する」とオバマ政権を脅しているのではないか!
ムバラクは、暗殺された前任のサダトの後継者だ。今回もまた、狡知を尽くし、おのれの延命のためにあらゆる策謀に打って出ることだろう。
ムバラクの「暴露」を封じ込めつつ、ムバラクをどう消すか?――これが今、ホワイトハウス・ラングレー・ペンタゴンが知恵を絞っていることだろう。
Posted by 大沼安史 at 06:35 午後 | Permalink

















