〔ウィキリークス NEWS〕 米空軍 業務PCによる「掲載メディア」へのアクセスを遮断
米空軍は業務パソコンでのウィキリークス開示・米国務省機密電を報じている、ニューヨーク・タイムズやガーディアン、ブログなど25以上のサイトに対するアクセスを遮断した。
ニューヨーク・タイムズが報じた。
⇒ http://www.nytimes.com/2010/12/15/us/15wiki.html?partner=rss&emc=rss
陸軍、海軍、海兵隊は、オバマ政権が出した「読むべからず」ガイドラインを適用、アクセス遮断には踏み込んでいない。
(付記) 「表皮」は剥がれた(けれど)……深層に眠るものは何か?
米空軍は、米軍の中で最大の権力をにぎる存在だ。その権力はミサイル、爆撃機など、主に核兵器の開発・配備の中から生まれて来た。
その空軍の、「突出」した、この行為……。
米空軍は何を恐れているのだろう?
今回、ウィキリークスが 入手した米国務省機密電は、「シークレット(機密)」どまりで、「トップ・シークレット(最高機密)」は含まれていない。
アメリカの軍権力の「秘密」の表層の薄皮が――表皮が一枚、剥がれた程度である。それなのに……。
なぜか?
これは私のカンだが、アメリカ(米軍)の異常なまでのウィキリークス攻撃の背景には、おそらく、あの「9・11」につながる「恐怖症」がある。
だから、「空軍」なのだ。
米軍内で権力闘争を続ける海軍、陸軍、海兵隊は、だから、やや、高見の見物のスタンスなのだ。
もしかしたら、ウィキリークスは、実はすでに米軍の秘密の深層から、「9・11」がらみの、とんでもない(空軍がらみの???)「超機密」を入手しているのかも知れない。
来年の「9・11」10周年に合わせて、暴露しようとしているのかも知れない……。
Posted by 大沼安史 at 04:07 午後 | Permalink