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2010-11-29

〔ウィキリークス開示 米機密電 NEWS〕 米軍の独自インターネット、「シプディス」システムの脆さ、明るみに

  英紙ガーデイアンによると、ウィキリークスが「開示」した米国務省の機密電は、国防総省が運営する独自の秘密インターネット、「シプディス(Sipdis)」を通じて流れたものだ。
http://www.guardian.co.uk/world/2010/nov/28/siprnet-america-stores-secret-cables

 「シプディス(Sipdis)」とは、 Siprnet Distribution の略。この「シプネット(Siprnet)」も Secret Internet Protocol Router Network(秘密インターネット・プロトコル・ルーター・ネットワーク)の頭文字をとった略称だ。

 2001年の「9・11」以降に整備されたもので、ふつうのインターネット回線の「情報サイロ」や「煙突」部分での「傍受」を回避する、米軍の独自のネット回線だ。

 セキュリティーのクリアランスをパスした米政府(軍)の当局者だけが使えるが、パスを発行されているものは300万人を超すオーダーに達している。

 パスワードは150日で更新、トイレなどで席を立つときはログオフなどを義務付けられている。

 以前は不正使用の警報装置がとりつけられていたが、現場からつかいにくいと苦情が出て解除されたという。

 米軍自慢の「保秘インターネット」なわけだが、内部関係者が「公開」する気になれば、かんたんに情報を持ち出すことができる。

 今回のウィキリークスの「開示」はつまり、「シプディス」の脆さを暴き出した事件でもある。

 今回の「漏洩」も、現在、米軍に拘束されている米陸軍特科兵、ブラドレイ・マニング氏の「内部告発」とみられる。

 ガーディアン紙によると、マニング氏は「レディー・ガガ」の音楽ファイルをいったん作成し、それをすべて消去したあと、秘密情報を書き込み、容量1.6ギガバイトのメモリースティックにダウンロードし、持ち出したらしい。

http://www.guardian.co.uk/world/2010/nov/28/siprnet-america-stores-secret-cables

Posted by 大沼安史 at 03:48 午後 |

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