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2010-10-22

〔いんさいど世界〕 ドイツとバングラ 「太陽の男」輝く!

 秋の陽はつるべ落とし……。
 先だって、近所のお肉屋さんで、こんな「冗談」(?)を言って、無理矢理、ウケテてもらいました。

 お店の人:「ずいぶん、日が短くなりましね。もう、真っ暗」
 わたし :「日没時間、去年の今頃より、1時間、速まってるそうですよ」
 お店の人:「えっ…………???!!!」 

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 日没時間がいつもの年より1時間も速まったら、異常気象どころの騒ぎじゃありませんね。地球そのものがヘンになっちゃったわけですから……。

 日没がいつになく早いを感じられるのは、ことしの夏の、太陽ギラギラ、酷暑サマーの記憶がまだ生々しいからでしょう。

 でも、のどもと(?)過ぎればなんとやら……で、太陽が恋しい季節になって来たのも事実。

 なっといっても、お天道様。お日様さまさま――です。

 ……ということで(?)、今回は、お日様――「太陽」のエネルギーに関する話題を2つ。というか、話題の人物を2人、紹介したいと思います。

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 最初は、ほんとうに太陽のような人だった、ドイツ人の話を。

 ヘルマン・シーアさんというドイツの方が今月15日にお亡くなりになりました。「緑の世紀のヒーロー」(米「タイム」誌)と呼ばれた方です。

 「太陽光発電」のパイオニアだった。

 66歳――。早すぎ、というか残念ですね。 
 ⇒ http://www.commondreams.org/headline/2010/10/15-6

 シーアさんはドイツで「再生エネルギー法」(2000年に成立)という法律を(国会議員の仲間たちとともに)つくった方です。

 おかげでドイツの人たちは電力の16%(2500万キロワット。ちなみに日本は700万キロワット)を、太陽光発電など再生可能な発電でまかなうことができている。ドイツは2020年までにこれを「30%」まで高めて行く計画だそうです。

 うち太陽光発電による電力は18ギガワット(180億ワット、1800万キロワット)。石炭火力発電所18個分に相当するそうです。

 シーアさんは「太陽光マニフェスト」という本を書き、「ユーロソーラー(欧州再生エネルギー協会)」の代表として、これまで世界をリードする活動を続けてきました。

 そのシーアさんが、急逝される数週間前のインタビュー (⇒ http://www.democracynow.org/2010/10/15/hermann_scheer_1944_2010_german_lawmaker )で、こんなドイツ語の新語を紹介しています。シーアさんらがつくった言葉です――energethisch(エネルリゲーティッシュ) 。

 energish(エネルギーの) と ethish(倫理の)を合体させてるくった新しい言葉(形容詞)。
 
 英語ではenergethical。(日本語では……「エネ倫理」(の)?!)

 この新しい言葉を紹介したあと、シーアさんは新語をつくった理由をこう説明しています。
 「再生エネルギーに取り組まなければならないのは、(エネルギーの必要な)経済的な理由があるからだけではないのです。わたしたちには、倫理的なマスト(must)がある」と。

 太陽光発電には倫理的な時代の絶対的な要請があると言っている。

 ことしのあの夏の異常な酷暑を思えば……たしかに、その通りですね。

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 もうひとつの太陽光発電をめぐる話題は、バングラデシュのお話。

 あのバングラデシュで太陽発電のパネルの設置(つまり発電)が進んでいるんだそうです。
 ⇒ http://www.democracynow.org/2010/9/17/solar_power_in_bangladesh_used_to

 「グラミン・シャクティ」(そう、グラミンとは、あのグラミン銀行のグラミンですね。ただし、グラミン銀行とは直接関係ありません。シャクティは、「聖なるパワー」の意味)という会社があって、電気が来ていない田舎でソーラーパネルの設置事業を進めている。

 お金のない貧しい人々が相手ですから、融資しての設置。

 1996年から事業をスタートし、これまでなんと50万システム(世帯)の設置を終えているというから驚きですね。

 (バングラデシュは全人口の40%、8500万世帯が電気のない生活をしているそうです)

 「グラミン・シャクティ」では、今後2、3年以内に、実に15倍増の7500万世帯にパネルを設置する目標でいます。

  写真 ⇒ http://www.greenenergybd.com/Illuminating.html

 この「グラミン・シャクティ」の創始者(現経営者)は、ディパル・バウアさんて方です。

 この方、直接的には「グラミン銀行」(貧者に無担保で融資する)と無関係な人ですが、生まれ育った村が「グラミン銀行」発祥の地だったそう。

 社会的な企業とはどんなものか? それがどれだけ社会を変えるものか、目の当たりにして育った世代の人なんですね。

 ソーラーで発電すれば、電気のない家でも電話を使えれば、電灯をつけることができる。

 太陽発電による「村起こし・人起こし」……草の根からビジネスを立ち上げることができる。

 これって素晴らしいことですね。

 バウアさんは、インタビューに答え、こんなことも言っています。

 バングラは標高がきわめて低い国。地球温暖化で海面が上昇したら、一番に水没しなければならない国……だから太陽光発電をしてるんだ、と。

 う~ん、この発言も凄い。

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 ドイツのシーアさんにしろ、バングラのバウアさんにしろ、感心させられるのは、その地位づよいリーダーシップですね。

 まるで太陽のような存在! 「太陽男」!

 日本にも早く、シーアさんやバウアさんのような人が現れてほしいものですね。

Posted by 大沼安史 at 02:35 午後 1.いんさいど世界 |

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