〔写真 NEWS〕 アフガン 「死の谷」のプラトーン(小隊) 米兵たちの寝顔
英紙インディペンデント(電子版)に、米兵の「寝顔」ばかり写した8枚組みの「写真集」が掲載された。
⇒ http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/art/features/combat-fatigue-tim-hetheringtons-intimate-portraits-of-us-soldiers-at-rest-reveal-the-other-side-of-afghanistan-2073877.html?action=Popup&ino=1
アフガン東北部の最激戦地、米兵が「死の谷」と名付けたコレンガル峡谷に投入された米陸軍の小隊の寝顔・寝姿だ。
米誌「ヴァニティー・フェアー」のカメラマン、ティム・ヘザリントン氏が2007年から2008年にかけて、現地で撮影したものだ。同行取材した同誌の記者、セバスチャン・ユンガー氏が記事を書き、「レストレポ」とのタイトルで、来月、出版される。
⇒ http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/art/features/combat-fatigue-tim-hetheringtons-intimate-portraits-of-us-soldiers-at-rest-reveal-the-other-side-of-afghanistan-2073877.html
「レストレポ」とは、小隊の前線基地の名。峡谷に展開する主力部隊から敵の目を逸らすために、設けられた最前線の駐屯地名。
戦死した小隊の衛生兵、ホアンさんの姓(レストレポ)。
子どものような、あどけなくもない、寝顔の兵士たちは、死んだ仲間のためにすすり泣き、アフガンの村人に、どうして子どもたちを巻き添えにしかねないか、説明しようとする、寝顔のように、純なところもある、人間だった……。
兵士よ、眠れ! つかの間の眠りを!
アフガンの「死の谷」で眠りに就かなければならない君たちに、「戦争責任」はない。
Posted by 大沼安史 at 07:03 午前 | Permalink

















