〔重要NEWS〕 ウィキリークス 先に暴露した「アフガン戦争ファイル」の10倍規模の膨大な「新暴露ファイル」を「暗号化」して追加掲載 米軍の攻撃に備え、コピーをネットに分散 非常事態には暗号を解除し、公開に踏み切る構え
ウィキリークスは7月29日、先に暴露した米軍のアフガン戦争機密ファイル「アフガン戦争ダイアリー」に、暗号化した新暴露文書を追加した。
⇒ http://hosted.ap.org/dynamic/stories/A/AFGHANISTAN_WIKILEAKS?SITE=FLTAM&SECTION=HOME
新文書は1.4GB(ギガバイト)で、先の7万件を超す暴露文書の10倍もの規模。ウィキリークスの「アフガン戦争ダイアリー」の末尾に追加されている。
⇒ http://wikileaks.org/wiki/Afghan_War_Diary,_2004-2010
追加された文書は「インシュランス・ファイル(保険ファイル)」というタイトルが付けられている。
これには、ウィキリークスに対する米(軍)の何らかの実力行使(たとえば、代表のジュリアン・アサンジ氏の身柄拘束)、あるいは攻撃(たとえば、サイバー・アタック)に備えたもので、もしそういう事態になれば、暗号を解除して暴露しますよ、との自己防衛、保険つなぎの意味が込められている。
ウィキリークスではこの暗号化した新ファイルを、「クリプトーム」(⇒ http://cryptome.org/0002/wl-diary-mirror.htm )など、世界の連係サイトに分散しており、スウェーデンにサーバーを置いているいわれるウィキリークスが仮に米軍のサイバー攻撃で「機能麻痺」に陥っても、暴露を続けることができる。
米国の国防総省(ペンタゴン)は12日、報道官の会見で、すでに公開ずみのファイルの削除と、暗号化したファイルの返還を求めた。
Posted by 大沼安史 at 05:54 午後 | Permalink
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 〔重要NEWS〕 ウィキリークス 先に暴露した「アフガン戦争ファイル」の10倍規模の膨大な「新暴露ファイル」を「暗号化」して追加掲載 米軍の攻撃に備え、コピーをネットに分散 非常事態には暗号を解除し、公開に踏み切る構え: