« 〔NEWS〕 沖縄タイムス社説 小虫=オキナワを押し潰す怪物「アメリッポン」 | トップページ | 〔いんさいど世界〕 美しすぎるロシア人女性“スパイ” 寒すぎるFBIのアナクロ“捕り物劇” 「コーポレート・エスピオナージ(企業諜報活動)」を誤認の可能性 »

2010-07-01

〔ビデオ NEWS〕 「世界正義を叫べ(Shout Out for Global Justice)!」 トロントG8・20反対集会 ビデオ ヴァンダナ・シヴァ女史、「地球デモクラシー」で反撃を呼びかけ 「和太鼓」を叩いて世界世直しを訴えたのは北米在住のアジア女性ドラマーたち 

 「G8・20」の開催に抗議する、「カナダ人評議会」主催の集会、 「世界正義を叫べ(Shout Out for Global Justice)!」が6月25日、トロント市内で開かれた。
 その模様を全収録したビデオを観た。
⇒ http://rabble.ca/rabbletv/program-guide/2010/06/features/watch-shout-out-global-justice

 ナオミ・クラインさんらが次々に演壇に立ち、「G8・20」を批判した。日本の「マスコミ」が全面的に無視した――たぶん、知りもしなかった、この対抗イベント。
 そのステージで発せられたメッセージは、「新自由主義グローバリゼーション」の仮面を引き剥がすに足る、強烈なものだった。

 発言で印象に残ったものを、いくつか紹介すると――。

 AFL-CLOの副会長、レオ・ジェラルドさんは、カナダ政府がトロントでのセキュリティー確保に、失業対策そっちのけで、なんと20億ドルも投じたことに触れ、「彼らは(セキュリティーに陰に)隠れて出て来ない。われわれを見ようともしない。だからわれわれは、デモ行進するのだ」と語った。

 この発言に呼応して、インドの物理学者で農業エコロジー運動の実践家でもあるヴァンダナ・シヴァ女史が言った。

 「G8・20には、こんなに警察が動員される。同じ国家元首が集まる(ニューヨークの)国連本部にはこんなに警官はいない。それはどうしてか?」
 痛烈な皮肉だった。

 米国(米欧)主導のグローバリゼーションの推進機関として、グローバルな搾取と破壊を進め、世界の民衆の総反撃を受けている「G8・20」の実態をあてこする皮肉だった。

 シヴァ女史は、G20の設計者される、アメリカのローレンス・サマーズについて厳しく批判した。サマーズが世銀のシニア・エコノミストだった1997年当時、「第3世界の命は安い。汚染も輸出できる」といった提案を書いていたことを槍玉に挙げたのだ。

 女史はさらに、グローバリゼーションにさらされるインド農業の悲惨が現状に触れ、モンサントの遺伝子操作種子が進出した場所は、インドで農民の自殺が最も多い場所だと告発した。

 シヴァ女史は最後に、「地球デモクラシー(Earth Democracy)」による世界の民衆による総反撃を呼びかけ、迫力あるスピーチを終えた。

 集会では、北米在住のアジア系女性のドラミング・チーム、RAW( Raging Asian Women=怒れるアジアの女性たち)による「和太鼓」の演奏も披露された。

 RAWは、香港からカナダに移住した中国系の人や、日本人女性らによって結成され、米、カナダで演奏活動を続けているチーム。
RAW ⇒ http://www.ragingasianwomen.ca/index2.html

 グローバリゼーションに反対する、怒れる女性たちの和太鼓の響きが、翌日から、平和的な抗議行動に入る人々を励ましたのだ。

 そう、わたしたち日本の「和太鼓」は、反グローバリズムの躍動を刻む響きになった!

 日本のマスコミの諸君、いまからでも遅くはない。この事実を、日本に伝えよ!

Posted by 大沼安史 at 10:31 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〔ビデオ NEWS〕 「世界正義を叫べ(Shout Out for Global Justice)!」 トロントG8・20反対集会 ビデオ ヴァンダナ・シヴァ女史、「地球デモクラシー」で反撃を呼びかけ 「和太鼓」を叩いて世界世直しを訴えたのは北米在住のアジア女性ドラマーたち :