〔NEWS〕 「イラク・ヘリ掃射ビデオ」漏洩などの容疑で米陸軍特科兵、ブラッドレイ・マニングさんを訴追
英紙デイリー・テレグラフ紙によると、米軍当局はバグダッド郊外の基地配備の陸軍特科兵、ブラッドレイ・マニングさん(22歳)を、諜報法など8つの連邦法令違反の容疑で訴追しようとしていることが分かった。
マニングさんに対する容疑には、2007年、バクダッド郊外で起きた、米軍アパッチ・ヘリによる機関砲掃射住民虐殺ビデオを「ウィキリークス」に漏洩した疑いのほか、15万点の機密電・機密報告を不法に取得した疑いが含まれているという。
「ウィクリークス」ではマニングさんのために弁護団を結成するとしているが、マニングさんがかりに漏洩した当事者だとしても、その行為は、「ペンタゴン文書」のダニエル・エルズバーグ博士の場合と同じく、知る権利と擁護したものとして賞賛されねばならない。
Posted by 大沼安史 at 09:31 午前 | Permalink