〔重要NEWS〕 ファルージャ ヒロシマを上回る後遺症 白血病38倍増 米海兵隊 ウラニウム新兵器を使用か?
米海兵隊が2004年に猛攻撃を行い、瓦礫の山と化したイラクの都市、ファルージャで、遺伝子変異物質に被爆したことで起きる後遺症が多発していることが、英アルスター大学の研究者と地元医師らの調査で分かった。インディペンデント紙のパトリック・コバーン記者が報じた。
⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/toxic-legacy-of-us-assault-on-fallujah-worse-than-hiroshima-2034065.html
疫学調査はことし1、2月、アルスター大学のクリス・バスビー客員教授と、地元イラク人医師11人のチームで行われ、711家族、4800人を診察した。
その結果、米海兵隊の攻撃後、白血病を発症した人は、以前の38倍にも達した。また、乳がん患者も10倍増。
発症したがんのタイプは、「ヒロシマ(の被爆者)に似ている」という。
とくに白血病の38倍増は、ヒロシマの「17倍増」をはるかに上回るもの。
また、ヒロシマで起きたのと同じ、新生児の男子が激減する(18%減)現象も確認された。
バスビー氏は、米海兵隊がどんな兵器を使用したか特定できないが、何らかのタイプのウラニウム(兵器)が使用され、それによって後遺症被害が出ているものと見ている。「私の推察では、彼らは建物を破壊し、中に居る住民を殺す新兵器を使ったようです」
海兵隊はファルージャ攻撃で白燐弾を使用(当初、否定したいたが、その後、認める)、さらには貫通能力の高い劣化ウラン弾を使用した疑いが持たれている。しかし、この劣化ウラン弾はすでに知られたもの。バスビー氏があえて「新兵器」使用の疑いを提起した意味は大きい。
海兵隊はウラニウムを使った、劣化ウラン弾以外の新兵器をひそかに使用したのではないか?
調査によれば、ファルージャでは乳児死亡率も1000人あたり80人(エジプト同17人)に達しているという。
そして、なんと、頭をふたつ持つ女の子も誕生しているそう。
コバーン記者のレポートには、被害者の写真も添えられており、ファルージャの被害が異常なものであることを告発している。
日本政府が沖縄の辺野古の海を殺してまで代替飛行場をつくる米海兵隊の、このおぞましき所業よ。
「ヒロシマの日」を前に、「イラク戦争」を支持したものどもは懺悔すべきである。
Posted by 大沼安史 at 07:40 午前 | Permalink
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受信: 2010/07/26 20:30:41