〔NEWS〕 怒りの島、沖縄 「琉球新報」が「鳩山首相は米政府、外務・防衛官僚の言い分を無批判に受け入れるな!」社説
鳩山首相が沖縄入りし、「沖縄の皆さまに負担をお願いしなければならない」「(国外移転の可能性について)抑止力の観点から難しく、現実的には不可能だ」と、「基地の島」の人々に「屈服」を迫った。
琉球新報が社説で、静かな怒りをみなぎらせ、本土の首相を、本土の政府を手厳しく批判した。「首相来県 民意傾聴し「県内」断念を 新基地建設しては禍根残す」(5日付)
⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-161672-storytopic-11.html
首相が「ニシキの御旗」に掲げる「抑止力」について、「社説」は以下のように、その虚妄を真っ直ぐ衝いた。
―― そもそも、普天間飛行場、もしくは代替基地を沖縄に置き続けることが「抑止力」になるという発想自体、極めて疑わしい。普天間飛行場の面積は嘉手納飛行場の4分の1弱で、十数機の固定翼機と三十数機のヘリコプターが常駐しているとされる。
これらの航空機は訓練などでたびたび国外に派遣されており、実質的に飛行場がもぬけの殻同然になる場合も少なくない。そのような基地がどうして抑止力として機能し得るのか。政府側から納得のいく説明は一切なされていない。
首相は、米政府や外務・防衛官僚の言い分を無批判に受け入れる前に、普天間飛行場が存在する意味をじっくりと考えるべきだ。――
琉球新報の主張は、実にまっとうである。対する、鳩山首相の――日本政府の、この恐るべき無責任と節操のなさよ。
戦時中、戦後、復帰後……そして今回。「皇軍」が、「占領米軍」が、「同盟米軍」が、沖縄を「基地の島」として、いいように使って来た。
「皇軍」「米軍」「本土政府」の側には、何の「抑止力」も働かなかった。何の自制心もなく、「自決」を、「犠牲」を、「提供」を、沖縄に強い続けて来た。
鳩山首相は琉球新報のいうとおり、沖縄の民の意志に耳を傾けるべきである。
「米軍の皆さまに(国外退去という)負担をお願いしなければらない」と言い出せない「抑止力」の呪縛から、自らを解き放て!
どうしても「抑止力の観点」にこだわるというなら、「努力」を「抑止」せず、「現実的に可能な」道をあくまで追求せよ!
Posted by 大沼安史 at 01:17 午後 | Permalink

















