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2010-05-31

〔NEWS〕 沖縄タイムズが社説で指摘 「抑止」「地理的優位性」など「まやかし」に過ぎない  平野・岡田・北沢・石破氏は自分の「地元に誘致」せよ!

 沖縄タイムスの社説(電子版、30日掲載)、[安保の歪み]解消されない不公平 県民に「悔しい思い」を読んで、教えられた。その通りだと思った。鳩山退陣など「政局」問題へのすり替えを図る在京大手メディアとの、この、あまりにも大きな違い!
⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-30_6895/

 書き出しは、「鳩山由紀夫首相が迷走したことで、日米同盟のいびつな姿がより鮮明にあぶり出された。
 結局、すべてがNIMBY(Not In My Backyard=ニンビー)である。自分の家の裏庭はやめてくれ、という考え方だ。多くの政治家が「安保は大事だ」と言うが、負担については口をつぐむ。
 「抑止力」「地理的優位性」という検証不可能な言葉を隠れみのにしながら、現状維持にしがみつこうとする。」

 社説の核心部分は;

 「まず海兵隊の体制、任務、活動について「学べば学ぶほど」沖縄でなくてもいいことに気付く。いま現在、沖縄から1600人の海兵隊員がイラク、アフガンなど対テロ戦争に派遣されている。

 残る部隊はタイ、フィリピン、韓国、オーストラリアなど同盟国と共同訓練するために遠征している。6カ月のローテーションで米本国から派遣され、長崎県佐世保に配備されている強襲揚陸艦に乗船して巡回している。

 今年は2月にタイでの共同訓練があり、グアムで訓練した4月にかけて、普天間に残っていたヘリコプターはたったの2機しかいなかった(宜野湾市の目視調査)。

 この状況を知れば、「抑止」とか「地理的優位性」という言葉がまやかしであることが分かるはずだ。」

 そして痛烈な批判!

 「中東や中央アジアへ展開するなら米本国から直接派遣すればいい。船がある長崎を軸に沖縄までの距離で円を描くと、九州全域はもとより平野博文官房長官の大阪府、岡田克也外相の三重県、北沢俊美防衛相の長野県のいずれも移転地になり得る。元防衛大臣で自民党の石破茂氏の鳥取県あたりも北朝鮮をにらむにはナイスロケーションだ。」

 平野氏も岡田氏も北沢氏も石破氏も、そんなに海兵隊の抑止力が大事なら、海兵隊飛行場の「地元誘致」に踏み切るべきだろう。 

Posted by 大沼安史 at 07:10 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 海兵隊 エリック上等兵(19歳) アフガンに死す この母の嘆きを見よ!

 
 英紙インディペンデント(電子版、5月27日付け)に、米国のアーリントン墓地で、最愛の息子の死を嘆く母の写真が掲載された。
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/the-past-seven-days-in-photographs-806086.html

 母、モニカさん。息子、海兵隊上等兵、エリック君(19歳)。

 ことし2月21日、アフガン南部で戦死した。
 ワシントン州レッドモンド出身。

 シアトル・タイムズに訃報が出ていた。⇒ http://seattletimes.nwsource.com/html/obituaries/2011166638_redmondmarine24m.html

 写真も載っていた。ハンサムなエリック。

 4代目の海兵。
 父親のスティーブンさんは、言った。卒業した高校の貧しい生徒のため、毎年必ず学用品をプレゼントする、やさしい息子だった、と。

 エリックさんのような若い海兵を、これ以上、死地に追いやってはいけない。
 
 アフガン反戦は米兵とその家族のためにも、これ以上続けてはならない。

 きょう、31日は、米国の戦没将兵追悼記念日、Memorial Day、メモリアルデー。

Posted by 大沼安史 at 06:12 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕  イラク・アフガン戦争 戦費「1兆ドル」を突破

 イラク・アフガン戦争の戦費が5月30日に「1兆ドル」を突破したそうだ。
⇒ http://rethinkafghanistan.com/

 人殺しと破壊の戦争に「1兆ドル」!

 それだけあれば、ほかにもっといいこと、できるのに。

 「フェースブック」に「1兆ドル」でできたことコーナーができた。
⇒ http://apps.facebook.com/onetrillion/

 アフガンの働き手全員を一年間雇っても、たったの120億ドル!

 「新・アポロ計画」をやり遂げても、たったの1700億ドル!

 米国の最長戦争、イラク・アフガン戦争は、この調子だとまだまだ続いてゆく。

 「1兆ドル」――それでだれが儲けているのか? 

 学生100万人の年間奨学金で。わずか79億ドル!
 
 100万人の年間医療費で、わずか34億ドル!

 この「不条理」のなかに「日本」も「沖縄」も組み込まれている。

Posted by 大沼安史 at 05:31 午後 | | トラックバック (0)

2010-05-24

〔コラム 机の上の空〕 沖縄は死者も眠れず

 鳩山首相が沖縄に「辺野古」への回帰を通告した。地元紙の沖縄タイムズが社説を掲げた。痛烈な見出しだった。「怒 怒 怒 怒 怒・・・」
 ⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-24_6712/

 首相が県庁で仲井知事と面談中、県議会議員らは議会棟前で座り込みした。市民団体の抗議が響き、「怒」と書かれたプラカードが沿道を埋めた。

           ●@JAPAN@USA○

 「日米安保」とは、沖縄の集団安全を破壊するものであることが、またもや確証された。安全を保障するどころか、生活を破壊する「危険保障条約」。

 沖縄は「沖縄戦」、「本土復帰」に続き、またしても「捨石」にされた。

 沖縄は、アメリカに「売り渡された」のではない。日本によって、アメリカに「買い捨て」されたのだ。それが「返還」であり、「密約」であり、今回の「普天間」だった。

 日本の権力の恥ずかしい姿をあらわにしてみせた今回の「普天間」問題。

 沖縄への軍事的集中豪雨など気にもとめず、戦後早速、「アメリカの軍事の傘」に入って、顔色をうかがいながら「袖の下」を使い続けて来た、戦前以来の日本の「ゾンビ権力」!

 「アメリカ」の陰にかくれ、沖縄を「買い渡し」て来た、主権もモラルもない、「元・神の国」の、このなんとも無様な姿よ!

           ●@JAPAN@USA○

 沖縄・伊江島で米軍(海兵隊)の農地の強制収用と戦い続けた阿波根昌鴻(あはごん・しょうこう 1902~2002年)さんは、「耳より上に手を上げない」をモットーに、島の農民の反対運動の先頭に立った人だ。
 (岩波新書『米軍と農民-沖縄伊江島』『命こそ宝-沖縄反戦の心』参照) ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E6%B3%A2%E6%A0%B9%E6%98%8C%E9%B4%BB
 
 阿波根さんはその『命こそ宝』の中で、こう言っている。
 「……わしらの闘いを非暴力直接行動というようないい方をしてくれる人がおる。わしらはそういうものかとも思ったが、だが、わしらの闘いの基本は、何より相手のことを考える闘いということだったのであります」

 相手のことを考える闘い?……

 そう、阿波根さんにとって、その命をかけた米軍に対する反対運動とは、相手の米軍のことも考える闘いだった!

 「だから米軍に対して、わしはあなた方の国が滅ぶのは好まんからね、基地は自分の国にもってかえりなさい、他人の国に基地をおいて戦争準備をしていると、戦前の日本みたいに滅んでしまうよ、やめなさい、そういったのでありました」

           ●@JAPAN@USA○

 阿波根さんは沖縄戦でひとり息子を亡くした人だ。当時を思い返すと「気絶」するほどの悲しみを背負って生き続け、闘い続けた人だ。

 米軍の土地の強制収用で、餓死者も出た伊江島。模擬原爆投下を含む米軍の訓練で、草刈中の農民が殺された伊江島。

 オキナワの悲劇を集約的に表現する伊江島から、阿波根さんは相手の米軍さえも思いつつ、「ヌチドゥタカラ(命こそ宝)」と訴えたのだ。

 このモラルの高みこそ、「9条」のある平和憲法をもとに、戦後日本が歩み出した出発点ではなかったか!  

           ●@JAPAN@USA○

 米軍基地の島・沖縄は、沖縄戦の慰霊の島だ。沖縄戦の語り部でもある大田昌秀氏(元沖縄県知事)は、こう書いている。

 「彼ら(政府や一部政・財界人をはじめ軍事専門家や自衛隊首脳の中)は、沖縄戦で犠牲になった二十数万人におよび人間のおびたただしい死について、ほとんど苦にもしなければ考えようともしないようです」
 
 そして、「死者たちは、いまも眠れずにいるのです」とも。〔『死者たちは、いまだ眠れず』(新泉社)より〕

 沖縄の死者は、阿波根昌鴻さんを含め、島の米軍占領継続という現実に心やすまらず、生者の「怒 怒 怒 怒 怒・・・」の声を耳にしながら、いまだ眠れずにいるのである。

Posted by 大沼安史 at 07:32 午後 3.コラム机の上の空 | | トラックバック (1)

2010-05-20

〔ビデオ NEWS〕  9・11のブッシュ 

 「9・11」をめぐる疑惑は時間の経過とともに、むしろその構図をますます際立たせて、結晶化している。
 米ネット・メディア、NewsFocus はこのほど、9・11のブッシュの映像・音声記録をまとめたビデオを公表した。
⇒ http://vimeo.com/11747687

 WTCへ最初のハイジャック機が突入するシーンを、まだテレビが報じる前に「見た」と、二度も言明したブッシュ!

 

 

Posted by 大沼安史 at 05:59 午後 | | トラックバック (0)

2010-05-19

〔NEWS〕 イスラエル、チョムスキー氏の入国を拒否 

 イスラエルは16日、西岸ラマラのビーア・ザイト大学での講義のためにヨルダン国境を通過しようとした、米国の平和運動家、ノーム・チョムスキー氏(言語学者)の入国を拒否した。

 ⇒ http://www.haaretz.com/news/national/noam-chomsky-denied-entry-into-israel-and-west-bank-1.290701

Posted by 大沼安史 at 05:57 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 エルヴィス・コステロ イスラエル公演をキャンセル パレスチナ人と連帯

 英国のミュージシャン(シンガー・ソングライター)、エルヴィス・コステロ氏が6月末から、イスラエル国内で開催することになっていた2回の公演をキャンセルした。
公式HP⇒ http://www.elviscostello.com/news/it-is-after-considerable-contemplation/44
 英紙ガーディアン報道 ⇒ http://www.guardian.co.uk/music/2010/may/18/elvis-costello-cancels-israel-concerts

 公式サイトでコステロ氏は、「コンサートの予定表に自分の名前を付け加えるだけのことが、歌われる以上の反響を広げ、罪もない人々の苦悩を感受しない政治的な行為と解釈される場合がある」「これは私の本能と良心の問題だ」と公演中止の決断理由を書いている。
 
 コステロ氏はまた、「私は、こうしたことを書かないですむよりよい時代をイマジンすることができる」と、イスラエルでコンサートができる平和の日が到来する希望を語った。

 イスラエル右翼政権による強硬策に抗議し、すでに米国のジャズ・ミュージシャン、ギル・スコット・ヘロン、バンドのサンタナも、公演を拒否している。

  コステロ氏のWiki ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD

Posted by 大沼安史 at 05:47 午後 | | トラックバック (0)

2010-05-18

〔NEWS〕 南極調査捕鯨に沿岸捕鯨基地が反発 ニューヨーク・タイムズが「鮎川発」レポート

 ニューヨーク・タイムズ(電子版)は15日、日本の伝統鯨文化を支える沿岸捕鯨基地、宮城県の「鮎川発」のレポートを報じた。
 ⇒ http://www.nytimes.com/2010/05/16/world/asia/16whaling.html?hpw=&pagewanted=all

 「日の丸捕鯨」といえば、政府=水産庁主導の「鯨研」による「南氷洋・調査捕鯨」が頭に浮かぶが、これと一緒くたにされてならないのが、鮎川などに伝わる、日本の沿岸捕鯨の伝統。

 マーティン・ファクラー特派員によるレポートは、この点について「(鮎川の)地元の人々は今、長い間続いて来たタブーを破り、政府の南氷洋での捕鯨に対し、反対の声を上げている。南氷洋の捕鯨により、より限定された地元の捕鯨まで国際的な非難を浴びている」と指摘、巻き添えを食いかねない沿岸捕鯨の地元の声を伝えている。

 レポートには石巻市議の 石森市雄氏も登場し、「南極の海の調査捕鯨は、捕鯨文化を守るものではない」と批判。

 捕鯨問題に詳しい、東北大学、石井敦教授の、「調査捕鯨は科学と文化を守っていると主張しているが、実は官僚の自己利益を守っているだけだ」との、霞ヶ関に対する厳しい指摘も紹介されている。

 ファクラー記者は南氷洋調査捕鯨が「少なくとも5人の高級官僚に鯨研での役職を提供、そのうちの1人には年間13万ドルもの給与を支払っており、また(捕鯨船団を運行する)共同船舶も元官僚を1人、雇っている」と暴露し、調査捕鯨が農水省(水産庁)の「天下り」先となっている事実を明らかにした。

 中央の高級官僚の天下りの役には立っても、伝統の鯨文化を守り続けて来た沿岸捕鯨の町には何の恩恵ももたらしていない、この現実。

 ファクラー記者のレポートには、鮎川の港で、象牙のような鯨の歯細工の工芸品を売る、チジマツ・ユキタカさん(82歳)の「南極の捕鯨はこの町の何の助けにもなっていない」という声も紹介されている。

 国際捕鯨委員会(IWC)では、現行の南氷洋での調査捕鯨を段階的に縮小し、代わりに沿岸捕鯨を認める議長・副議長提案をたたき台に検討が進んでおり、来月、モロッコで開かれる総会で結論が出来る見通しだ。

 同提案は、日本の沿岸捕鯨として、鮎川と、網走(北海道)、和田(千葉県)、太地(和歌山県)の4ヵ所を挙げている。  ⇒  http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2010042302000223.html?ref=mnrk

Posted by 大沼安史 at 10:16 午前 | | トラックバック (0)

2010-05-16

〔NEWS〕 UCLA 戦時中の強制収容で学業を中断された日系の元学生に名誉学士号を授与

 米カリフォリニア州立大学ロサンゼルス校で15日、名誉学士号の授与式が行われた。

 ジーン・ブロック学長から名誉学士号が手渡されたのは、太平洋戦争開始時点で、同校に学生として在籍、その後、強制収容所に移され、学業を中途で断念しなければならなかった、48人の日系人(一部の人はすでに死去)。

 カリフォルニア州立大学の理事会が昨年、決定し、シュワ知事が承認していた名誉回復措置。

 晴れの授与式に臨んだ元学生の日系人たちは、90歳前後の高齢で、杖をついたり、車椅子に乗って式に臨んだ人もいたそうだ。

 在校生手作りのリボン、花輪、ローブをまとい、学帽をかぶった日系人たちの名前をブロック学長が読み上げるたびに、出席した親族。関係者から歓声が上がったそうだ。

 授与者を代表してスピーチに立ったのは、フミオ・ロバート・ナカさん(86歳)。マンザナ収容所を出たあと、ハーバードで博士号を取得、レーダー研究で実績を挙げた人だ。

 ⇒ http://www.latimes.com/news/local/la-me-honorary-degree-20100516,0,404762.story

Posted by 大沼安史 at 04:38 午後 | | トラックバック (0)

2010-05-15

〔NEWS〕 沖縄タイムズ社説 「終わらない戦後を沖縄に負わせるな」

 沖縄タイムズの15日付の社説、「[復帰38年]沖縄の終わらない戦後」を読んで、考えさせられた。
 そうなのだ。沖縄では、戦後は終わっていないのだ。戦後が終わっていないどころか、戦時中がなお続いている。
⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-15_6497/

 タイムズの社説は、大宜味村出身の金城健一さん(65)の「声」を取り上げている。金城さんは1962年、全国高校弁論大会に参加し、最優秀賞を受賞した人だ。「米国統治下の沖縄の現実をほとんど知らない本土の人たちの前で、切々と復帰を訴えた」人だ。

 その金城さんが今、こう言っている、という。「歴代の総理の中で県外移設を言ったのは鳩山首相が初めてでしょ。鳩山をつぶしたくないんですよ」

 そう、その点ではたしかに鳩山は立派だ。エライのだ。勇気を振り絞って、少なくとも、そこまでは言い切ったのだから。

 金城さんは、この期に及んで、なぜ鳩山首相を気にかけるか?

 タイムズ社説はこう述べる。「県民がこの期に及んでもなお、鳩山由紀夫首相にいちるの望みを抱くのは、過去の政治が基地維持政策に終始し、負担軽減に真剣に取り組んでこなかったからだ」

 鳩山以前の歴代首相(歴代政権)はそろいもそろって、沖縄のことなど、気にもかけなかったのだ。少なくとも本気で、沖縄の米軍基地の「移転」を語った首相は一人もいなかった。本土政権のなんたる怠慢、なんたる無責任よ。

 ことしは「60年(新)安保50周年」。「沖縄」と「安保」を結合し、日米安保破棄を通告する、絶好の機会である。

 タイムズ紙社説は言う 

 いつまでも「終わりのない戦後」を沖縄県民に負わせてはいけない。

 それは「本土」も同じだ。

 「日米安保」を持続し、いつまでも「終わりのない戦後」を、日本国民に負わせてはいけない。

Posted by 大沼安史 at 06:24 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 「核削減」をのませる「飴玉」 オバマ 「ニューSTART」と引き換えに800億ドルの核兵器近代化予算を提案

 オバマがプラハで大見得を切った「核軍縮」は、やはり道化師の幻術だった。核の軍産複合体においしい「核の飴玉」をしゃぶらせることでしか、「実現」し得ないものだった。⇒ http://www.reuters.com/article/idUSTRE64C5KP20100513

  
 あの、発効から7年以内に両国の戦略核弾頭の「配備」数をそれぞれ「1550」に制限する、という対露「ニューSTART条約」。⇒   http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2010/04/post-fa60.html

 それを米上院に批准させるため、オバマが用意した「飴玉」は、800億ドルの核兵器近代化の予算だった。

 核の近代化に800億ドル、くれてやるから、「ニューSTART」認めてくれ!

 ロイター電によれば、この「800億ドル」のほか、「1000億ドル」の、核兵器の運搬システムへの投資がすでに決まっているそうだ。

 核軍縮のために核の飴玉(ニュークリア・スイートナー)をしゃぶらせる……いつものパターンが復活した!

Posted by 大沼安史 at 05:52 午後 | | トラックバック (0)

2010-05-14

〔NEWS〕 琉球新報 社説で「嘉手納も撤去論議」を提起 「普天間」問題、拡大の様相

 琉球新報が14日、「米軍実弾訓練 危険な嘉手納も撤去論議を」と題する社説を掲げた。
⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-162054-storytopic-11.html

 それによると、「住宅密集地の上空で耳をつんざく爆音を轟(とどろ)かせ、恐怖を振りまく訓練が、米軍嘉手納飛行場周辺で連日、繰り返されている」
 「訓練は常駐機だけでなく、米海兵隊岩国基地(山口県)所属のFA18戦闘攻撃機など「外来米軍機」が沖縄に飛来し、県民の頭上で暴れまくっている」――のだそうだ。

 そして、「しかも、住宅密集地にある嘉手納で危険なクラスター爆弾を使った実弾訓練が実施されているという」。

 嘉手納でなんとクラスター爆弾を使った実弾訓練! 「12日は訓練中に不具合を起こした戦闘機が緊急着陸し、騒然とする様子も確認されている」そうだ。

 「問題がより深刻なのはクラスター爆弾の使用の有無すら外務省沖縄事務所が「承知していない」(久野和博副所長)ということだ。
 取材を受け初めて「米軍に確認を進めたい」(同)と動く。県民の命を軽視する、あまりに無責任な対応ではないか」

 何のための外務省、何のための沖縄事務所か?

 「日米安保条約を盾に、米軍は深夜未明の離着陸を強行し、住宅密集地上空で国際的に禁止される無差別大量殺害兵器の訓練を実施する。
 命を守るはずの安保が県民の命を脅かす。そんな「安保の暴挙」が、沖縄ではいつまで続くのか」

 「返還・移転問題が政局を揺るがす「普天間」のみならず、嘉手納飛行場も「世界一危険な基地」にほかならない。撤去を論議したい」

 「普天間」に続き、「嘉手納」も、撤去の焦点となって来たわけだが、「安保の暴挙」とは、それにしても本質を突いた表現ではある。

 日米安保は米軍が日本(及び沖縄)の安全を保障するものではなく、安全を、生活を破壊するものである。

Posted by 大沼安史 at 06:42 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 アフガン米軍 タリバンでないと証明できないアフガン人をその場で処刑 シーモア・ハーシュ氏が告発

 米国の調査ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏がこのほど(4月24日)、ジュネーブで開かれた「グローバル調査報道ジャーナリスト会議」で、アフガン米軍がタリバンではないと証明できないアフガン人を、その場(戦場)で処刑している事実を暴露、告発した。

 米軍当局は前線の兵士に対し、捕まえたアフガン人がタリバンかどうか、1~2日以内に決定し、タリバンではないと分かったら釈放せよ、と命令しているそうだ。

 ハーシュ氏は異なる5、6人の関係者から、これは(タリバンではないと証明されたかったアフガン人の)現場での処刑を意味するという。

⇒ http://www.michaelmoore.com/words/must-read/seymour-hersh-battlefield-executions-us-military-afghanistan

Posted by 大沼安史 at 06:20 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 「アフガン」マーケット、米軍産複合体の最大の「市場」に 初めて「イラク」を抜く

 「アフガニスタン戦争」という米軍産複合体の「戦争プロジェクト」が、この2月、支出ベースで初めて「イラク戦争」を上回った。
 米紙・USAツデーが報じた。⇒ http://www.usatoday.com/news/world/afghanistan/2010-05-12-afghan_N.htm?csp=34

 「戦争の家」こと、ペンタゴン(米国防総省)のアフガン戦争での支出は、戦線のパキスタンへの拡大、兵士の増派により、この2月、67億ドルに達した。対するイラクでの戦費は、同月、55億ドル。

 アフガンとイランの米軍の支出比は2008年が3対1、2009年は2対1近くと、その差は縮まっていたが、2月に初めて逆転した。

 アメリカの軍産複合体にとって、アフガンはイラクに続く「特需」になった。
 「テロとの戦い」の“美名”の下、アメリカの防衛産業のために流れされた、おびただしい人のいのちの血潮よ!

Posted by 大沼安史 at 06:05 午後 | | トラックバック (0)

2010-05-12

〔NEWS〕  琉球新報が社説、「米は平身低頭して謝り、沖縄の声に耳を傾けよ」

 民衆とともに歩むジャーナリズムの論説は力強い。琉球新報の12日付けの社説を読んで、またもそう思った。

 ストレートな批判。また一枚、目からウロコが落ちた。普天間基地問題は、米国のモラル(のなさ)の問題でもあることに気付かされた。
 ⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-161935-storytopic-11.html 

 普天間問題の源流にあるのは、少女に対する暴行事件と大学構内へのヘリ墜落という「社会常識に照らせば、米側は平身低頭して謝り、沖縄の人々の『異議申し立て』に誠実に耳を傾けなければならないはず」の事件・事件だった。

 「惨事の加害者はどちらも米側である」

 「一般社会で事件や事故が起きると、加害者は被害者に頭を下げ、過失や罪をわびる。被害の程度が大きい場合はわびても済まず、一定の罪を償う。それが主権国家にほぼ共通した被害者と加害者の関係であ」るはずなのに、「日米交渉となると、その常識が通用しない」

 それどころか「ヘリ基地機能の移設先をめぐり、米側が厳しい条件を突き付けてくる。これに日本政府がたじろぎ、まともに言い返せないという構図である」

 「それはおかしい。どうして鳩山由紀夫首相は『問題を大きくしたのはあなたたちですよ。少しは自覚しているのですか』」と、ただせないのだろうか」

 少女に対する集団レイプ。大学のキャンパスへの「墜落テロ」――自らを律する抑止力なき米軍の、このモラルなき、モンストラス(怪物的)な加害者ぶりよ!

 米軍は、(日本の一部である)「沖縄」を(安保条約に違反し?!)守ってはいないのである!   

Posted by 大沼安史 at 10:14 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 「ハトヤマは意気地なしで卑しむべきだが、米政府の傲慢さはさらに遺憾だ」 チャルマーズ・ジョンソン氏が米軍基地問題で沖縄民衆との連帯を表明

 ジャパノロジストであり、米国の軍事世界帝国化に対する厳しい批判者でもある国際的に有名な政治学者のチャルマーズ・ジョンソン氏が6日付のロサンゼルス・タイムズ紙に論評を寄せ、米軍基地に反対する沖縄民衆との連帯を表明した。
 英文記事と日本語訳 ⇒ http://closethebase.org/2010/05/06/chalmers-johnsons-op-ed-in-the-la-times/ (このブログの訳は上記日本語訳ではなく、拙訳です)

 「沖縄戦、再び(Another battle of Okinawa)」と題した同紙オピニオン欄への寄稿は、「アメリカのわれわれが沖縄に植え込んだ歴史ほど悲しいものはない」と、悲惨な沖縄戦以降の沖縄の戦後史を振り返り、普天間移設問題の経緯を紹介した上で、
 「ハトヤマは意気地なしで卑しむべきだが、日本人をこの深い屈辱の袋小路に追い込んだ米政府の傲慢さはさらに遺憾である」と批判。
 
  I find Hatoyama’s behavior craven and despicable, but I deplore even more the U.S. government’s arrogance in forcing the Japanese to this deeply humiliating impasse.

 アメリカは「高飛車な態度をやめ(馬から下りて)」、普天間の海兵隊を、同氏がその近くに住む米カリフォルニア州サンジエゴのペンドルトン基地など米本土に戻し、この65年間の沖縄の人々の辛抱に感謝するよう、強く求めた。

 世界的に名高い政治学者で、著書『通産省』で知日派としても知られるチャルマーズ・ジョンソン氏が、「沖縄米軍基地にNO」を突きつけた意味は小さなものではない。
 よくぞ書いてくれた、と思う。
 

Posted by 大沼安史 at 09:31 午後 | | トラックバック (0)

2010-05-11

〔NEWS〕 これぞ未曾有1? 麻生政権、「交換公文」でアフリカ・ジブチに軍事基地を“無条約”、「国民の同意」なしにゲット!  

 あの未曾有(ゆう)な麻生政権下の昨年4月、日本政府はアフリカのジブチ共和国から、国会の批准を必要としない「交換公文(書簡)」を抜け道に使い、軍事基地を設置する合意を取り付けていた!

 外務省HPで、遅まきながら「交換公文」に目を通し、「こんなことも知らなかったんだ」と、いやな気分になった。
 ⇒ http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/pirate/djibouti.html

 当時の中曽根外務大臣が署名した「日本の自衛隊等の地位に関する交換公文」には、こう明記されている。(ゴシック強調は大沼)

 14 部隊(自衛隊のこと)、海上保安庁及び連絡事務所は、ジブチ共和国政府の事前の許可を得て、活動及びこの取極び効果的な実施のための必要に応じ、施設を建造し、改造し、又はその他の方法によりこれを変更することが認められる。

 ここでいう「施設」について「交換公文」は、こう定義する。

 「施設」とは、活動のため又はこの取極っび効果的な実施のため、部隊、海上保安庁、連絡事務所又は要因が必要とするすべての建物、居住施設及び土地をいう。

 「施設」は(新)日米安保条約にも出て来るもので、要は「軍事基地」の意味。

 先のブログ( http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2010/05/post-85f9.html )でも述べたように、日本はこんな外務大臣署名の「公式な手紙の交換」の交換で、条約を結ばず、国会の審議も承認(批准)も経ないで、アフリカの角の一角に軍事基地を置こうとしている!

 国民(国会)の「同意」なしに……これはとんでもないことではないか!
 いつもの裏交渉だよ、と笑って見過ごすわけにはいかない。
 

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2010-05-09

〔いんさいど世界〕 「長崎の鐘」はきょうも鳴る、「ピース・フロム・ナガサキ」  

 
 ニューヨークの国連本部で開かれている「核不拡散条約(NPT)再検討会議」で7日、ナガサキの被爆者、谷口稜曄(すみてる)さん(81歳)が被爆体験を語った。
 長崎新聞 ⇒ http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100509/02.shtml
 中国新聞 ⇒ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201005090018.html

 谷口さんは各国政府代表や国連職員ら約300人を前に、13分間、スピーチをした。演説の原稿を英語の通訳に読み上げてもらったあと、最後に。谷口さんが、原爆で背中全体を真っ赤に焼かれた被爆直後の自身の写真を掲げ、日本語で語った。「わたしはモルモットではない。見せ物でもない。でも目をそらさず、もう一度見てほしい」

 爆心地から約1・8キロでの被爆だった。うつぶせのまま、入院生活は3年7カ月も続いた。傷口にウジ虫が湧き、貪った。「殺してくれ」と叫んだ――。

 谷口さんは訴えた。「私を最後の被爆者とするため、廃絶の声を世界に届けたい」。会場から総立ちの拍手が続いた。

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 ナガサキは史上2番目の、原爆攻撃による被爆地だ。ヒロシマに続く人類史上・第2の悲劇を、これで最後にしてほしい、私を最後の被爆者にしてほしいと、谷口さんは言ったのだ。

 ここだけは英語の通訳に代読させず、日本語で言った!

 それは長崎の被爆者を代弁する訴えだったろう。
 谷口さんはおそらく、長崎弁で――土地の言葉の響きでもって言ったのだ。ナガサキの被爆者の言葉で言ったのだ。

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 その3日前の今月4日、同じNPO再検討会議の席で、福山哲郎外務副大臣が日本政府を代表して演説した。

 全て「英語」による演説だった。
 外務省によれば、福山副大臣は、演説の中で、例えばこう語ったそうだ。

 …… Japan calls on them to take, as soon as possible, such measures as providing stronger negative security assurances that they will not use nuclear weapons against non-nuclear-weapon States that comply with the NPT. ⇒ http://www.mofa.go.jp/announce/svm/state100504.html

  「ネガティブ・セキュリティー・アシュアランス」――????

 外務省の、「仮・日本語訳」(なぜ、まだ仮訳なのか不明だが……)は、この部分をこう訳している。

 …… NPTを遵守している非核兵器国に対して核兵器を使用しないという強化された消極的安全保証(外務省仮訳は保「障」ではなく保「証」を使っている)をできる限り早期に供与することを要請します。⇒ http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/22/efuk_0504.html

  「ネガティブ・セキュリティー・アシュアランス」(negative security assurances)とはつまり、「消極的安全保証」の訳語だったわけだ。

 「消極的安全保証」???――それにしても、これは日本語か?
 唯一の被爆国・日本の政府代表の言うべき、日本語か?

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 これは僕が、ジェームズ・キャロル氏の『戦争の家――ペンタゴン』(緑風出版)を訳出する中、学んだことだが、米国の軍事権力は、米空軍が創設した「ランド研究所」などの「核の詭弁家」を動員し、「対抗戦力」がどうのと、「核の傘」がどうのと、わけのわからない「専門語」を作っては、世界の民衆を幻惑して来た。

 「消極的安全保証」なるものも、その手の「専門語」のひとつ。NPT条約に加盟した、非核兵器国に対する核兵器の使用禁止措置を指す。

 反対に「積極的(ポジティブ)安全保証」とは、「非核兵器国が核兵器の攻撃や威嚇を受けた場合、その国を核兵器国が援助する保証」を指す。

 10日付の朝日新聞によれば、この福山副大臣の演説は、再検討会議のカバクシュラン議長(フィリピン)から、「『核の傘』の下の国には(消極的安全保証は)与えるべきでない」との、手厳しい批判にさらされたそうだ。

 当然である。日本政府は唯一の核攻撃国、世界最大の核武装国家、アメリカに擦り寄り、「核の傘」=「積極的安全保証」を否定するどころか、その抑止力なるものを肯定する、被爆国らしからぬ振る舞いをして来た張本人であるからだ。

 その日本政府の代表が「消極的安全保証」を呼びかけ、だと?……何をバカな、というわけである

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 昭和20年8月9日――。

 「時計は十一時を少し過ぎていた。病院本館外来診察室の二階の自分の室で、私は学生の外来患者診察の指導をすべく、レントゲン・フィルムをより分けていた。目の前がぴかっと閃いた……」

 爆心から300~700メートル離れた長崎医科大学で被爆(36歳)、6年後に43歳で白血病で亡くなった永井隆博士は、その手記、「長崎の鐘」で、プルトニウム爆弾炸裂の瞬間をこう書いた。

 「長崎の鐘」――弟をヒロシマで亡くしたサトウ・ハチローが作詞し、歌にもなった永井博士の手記のタイトル、「ナガサキの鐘」とは、浦上天主堂の鐘である。

 高さ50メートルの鐘楼の鐘は瓦礫の底から掘り出され、その年のクリスマスの夕べに吊り上げられ、朝夕晩、「昔ながらの懐かしい音」を響かせ始めた。

 永井博士は「長崎の鐘」の終わりに、こう書いた。
 「(満州)事変以来長いこと鳴らすことを禁じられた鐘だったが、もう二度と鳴らずの鐘となることがないように、世界の終わりのその日の朝まで平和の響きを伝えるように、『カーン、カーン、カーン』とまた鳴る。人類よ、戦争を計画してくれるな」

 「原子野に泣く浦上人は世界に向かって叫ぶ。戦争はやめよ」

 「ねがわくば、この浦上をして世界最後の原子野たらしめよたまえと。鐘はまだ鳴っている」

 原爆に背中を焼かれた「ナガサキの少年」、谷口稜曄さん、65年後の訴え――「私を最後の被爆者に」は、永井博士の「ナガサキを最後の被爆地(原子野)に」という訴えと、「長崎の鐘」の音の響きの中でひとつになるものだ。

 カトリック信者の永井博士も礼拝の際、見上げであろう浦上天主堂のマリア像も、鐘とともに瓦礫の中から、掘り出された。
 その「被爆マリア像」も今、谷口さんら日本の代表団とともに、ニューヨークにいる。

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 永井隆博士は原爆症の苦しみの床にあって、亡くなるまで手記を書き続けた人だ。「全集」(サウンパウロ)第2巻には、仰向けになって筆を走らす博士のお写真が載っている。

 病床で博士が必死になって書き遺した、信じがたい量の文は、そのひとつひとつが「原子野に叫ぶ者の声」である。

 「長崎の原子野に転がっている石さえ、『平和を……』と叫んでいます」(「私たちは長崎にいた」より)

 「長崎市民は、『ピース・フロム・ナガサキ』と、世界に向かって叫びました」(同)

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 石さえも平和を叫ぶナガサキ。
 石さえも、ナガサキのコトバを語るのに、被爆国の願いを語らず、「核の傘」にすがり続ける、コトバなき日本の政府の代表よ。

 先日、お亡くなりになったナガサキの被爆歌人、竹山広さん(浦上第一病院に入院中、25歳で被爆)は、こういう歌を遺している。

  十一時二分の空に鳴る鐘の天の叱咤とおもふまで鳴る 

 「長崎の鐘」は、いまだに核を廃絶できないでいる、世界を叱咤する鐘でもある。 

 
 

Posted by 大沼安史 at 07:56 午後 1.いんさいど世界 | | トラックバック (0)

2010-05-08

〔NEWS〕 ギリシャ デモの民衆とともに闘う、「闘犬」ケネロス

 ギリシャ政府の民衆デモに敢然と連帯し、ともに闘う犬がいる。「ギリシャ犬・ケネロス」といわれる、雑種の大型犬だ。

 2年ほど前から街頭にデビュー。
 今回の危機の高まりの中ではデモの最前線に登場、催涙ガスや火炎瓶の炎をものともせず、デモの民衆を支援している。まさに「闘犬」!
 
 その活躍ぶりを、英紙ガーディアンのスライド・ショーで見た。
⇒ http://www.guardian.co.uk/world/gallery/2010/may/06/greece-protest

 14枚の組写真。とくに5枚目が凄い。デモ隊の前に、哲学者のような風貌で、静坐するケネロス!

 牛乳ボトルの「差し入れ」で、ノドを潤す姿も! ガンバレ! 

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〔重要NEWS〕 韓国海軍艦艇、米原子力潜水艦と誤って交戦の可能性 原潜も現場近くに沈没 信頼すべき国際ジャーナリスト・田中宇氏が指摘

 韓国海軍の艦艇、「天安」が魚雷によって爆発・沈没した問題で、「天安」が付近、海底に潜んでいた米海軍の原子力潜水艦と誤って交戦したの見方が浮上している。
 
 信頼すべき国際問題ジャーナリスト、田中宇(さかい)氏が報じた。  
 ⇒  田中 宇 韓国軍艦「天安」沈没の深層  http://tanakanews.com/100507korea.htm   

 田中氏によれば、付近の現場海域に米軍の原潜が沈没しており、その事実は、一部韓国メディアによって速報されたが、その後、「封印」されてしまった。

 「天安」は米潜水艦の現場海域での潜水待機を知らずに(知らされずに)交戦、水雷などで撃沈に成功したものの、反撃の魚雷を受けたものと見られる。 

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2010-05-07

〔NEWS〕 沖縄タイムズ 社説 「普天間」大迷走 民主党に骨はないのか

 沖縄タイムズが7日、怒りの社説を掲げた。〈「普天間」大迷走 民主党に骨はないのか〉⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-07_6280/

 これが「沖縄の声」だ。本土の新聞は転載すべきである。骨があるなら。

 社説は厳しく指摘する。

 ・「海兵隊の存在を学べば学ぶにつけ、米軍全体の中での役割と抑止力に思い至った」と臆面(おくめん)もなく言った。これを言うために来たのか。首相就任以来、一体何をしてきたというのか。

 批判は具体的だ。

 ・首相は朝鮮半島と台湾海峡を念頭に置いているはずだが、沖縄の海兵隊は長崎県佐世保を母港とする海軍艦船で移動する。朝鮮半島をにらむのであれば、九州中北部で海兵隊の全機能を集約するほうが合理的だ。台湾へ向かうにも起点はやはり長崎にならざるを得ない。九州中北部だけでなく、自衛隊演習場を抱える本州など候補地はいくらでもあるではないか。

 ・海兵隊の主任務は紛争地からの米民間人の救出だ。海兵隊の抑止力とは何か。首相から具体的な説明は何もない。

 そして断言する。

 ・地元合意のない基地建設はあり得ない。

 僕は北海道で新聞記者になりたての1970年代の初め、東端の根室で、沖縄タイムズを購読していた。
 反骨のジャーナリスト、新川明さんがいて健筆をふるっていたことを憶えている(ぼくの記憶ではたしか、「反骨の系譜」という連載をなさっていた)。

 沖縄ジャーナリズムは健在だ。気骨と反骨は、たしかに受け継がれている。   

 ・沖縄の民意を軽んじるのもいいかげんにしてもらいたい。

 その通りである。

Posted by 大沼安史 at 04:50 午後 | | トラックバック (0)

2010-05-06

〔いんさいど世界〕 米軍を沖縄から一掃することは、地球環境を守ることである

 5日付の朝日新聞に、主筆、船橋洋一氏によるコラム「日本@世界」が掲載された。「拝啓 鳩山由紀夫首相」
 
 新聞の主筆が、日本の首相に、友のようなふりして「手紙」を書いている……興味を覚え、読み始めた。

 「ワシントンに来ています」――沖縄の米軍基地問題で「決断」を求める朝日主筆の書き出しは、こうだった。

 思わず、「私も沖縄に来ています」の読み違えかな、と思ったが、やはり、そうだった。「ワシントンに来ています」だった。@(びっくり?)ワシントン!

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 船橋洋一主筆は、さらに、こう言葉を継いでいた。「冬の再来を思わせる肌寒い日が続きましたが、今度は夏の到来のような陽気で、落ち着きません」

 落ち着かない時候の挨拶を、「普天間飛行場の移設問題」につなげ、「これまた落ち着きません」と、問題の在り処を焦点化するための「書き出し」だったが、私には「沖縄米軍」問題を解決するためにも、ワシントンに通い慣れた船橋氏の覚えた、気象に対する「落ち着かない」違和感こそ、根本的な問題だと思えた。

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 私の住む、東北の仙台も5日の日、25・9度を記録する「夏日」だった。5月にもう、夏の暑さ。近くのパン屋さんに行ったら、店の女性が顔中、汗だらけだった。仙台も――船橋氏の言うように、異様に寒かったり、異常に暑かったしている。

 これはなぜか?

 私は気象学者でも何でもないから、専門家の意見を聞くしかないのだが、地球温暖化問題の世界的な権威といっていい、米国のジェームズ・ハンセン博士はこう指摘している。

 温暖化によって極地の雪氷が溶け、零度の真水になって極地の海を覆っている。真水は、高緯度地方の海水より水温が低く、軽いから、塩分の多い、高緯度の海水のように沈下(して、海の表面に南のより温かな海水を呼び込もうと)しない。

 それが高緯度地方の極端な「寒さ」を呼んでいる。
 
 すなわち、異常な「寒さ」は温暖化によるもの。基本は温暖化だから、中緯度地方以南では、北からの「寒さ」に拮抗し合いながら、異常な「暑さ」が生まれている――これが、ハンセン博士の指摘である。

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 ハンセン博士に従えば――あるいは環境保護に立ち向かう世界の環境保護派の人々によれば、朝日主筆の船橋氏がワシントンで感じた、異常な寒暖は、首相への手紙の枕詞に使うような、軽い時候の挨拶ではないのである。

 なぜ、日本を代表するジャーナリストが米国の首都で感じる「異常気象」が、「沖縄米軍基地」とも絡む問題であるのか?

 それはひとつに、米国が世界最大の「温暖化元凶国」であることもさることながら、米国の軍隊――米軍が、実は世界最大の「温暖化元凶組織」であるからだ。

 「エネルギー・ブレティン」誌は、こう端的に指摘する。⇒ http://www.energybulletin.net/node/26194

 「その通り、米軍は完璧に石油中毒になっている。空母、軍艦、地上車両、基地がペンタゴンを世界1の石油消費者にしていることは、驚くべきことではない」

 Yes, the US military is completely addicted to oil. Unsurprisingly, its oil consumption for aircraft, ships, ground vehicles and facilities makes the Pentagon the single largest oil consumer in the world.

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  「エネルギー・ブレティン」によれば、米空軍は2005年9月末現在、5986機の空軍機を、米海軍は2006年の初め、285の艦船と約4000の海軍機(ヘリを含む)を、米陸軍は約28000台の戦車など装甲車両と持ち、米陸軍と海兵隊は14万台の高移動性多目的車両を配備している。(米海兵隊の軍機などは言及されていない)

 これによる、2006年会計年度の米国防総省の石油消費量は、1日あたり32万ガロン。これには日本などの海上給油などはカウントされていないそうだ。

 この2006年度の数字は前年より4万バレル(1日あたり)少ない消費量だが、その後の「アフガン戦争」を考えると、現状はこれをかなり上回るものになっている、と見られる。

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 英国のチャーチル首相はかつて、英国は石油で戦争を勝つことができたといったが、米国も石油で「世界戦争」を戦っているのだ。

 石油を、石油燃料を燃やして、「戦争」を戦い抜いている。

 米軍がたとえば石油消費を半減させるだけで、「地球温暖化」の流れを相当、減殺できることは間違いない。

 沖縄の有力紙、琉球新報によれば、移設問題の焦点の米海兵隊・普天間飛行場には、「十数機の固定翼機と三十数機のヘリコプターが常駐しているとされる」。

 たったこれだけではあるが、とりあえず、地球環境を守るために、ゼロに削減する……すなわち、同基地を移転させるのではなく、閉鎖してしまう。
 そして、世界最悪の温暖化要因である米軍を、さらに縮小してゆく――これこそが実は、最も緊急な問題として求められているものではないか?

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 朝日の船橋主筆は「戦略環境の変化に即した戦略的覚悟が求められる時です」と、首相への「手紙」に書いているが、今、戦略的な覚悟が求められているのは、「戦略環境」ではなく「地球環境」の変化に即した、対応であろう。

 米国の軍産複合体による軍事権力=「戦争の家」の軍事的な暴力に明日はない。「軍事的な安全保障」とは、自己撞着の表現でしかないのである。

 インドの物理学者でエコロジストのヴァンダナ・シヴァ女史の言葉をかりれば、環境保護こそ、私たちの最重要な安全保障であるのだ。(女史の著書、「地球デモクラシー(Earth Democracy)」より)

 「普天間」だけではない、沖縄の全米軍基地を撤去することは、「母なる地球」を救うことにつながる。

 私たちの「エコ」を守るためにも(沖縄のサンゴを、ジュゴンを守るためにも)、米軍を、沖縄から、日本から――そしてこの地球上から、一掃しなければならない。

Posted by 大沼安史 at 06:44 午後 1.いんさいど世界 | | トラックバック (0)

2010-05-05

〔NEWS〕 怒りの島、沖縄 「琉球新報」が「鳩山首相は米政府、外務・防衛官僚の言い分を無批判に受け入れるな!」社説

 鳩山首相が沖縄入りし、「沖縄の皆さまに負担をお願いしなければならない」「(国外移転の可能性について)抑止力の観点から難しく、現実的には不可能だ」と、「基地の島」の人々に「屈服」を迫った。

 琉球新報が社説で、静かな怒りをみなぎらせ、本土の首相を、本土の政府を手厳しく批判した。「首相来県 民意傾聴し「県内」断念を 新基地建設しては禍根残す」(5日付)
⇒  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-161672-storytopic-11.html

 首相が「ニシキの御旗」に掲げる「抑止力」について、「社説」は以下のように、その虚妄を真っ直ぐ衝いた。

 ―― そもそも、普天間飛行場、もしくは代替基地を沖縄に置き続けることが「抑止力」になるという発想自体、極めて疑わしい。普天間飛行場の面積は嘉手納飛行場の4分の1弱で、十数機の固定翼機と三十数機のヘリコプターが常駐しているとされる。
 これらの航空機は訓練などでたびたび国外に派遣されており、実質的に飛行場がもぬけの殻同然になる場合も少なくない。そのような基地がどうして抑止力として機能し得るのか。政府側から納得のいく説明は一切なされていない。
 首相は、米政府や外務・防衛官僚の言い分を無批判に受け入れる前に、普天間飛行場が存在する意味をじっくりと考えるべきだ。――

 琉球新報の主張は、実にまっとうである。対する、鳩山首相の――日本政府の、この恐るべき無責任と節操のなさよ。

 戦時中、戦後、復帰後……そして今回。「皇軍」が、「占領米軍」が、「同盟米軍」が、沖縄を「基地の島」として、いいように使って来た。
 
 「皇軍」「米軍」「本土政府」の側には、何の「抑止力」も働かなかった。何の自制心もなく、「自決」を、「犠牲」を、「提供」を、沖縄に強い続けて来た。

 鳩山首相は琉球新報のいうとおり、沖縄の民の意志に耳を傾けるべきである。

 「米軍の皆さまに(国外退去という)負担をお願いしなければらない」と言い出せない「抑止力」の呪縛から、自らを解き放て!

 どうしても「抑止力の観点」にこだわるというなら、「努力」を「抑止」せず、「現実的に可能な」道をあくまで追求せよ!

Posted by 大沼安史 at 01:17 午後 | | トラックバック (0)

2010-05-04

〔NEWS〕 沖縄タイムズ 社説 「鳩山首相来県 県内移設は無理だ」

 沖縄タイムズの4日付け、社説、「鳩山首相来県 県内移設は無理だ」を読んで、心を揺さぶられた。⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-04_6230/

 沖縄の世論は――民衆とともに活動するジャーナリズムは、どうしてこんなに、優しく、鋭く、強いのだろう、と思った。

 鳩山首相のおかれた立場を、ちゃんとわかって、こう一言、添える優しさ。

 「鳩山首相を政治的に追いつめるために普天間問題を政争の具にするようなことがあってはならない」

 旧政権(自民党)にツケを回された鳩山政権。  
 「 国民向けには『沖縄の負担軽減』」といい、米国に対しては『抑止力の強化』を主張するという言葉の便利な使い分けが旧政権には目立った。そのつけが今、鳩山政権に回ってきているのである」

 沖縄の論説は、率直だ。もって回った言い方を拒否する。鋭く、本質に迫り、こう言い切る。

 「では、袋小路に入った今の状況を打開するにはどうすればいいのか」
 「普天間の危険性除去について、5月末までに具体的な道筋をつけること。その上で、国会にこの問題を議論するための特別委員会を設け、九州の候補地やグアム、テニアンなどの検討結果を明らかにすること。委員会に米国高官や米軍幹部を証人として招き、海兵隊の役割や21世紀の抑止力について米側の考えを聞くこと」
 「なぜ、日本に海兵隊が必要なのか、在日米海兵隊の駐留目的は何なのかを明らかにする必要がある」

 批判の言葉には、ストレートな強さがある。

 「普天間の代替施設建設と海兵隊のグアム移転のために日本側は1兆円を超える巨額の税金を投じようとしているが、それは安全保障の利益と釣り合いのとれたものなのか」
 「はっきりさせるべき点はあまりにも多い。そうした疑問点を封印したまま海兵隊のヘリ基地を移設しようとしても、日本中どこでも反対にあうだけだ」

 「国益」がどうの、と喚きたてる、一部本土メディアの「御用書き」どもの駄文との、あまりもの違い!

Posted by 大沼安史 at 08:56 午後 | | トラックバック (0)

〔重要 NEWS〕 日本初の海外軍事基地、「アフリカの角」のジブチに 来年早い時期に運用開始 海自幹部がAFP通信に言明  無条約・国会を無視!!

 遅ればせながら、重要ニュースをひとつ。
 本ブログへのトラックバック、「マスコミに載らない海外記事」 ⇒ http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/nato-5500.html
 で教えていただいたことだが、日本の海上自衛隊の「キタガワ・ケイゾー司令官」が、フランスのAFP通信に対して、アフリカの角のジブチに、日本初の国外軍事基地は来年早々にも開設される、と言明したそうだ。

 「ストップNATO」( ⇒ http://rickrozoff.wordpress.com/2010/04/26/japanese-military-joins-u-s-and-nato-in-horn-of-africa/ )
 や、
 「グローバル・リサーチ研究所(カナダ)」( ⇒  http://globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=18869 )
 が、掲載した、リック・ロゾフ氏(米国シカゴ在住の国際関係アナリスト)の記事、「日本軍、アフリカの角で米、NATO軍に参加(Japanese Military Joins U.S. And NATO In Horn Of Africa )」でわかった。

 そのレポートで、ロゾフ氏が引用していたAFP電が、シンガポールのストレート・タイムズ紙に載っていたので、以下に全文の邦訳(拙訳、ゴシック強調は大沼)を掲載し、記録として残す。
  ⇒  http://www.straitstimes.com/BreakingNews/Asia/Story/STIStory_518384.html

 日本初の海外軍事基地 (Japan's 1st foreign military base)
 ジブチ発――日本は初の軍事基地を、付近海域で増加する海賊に反撃するため、アデン湾を臨む、紅海南端の戦略地点にあるアフリカの小国、ジブチに開設しようとしている。
 
 4000万ドルで建設される基地は来年の早い時期における完成が見込まれ、無法なソマリアの銃撃手の群れによる船舶ハイジャック、船舶に対する攻撃を抑止する国際的な取り組みを強化することになろう。

 「ジブチ基地」は日本にとって新たな地歩を切り開くものだ。日本は第二次世界大戦以来、これまで実戦部隊を持たず、戦争を戦うことはできない。しかし、日本は自衛隊と言う、米国の占領時代の終わり、1952年も組織された軍事力を持っている。

 「これは、国外唯一の、そしてアフリカで最初の日本の基地になるでしょう」と、日本海軍の司令官(captain )で、現地での作戦展開の調整官であるケイゾー・キタガワは、AFP通信に語った。「われわれは海賊と戦うために、われわれの自衛のために配備されている。日本は海洋国家であり、年に2万席の船舶が航行するアデン湾における海賊の増加は懸念される事態だ」と。

 彼(キタガワ)はアデン湾の海上交通の10%は日本のもので、日本の輸入の90%は、2年前、海賊の襲撃で制圧されかかった、この決定的に重要なシーレーンに依存している、と説明。「われわれの兵員、装備を配備する駐屯地(camp)が建設される。われわれは今現在は米軍基地に駐留している」と語った。

 アデン湾では2008年以来、多国籍軍の艦隊が海上ハイジャックを防ぐためにパトロールしている。「海の安全はだから、日本にとって不可欠もの……この地域の安定は日本の利益になる」と、キタガワは付け加えた。最近の何年かにわたり、ソマリアの海賊は、この重要なルートを航行する日本の船舶(複数)をハイジャックしている。
 ――AFP

 日本発の海外軍事基地の開設!……海自艦艇の派遣は聞いていたが?
 いったい何時、決定されたのだろう。
 
 外務省HPの「ジブチ共和国」の頁をみても、日本の経済協力のための調査団派遣は出ているが、4000万ドルを投入しての軍事基地の開設の話は出ていない。  外務省・ジブチ共和国の頁 ⇒ http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/djibouti/index.html
    外務省 調査団派遣 ⇒ http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/4/1190510_1096.html
 
 例の、国民に知らせず、目隠ししておいて、こっそり、いつの間にか海外基地を建設している、この政府のやり口は、卑劣であり、きびしく批判されねばならない。

  軍事基地の設置は、ジブチと日本が条約を結んで――つまり、少なくとも日本の国会の承認を条件として、行われるべきものであろう。

 国会を無視して強行したとなれば、大問題だ!

 それに海賊対策であれば、海保の巡視船(武装している)で十分だろうし、海保職員のタンカー乗船(南極の捕鯨船には乗っている)でも事足りることである。

 

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2010-05-03

〔祝 憲法記念日〕 仙台発 「9条ロゴ」完成!

Photo_3

                 ♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪

 憲法記念日である。「9条」の記念日である。
 仙台はさわやかな五月晴れ。
 公園を散歩すると、葉桜が朝の風に揺れていた。花びらの小さなさくら色の群れ、花びらを守るように伸びる若葉の緑色。その清潔で明るく平和な色彩のコーラス。

 上記の「9条ロゴ」は、私の友人のイラストレーター(仙台在住)、羽倉玖美子さんにお願いして描いてもらったものだ。 

 「憲法9条」よ、全世界に広がれ!
 「憲法9条」よ、緑の地球を守れ!

 そんな願いのこもったデザインだ。
 「9条」を大事にするみなさんに是非とも、使っていただきたい。(画像をクリックすると、データを取ることができます)

 羽倉さんは、「ロゴの上に、地球は を載せるといいかも」とおっしゃっている。
 もちろん、使い方も自由。
 仙台市の連坊に住む僕は、「連坊9条の会」を勝手に名乗っているので、この「ロゴ」の上に「連坊」と載せるつもりだ。

 会員のたくさんいる会で、このロゴをのぼりやチラシなどにお使いになる場合は、私経由で、羽倉さんにお知らせ願いたい。
 (私へのメール連絡は、このブログの左上、カレンダーの下の「プロフィール」から) 

Posted by 大沼安史 at 11:42 午前 | | トラックバック (0)

2010-05-02

〔ジャック天野の目が点・正論〕 「沖縄特攻」の「英霊」たちは見ておるぞ! 「ポチ」どもよ、恥を知れ!

 畏友・ジャック天野氏より、ほんとに久しぶりに、本ブログ宛、メールが届いた。例によって、「目が点、怒り心頭に発した」メールだった。

 「許せん、絶対に許せん」と怒りまくっている。

 メールの全文をそのまま「再掲」しないと、即「絶交」宣言されてしまうので、全部、そのまま掲載することにする。

        * * *

 でも、ジャック天野氏の怒り、わかるような気がするなあ~。

 沖縄戦で特攻攻撃した「靖国の英霊」たちに、「政府」はもちろん、「国益」を考えろ、とまくして立てる「ポチ・マスコミ」の連中は、沖縄の米軍基地問題を、一体どう説明しよう、というのだろう?

 「英霊」たちも、政権・メディアの「対米ポチぶり」に、きっと怒り狂っているのじゃないかしら?

           ・ △ ・
  
 おい、大沼、元気か? おれは元気だ。このメール(添付記事)、実は日本の主流マスコミに「寄稿」したものだが、オレサマの、問題の本質を衝いたこの「正論」を、やつら、どこも採用しなかった。日本のマスコミは、総腰砕けしとる。

 今や、お前のブログしか、掲載するところはない。載せてくれ、頼む! あの「特攻・英霊」たちの声に応えてくれ!

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 【ジャック天野の「正論」 「ポチどもよ、菊水特攻の英霊たちは見ておるぞ! 恥を知れ!」】

 沖縄の米軍基地問題で、「ポチ」どもが、キャーキャー、騒いでいる。
 「国益」のため、アメリカの言いなりになれ、と騒いでいる。
 沖縄の民衆のため、あれこれ、懸命に打開案を探す鳩山政権に対して、アメリカの権威をかさに、ギャーギャー、喚いている。

 情けないことだ。悲しいことだ。
 中国、韓国に対しては「ナショナリスト」面して、あれこれマクシたててるくせに、相手が飼い主=アメリカだと、とたんに尻尾を巻く。

 ブサマなことだ。恥ずかしいことだ。

 言うまでもなく沖縄の民衆は、日本本土で唯一、「鬼畜」=米軍を相手に、地上戦を戦った方々だ。

 その沖縄の方々の大事な土地を、「鬼畜」の言いなりなって、「全面提供」し続けて来た、岸と栄作に代表される、戦後日本のゾンビ権力!

 「靖国」にまつられている、沖縄特攻、「菊水作戦」で散華した、帝国海軍2045人、同陸軍1022人の特攻隊員の英霊に対して、いったい、どういう申し開きをするというのか?

 特攻隊員たちは「鬼畜」どもから、沖縄を、本土を守るために、その身を、命を捨てて、自爆攻撃を敢行した。

 それなのに特攻を命じた連中が、戦後、涼しい顔で、この国の権力者として生き延び、今、国益だと言って、沖縄をこれまで通り、「鬼畜」に「思いやり予算」つきで明け渡せと迫っている!

 「菊水作戦」で特攻、散華した「3067人」の「英霊」に対して、いったい君らは、どんな申し開きをしようというのだ?

 「日米安保の深化」がどうのと論陣を張る、「ネオ・ポチ」の諸君、「英霊」たち――あるいは一般国民の私たちに、納得の行く説明を聞かせてくれ!

 「菊水」の「特攻隊員」たちは、家族を思い、祖国を思い、片道の燃料で、爆弾を抱え、沖縄海域に展開する「鬼畜」の艦隊めがけ、片道の燃料で突っ込んで行った。

 弾幕の中を、沖縄を、本土を守るために、「鬼畜」に対して、それこそ死に物狂いで体当たり攻撃を敢行した。

 それなのに、日ごろ、「特攻隊」を持ち上げている者どもが、今ごろ、「沖縄を鬼畜に明け渡せ」と言っている……。

 このブサマなありさまを見て、「菊水特攻」の「英霊」たちは、どう思っていることだろう。

 生きていたら、「鬼畜」の言いなりになっているものどもに、カミカゼ攻撃でも食らわせてやれたいいのに……と思っているのではないか。

 「ネオ・ポチ」どもよ、恥を知れ! このキチクの威をかる犬どもめが!

 日ごろ、自衛隊を自衛「軍」化せよと言っている君たちなのだから、自衛のため、自衛隊を沖縄・普天間基地に投入し、アメリカの海兵隊を武装解除して、国外に追放せよ、と主張すべきではないか?

 今回の沖縄米軍基地問題で明らかになったこと、それはアジアに対してだけはなぜか威勢のいい、日本の「ナショナリズム」勢力もまた、「ポチ」に過ぎなかったことである。

 かわいそうな沖縄&日本! かわいそうな、沖縄&本土の日本人!

Posted by 大沼安史 at 06:20 午後 | | トラックバック (0)

2010-05-01

〔いんさいど世界〕 パティー・スミス 権力は民衆にあり

 伝説のシンガー・ソング・ライター、パティー・スミスさんが「デモクラシーNOW]に登場し、世界のプロテスト・ソングになっている、自作「ピープル・ハブ・ザ・パワー(権力は民衆にあり)」をめぐる思い出を語った。⇒ http://www.democracynow.org/2010/4/29/punk_rock_legend_patti_smith_on

 その歌を、まずは、ユーチューブで、聴いていただこう。 
 People Have The Power  ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Zva9mnZCrWU

 「デモクラシーNOW」のインタビューで、彼女は素敵なことを二つ、語っていた。

 ひとつはこの曲を作ったいきさつ。
 台所でジャガイモの皮と苦闘していたら、だんなさまが来て、彼女に「権力は民衆にあり」(ジャガイモをむく力も!)と言い、それがきっかけで曲ができたこと。

 もうひとつは、歴史学者のハワード・ジンさんにステージで歌うよう、せがまれた時に、演奏する準備ができていないので、代わりに歌詞を朗読したというエピソード。
(「デモクラシーNOW」のインタビューでも「朗読」を「再現」していた……)

 パティー・スミスさんは作詞・作曲する歌手だが、僕は何はさておき、詩人ではないか、と思っている。
 とにかく、詩が凄い。曲なしでも通用する。詩集に編みたくなるような……。
 パリ・コミューンを熱烈に支持した、あのランボオの生まれ変わりのような彼女。

 プロテスト・ソング、「ピープル・ハブ・ザ・パワー(権力は民衆にあり)」はもちろん、「沖縄」のテーマソングにもなりうる歌だ。

 そう沖縄でも、People Have the Power! ――である!

歌詞(拙訳)
 
People Have the Power

I was dreaming in my
dreaming of an aspect
bright and fair
わたしは夢見ていた
あることの夢見ている夢を
明るく 正しいものを

And my sleeping it was broken
but my dream it lingered near
わたしの眠りは破れたけれど
わたしの夢はすぐそばに漂う

In the form of shining valleys
where the pure air recognized
輝く谷間が目に浮かぶ
そこには純な空気がある

And my senses newly opened
I awakened to cry -
That the people have the
power to redeem the works
of fools
わたしの感覚は新しく開く
泣くことに目覚めたわたし
みんな、力(パワー)を持ってるんだ
愚か者が為したことを償う

Upon the meek the graces shower
it's decreed
the people rule.
服従して人々に恵みが降りかかる
裁きは下った
民衆が治めるのだと

The people have the power
the people have the power
権力は民衆にあり
権力は民衆にあり

The people have the power
the people have the power.

Vengeful aspects became
suspect and bending low as
if to hear
復讐すること犯人だとわかり
話を聞こうと身をかがめる

And the armies ceased
advancing because the
people had their ear.
And the shepherds and
the soldiers lay beneath
the stars
そして軍隊は進軍をやめる
人々は皆、耳を澄ます
羊飼いも兵士も皆、同じ星の下に

Exchanging visions and laying
arms to waste in the dust
夢を語らい
武器を宵闇のくずかごに捨てる

In the form of shining
valleys where the pure air
recognized
輝く谷間が目に浮かぶ
そこには純な空気がある

And my senses newly opened
I awakened to the cry -
わたしの感覚は新しく開く
泣くことに目覚めたわたし

The people have the power
the people have the power
権力は民衆にあり
権力は民衆にあり

The people have the power
the people have the power.
権力に民衆にあり
権力に民衆にあり

The power to dream
to rule
to wrestle the world from fools
夢を見る力
統治する夢
愚か者の手から世界を奪い返す

It's decreed
the people rule
it's decreed
the people rule.
裁きは下った
民衆が治めるのだと

Listen: I believe
everything we dream can
come to pass through our
union
聞いてよ、信じてる
夢はみんな団結の中で伝えられる

We can tun the world around
we can turn the earths revolution.
わたしたち世界を変えられるんだ
世界を変革できるんだ

We have the power
the people have the power
わたしたちには権力がある
民衆には権力がある

The people have the power
the people have the power.
The power to dream
to rule
to wrestle us from fools
権力に民衆にあり
権力に民衆にあり
夢みる力が
統治する力が
愚かもののから、わたしたちを奪い返す力が

It's decreed
the people rule.
We have the power
we have the power
裁きが下った
民衆が統治するの
権力に民衆にあり
権力に民衆にあり
The people have the power
we have the power.

Posted by 大沼安史 at 07:49 午後 1.いんさいど世界 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 ハイチPKO自衛隊は“幽霊部隊”? アメリカの「ポチ部隊」?

 自衛隊はハイチでPKO活動に従事している――はずなのに、国連のハイチPKO部隊の公式サイトでは、いくら待っても、その事実は確認されない。PKO参加国のリストに、今現在、「JAPAN」の文字はないのである。 ⇒ http://www.un.org/en/peacekeeping/missions/minustah/facts.shtml

 これは、どうしたことか?
 その一方で、日本の防衛省は、ちゃんとPKO活動している、とPRに余念がない。 防衛省 ⇒ http://www.mod.go.jp/j/approach/kokusai_heiwa/haiti_pko/20100209.pdf
 
 日本の自衛隊はもしかしたら、ブラジルが司令官の現地PKOの直接指揮下にあるのではなく、ハイチに展開する米軍の指揮下にあるため、カウントされていないのかも知れない。

 主流マスコミよ、確認を!

Posted by 大沼安史 at 06:29 午後 | | トラックバック (1)