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2010-03-21

〔NEWS〕 南ア・シャープヴィルの悲劇 50周年

 アパルトヘイト下の南アフリカで起きた「シャープヴィルの悲劇」――。

 移動の自由を奪う人種隔離政策に抗議する黒人住民に対して白人警官が銃撃を加え、69人が死亡、180人が負傷した、大虐殺事件だ。

 1960年3月21日、ヨハネスブルクの南、約50キロ、シャープヴィルで起きたこの事件は、アパルトヘイトの残虐に世界の目を向け、歴史を変える原点になった。

 アパルトヘイト体制が崩壊した2年後の1996年、ネルソン・マンデラは、シャープヴィルの競技場で、新憲法に署名した。

 記念日のこの日、3月21日は、現在、南アの「人権の日」になっている。

 その、シャープヴィルの現在を取材した記事が英紙ガーディアンに、スライドショー(写真)付きで出ていた。(警告:虐殺現場の写真が出ています)

 ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/2010/mar/19/south-africa-sharpeville-massacre-anniversary

 生き残った元学生活動家が言った。「警官の射撃で死体が転がったあと、空に黒雲が出て、15分間、雨を降らせた。雨は死体の血を洗い流した……」
 

 当時、16歳の女性は、いま76歳。
 身重の体を撃たれたが、無事出産したそうだ。

 普段着で抗議する民衆に対する無差別銃撃だった。

 それから半世紀――。

 住民の貧困は改善されない。先月、タイヤを燃やす抗議行動があったそうだ。

Posted by 大沼安史 at 05:34 午後 |

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