〔BOO仙人が渇っ!〕 自民党は佐藤栄作氏の「ノーベル平和賞」を「賞金」もろとも即時・無条件・ゴカマシなしで返還せよ
オバマ大統領がノーベル平和賞の賞金140万ドルを全額、ハイチ難民や戦傷兵士の家族、先住民族を含む少数民族の教育などのために寄付することを表明した。
共同通信 ⇒ http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031201000229.html
約束を実行した「有言実行」。
当たり前のことだ。政治家として、大統領としての言動に贈られたものだから、懐にするわけにはいかない。
さて、わが日本の「密約宰相」佐藤栄作氏の「ノーベル平和賞」である。
日本政府(民主党政権)の手で、「核抜き返還」のウソが公式に確認された以上、オスロのノーベル賞委員会としても、佐藤氏への授賞をこのまま放置しておくことはできまい。
佐藤氏が亡くなっている今、「平和賞」を「剥奪」される前に、ウソを突き通して来た政権党の自民党は、せめて賞金だけでも、すすんで「返還」してはいかがなものか?
即時無条件全額。もちろん裏取引・密約もなし――それが潔い、「美しい国」(そういえば、こんなことを、そっと口先に出しておっしゃった、自民党の「若き」3杯目……いや3代目総理総裁がいたなあ……)=日本の武士道というものだろう。
日本の全国民をだまし、ノーベル平和委員会(=世界世論)まで愚弄した、日本政府=政権党(自民党)――その総理総裁だった佐藤氏の責任は重い。
(あの栄ちゃんスマイル=団十郎的リッパな笑顔で、一時的に「密約」のことを忘れ、オスロでの授賞式に出た受賞せざるを得なかった――だなんて! ああ、それにしても、自民党って、なんてかわいそうな?政党なんだ!)
でも、ノーベル平和賞を「詐取」し、メダルばかりか賞金まで懐にして、知らぬ顔の権兵衛では、済まない。
Posted by 大沼安史 at 07:01 午後 | Permalink