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2010-02-15

〔NEWS〕 その名も弱きを助ける「ロビン・フッド・税」 世界の経済学者が緊急導入を提唱 日本流に言ったら「遠山の金さん・税」ってことかな?

 英紙インディペンデント(電子版、15日付)に、「桜吹雪」が目に浮かぶ、痛快な記事が載っていた。

 ハーバード大学から京都大学まで、全世界およそ350人の経済学者たちが、通貨など国際的な投機に対して「緊急課税」を求めている共同声明を公開状のかたちで発表したのだそうだ。
 (日本からは誰が署名したのだろう? 伊東光晴さんは、たしか京都大学の名誉教授じゃないかしら)

 ジョセフ・スティーグリッツらノーベル経済学賞受賞者2人を含むエコノミストたちの呼びかけは、通貨、株式、その他証券類などの投機に0.05%の課税をせよ、というもの。

 「この課税はすでに十分、練り上げられたアイデアである。今回の世界金融危機は、規制されざる金融の危険性と、金融セクターと社会のリンクが崩壊した姿を、私たちにまざまざと示した。このリンクを修復し、金融セクターが社会に対して返済するべき時である」

 This tax is an idea that has come of age. The financial crisis has shown us the dangers of unregulated finance, and the link between the financial sector and society has been broken. It is time to fix this link and for the financial sector to give something back to society.

 なかなかの啖呵。悪党どもめが、返しやがれっ!!――てなわけ。   

 このアイデア、ご存知のように一般には、言いだしっぺのアメリカの経済学者の名前を冠して「トービン税」と呼ばれたり、世界の貧困問題や環境問題のための「国際連帯税」と言われているものだが、インディペンデント紙は「ロビン・フッド・税」と呼んでいる。

 義賊、ロビン・フッドよ、シャーウッドの森から出て来て、シティーやウオールストリートの金融ドラゴンどもをやっつけろ。やつらが濡れ手に粟でぼろもうけした上がりを、貧者にばらまけ――という次第。

 (ただし、この「ロビン・フッド税」――インディペンデント紙の「創作」ではない。英国では、すでにフツーに使われている言葉だ。たとえば、⇒ http://robinhoodtax.org.uk/

 日本流に言えば(翻訳すれば)、「ネズミ小僧次郎吉・税」と相成るが、ここはやはり「遠山の金さん・税」といった方が、なんかカッコいい。
 杉良太郎さん(と、ついでに、僕が大好きな伍代夏子さん)をイメージできるし……

 ま、国際的な投機に課税するのもいいが――もちろん、大賛成だが、と同時に、今やアフガン戦争などすぐやめにして、ジャージー島とかケイマン諸島とか、租税逃れのタックス・ヘイブンに対する「上陸(侵攻)作戦」を決行するときではないのか?!

 日本の政権も、たとえば日本銀行のシニョレージぼろ儲けウハウハ「株主」どもから株券を取り上げ、ホームレスや貧困家庭の支援に回すべきではないのか?! 

 次の参院選では、「ロビン・フッド」……あ、いや「遠山の金さん・マニフェスト」の登場に期待したい。

⇒  http://www.independent.co.uk/news/business/news/hundreds-of-ecomomists-call-for-tax-on-currency-speculation-1899534.html

Posted by 大沼安史 at 08:54 午後 |

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