〔NEWS〕 アフガン復興資金 一日平均1000万ドルが国外流出 国外に持ち出し蓄財に励むカブール腐敗・汚職政権
ロサンゼルス・タイムズによると、カブール空港から、1日あたり平均1000万ドルのペースで、アフガン政府の腐敗した当局者、実業家が蓄財、税金逃れで資金を国外に持ち出していることが、米当局による秘密調査で明らかになった。
調査は19日間行われ、この間1億9000万ドルが、ドバイなどへ持ち出されたという。麻薬取引関係者も持ち出しているそうだ。
⇒ http://www.latimes.com/news/nation-and-world/la-fg-afghanistan-cash7-2009dec07,0,6226073.story
麻薬ディーラーは、すくなくとも自分たちが「稼いだ」金だから罪は軽い(?)が(しかし、誰が麻薬代、払っているのだ!)、問題は政府当局者による、復興資金の「中抜き」。
鳩山政権もまた、小泉政権に続き、50億ドル規模の支援を表明したが ⇒ http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091110k0000e010026000c.html、
カルザイ政権の汚職高官どもを太らせる結果にならないよう、外務省は使途の徹底調査を行うべきだ。
それが外務省の役人の務め。「密約」づくりに励むだけが職務ではなかろう。
とりあえずは、小泉政権時代の「50億ドル」の使途を確認し、公表していただきたい。
(ついでに言えば、最近、外務省がさかんに「外交の継続性」を言い立て、「密約」&「密約隠し」という国民に対するダブル背信行為から目をそらそうと画策しているが、「外交の不透明性の継続」も狙っているのだろう!)
そうそう、思い出した。そういえば、外務省には、機密費を「中抜き」し、愛人を囲ったり、サラブレッドの競走馬を購入していた、カルザイ政権並みの腐敗した当局者がいたなあ~。
日本の外務省も、腐敗したカルザイ政権並みかあ~!
Posted by 大沼安史 at 07:25 午後 | Permalink