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2009-12-07

〔NEWS〕 オバマのアフガン戦争 開始 「コブラの怒り」作戦発動 海兵隊がタリバンの拠点、ナウザド突入 英紙記者が同行取材

 英紙インディペンデントは7日、同紙のキム・セムクプタ記者による、米海兵隊の「コブラの怒り」作戦同行ルポを掲載した。  ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/marines-launch-their-first-postsurge-operation-1835516.html

 「コブラの怒り」作戦は、アフガン・ヘルマンド州の中心部に位置する、人口1万の町、ナウザドの奪回を目指して行われた。

 ナウザドは2年前、タリバンが占拠し、以来、タリバンの軍事・麻薬のセンターになっていた、とされる。「パキスタン通り」とも言われ、パキスタン経由でアラブの戦士たちが集散する拠点でもあった、とされる。

 このナウザドの奪還を目指したのは、米海兵隊(第4海兵連隊第3大隊 *沖縄駐留の部隊ではない)の1000人を中心とする1500人の多国籍軍(英軍、デンマーク軍、アフガン政府軍も参加)。

 米軍前進基地のキャンプ・キャファレットから出発した部隊は、タリバンの反撃に遭いながら、タリバンの退路を断つため、ナウザドへ四方から進出した。

 セムクプタ記者は、第3大隊のリマ中隊に同行。海兵隊の歩兵がタリバンの戦士を追い込んだところへ、空からミサイル攻撃が行われた。

 しかし、ナウザドにはタリバンの大部隊は、どうやらいなかったらしい。地元の住民の尋ねると、16歳になる少年は「いま、ここにはいない。夜やって来て、食糧を出せという」と答えた。

 〔大沼・注 包囲作戦とはいうが、タリバンはとっくに退却していたのではないか? それに、海兵隊の攻撃で、一般住民にも犠牲者が出たのではないか、やはり気になる〕

 セムクプタ記者によれば、侵攻作戦を前に、海兵隊の若い兵士たちに、従軍牧師は、こう言ったそうだ。「あなたがたは神の怒りと憤りの遂行者だ。正義をなすのに、強くあれ(You are the instrument of the Lord's wrath and indignation. Be strong in administering justice.)」と。

 オバマ的な弁舌の妙ではある。

 〔大沼・注 作戦に「コブラの怒り」とつけるその感覚。そして、従軍牧師による、まるでタリバンの呪文のような、「神の怒りを下せ」発言……これがアフガン増派・攻撃エスカレートを決めた「オバマのアフガン戦争」の一側面……いや本質を示す現実である。そして、「コブラの怒り」が荒れ狂う中、オスロで間もなく、ノーベル平和賞受賞演説をするオバマ!……セムクプタ記者には、授賞式にあわせた、現地からの続報に期待する〕 

Posted by 大沼安史 at 05:21 午後 |

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