〔COP15 NEWS〕 コテンパーゲンで廃棄されたもの
英紙インディペンデントのジャーナリスト、ジョハン・ハリ(Johann Hari)氏が、同紙に「コペンハーゲンが無視した真実(The truths Copenhagen ignored)」 との、COP15を総括する記事を書いていた。
「彼らは合意を結ばなかった。世界で最も標高の低い国々と、世界の氷河と、北極と、そして数百万の命の棺に蓋をした」
They didn't seal the deal; they sealed the coffin for the world's low-lying islands, its glaciers, its North Pole, and millions of lives.
その通り!
総括記事の中でハリ氏は、コペンハーゲンでコテンパンにのされ、廃棄された「理念」(アイデア)が3つあると指摘していた。
①「国際環境裁判所」 何米のボリビアが創設を提案したものだ。条約で合意した削減に違反した国を処罰する国際司法法廷。たとえば、カナダは京都議定書に調印しながら、温暖化ガスの排出量を26%増やしているのに、何の咎めもない。
②「化石燃焼は地下に眠らせておけ」 世界的な権威ある科学誌、『ネーチャー』の掲載論文によると、人類が利用できる化石燃料はすでに発見済みの最大60%。ということは、これ以上、探査を続ける必要はない。探査にモラトリアムをかけなければならない。
③「気象債務」 大気中の温暖化ガスの7割は先進国発。その影響の7割は新興国に出ている。先進国はそれだけ環境問題で「負債」(責任)を抱えている。
先進国の指導者は、人類の生存よりも、オイルマネーに浸かった惰性を選んだ、とハリ氏は結論づけているが、その通りだ。
Posted by 大沼安史 at 04:19 午後 | Permalink

















