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2009-11-07

〔いんさいど世界〕 ワンちゃんに人間の名前をつける時代

 11月11日……そう「犬の日」です。この日が、なぜ? 答えは――ワンワンワンワン。

 で、ワンちゃんに、ちなんだ週末の話題をひとつ。

 (まだ)日本じゃ、そこまで行ってませんが、う~っ、ワンワンワンワン、犬たちが大興奮、いっせいに歓声を上げる、大変な事態が起きています。
 じ、実は、欧米(確認がとれたのは、英語圏にかぎってのことですが……つまり英米)で、ペットのワンちゃんに人間の名前をつけるのがフツーになっている……!!!!

 (ワンワンワンワン……ワン・ダ・FUL 日本語に訳すと、「そうだ・そうだ・そうだ・そうだ!!!!」――ワンちゃんたちの「同意」の叫びが聞こえるような事態になっている!!!!)
 
 「人間と犬」との付き合いは、「人間と人間」の付き合いの次に長いってハナシですが、これはもう、人間=イヌ関係史における、画期的な変化というか、史上初の歴史的な事態が生まれているいっていいですよね。

 犬と人間が「名前」、すなわち記号論(?)的に、ついに「同類化」してしまったわけですから。
 犬も人も、名前的に、「一家」「一族」(ワン・ファミリー?? 変な英語ですね??)になってしまった!

 まずは、英紙ガーディアンが伝える、イギリスの状況。
 ある動物保険会社の調査結果(1万2000頭)が、ことし7月に発表されて、是非論が出るやら、大変な騒ぎに。

 イギリスでも、もちろん少し前までは、犬に「ローバー」とか、「スポット」とか、いかにもワンちゃんらしいネーミングをするのがフツーだったのですが、それがいつの間にか、変わっていた。
 犬の名前ランク・トップ10の全てが、人間の名前(がらみ)だったことがわかって、衝撃波が広がったのです。

 1位モリー(2位? ガーディアンの記事に載っていません! 記事を書いた記者の名前だったりして?……)3位チャーリー、4位マックス……

 さて、お次はアメリカ。
 東部のボストンの新聞、ボストン・グローブ紙の記者の方が(この方は愛猫派で、ペットのネコに「タイガー」って名前をつけてるそうです)、ボストン郊外で調査したんですね。 

 そしたら、結果は 1. Sam 2. Max 3. Lucy 4. Lily 5. Bailey 6. Buddy 7. Maggie 8. Mollie 9. Riley 10. Coco。
 これまた、トップ10、全部、人間名!

 う~ん! これ、凄すぎ!

 でも、考えてみれば、分かるような気がします。ホワイトハウスのオバマ家のファースト・ドッグ――あれ、「ボー」って言いましたよね。

 BOO……ボーって……、あ、思い出した。昔、ボー・デレクっていう、物凄い美人女優さん、いたの、憶えてますか!

 パーフェクトな美人で、『10(テン)〔つまり、パーフェクト〕』って映画に出たりしていた……。とってもキレイな人だったなあ……。

 な、なにを、ここで言いたいかというと、そうそう、アメリカのファーストドッグの名前も人間の名前だって言うことです。ボストン郊外のワンちゃんたちがそろって人間の名前を名乗っていようと、別に不思議じゃないことなんですね。チョー・フツー!!

 問題は、どうしてそうなったか、ということですが、これはもう答えはハッキリしている。「家族の一員」が「家族(そのもの)」になっているからです。(大体「家族の一員」なんて言い方自体、ペットを“差別”してますよね。自分の子どものこと――人間ですが――を、「家族の一員です」だなんて言いますか?)
 ペットを「ファーストネーム」(あるいは、その愛称、ジェームズ・ジミーっていうような感じで)で呼ぶようになっている。

 呼ばれたワンちゃんだって、きっと、何かしら感じていると思いますよ。これでようやく、家族の正式メンバーになれたんだ、って。
 うれしいんじゃないですか?、きっと。

 それじゃあ、日本の場合はどうか?
 アニコムっていう動物保険会社の2009年ランクは、
 1チョコ 2ココ 3マロン 4モモ 5ソラ 6ココア 7ハナ 8モカ 9モコ 10ミルク
 ――です。
 人間っぽいのを強いて取り出すとすると、モモとかハナ、モコあたりでしょうか?
 この調査では、英米の傾向はあまり見られない。

 で、もうひとつ、アイリスペットどっとコムの調査を見ると……

 1モモ (2チョコ 3マロン) 4ナナ 4ハナ 8サクラ 13コタロウ 28タロウ……

 人間らしき名前が、これだけある。13位のコタロウなんて、モロ、ヒューマン・ビーイングじゃありませんか!

 そう、その通り。
 英米の傾向は、この日本でも広がって来てるんですね。

 欧米でもポーランドあたりでは、犬に人間の名前をつけるなんてけしからん、なんていう人もいるようですが、みなさん、いかがですか?

 僕の意見を言わせてもらえば、これって、いいことだと思いますよ。
 単なる「呼び名」から「ファーストネーム」へのグレードアップ。それだけ、愛情が増すというものでしょう。

 さっきも言いましたけど、ワンちゃんだって、うれしいはず。
 僕の個人的な体験から言っても、そうです。

 僕、つい最近まで東京の大学で「先生」してましたが、教え子たち(女子)に「ヤスシ」と、(「先生」じゃなく)ファーストネームで呼ばれて(呼び捨てされて)、なんかうれしかったですよ。

 これからワンちゃんをお飼いになる方、人間の名前を考えてみては、いかが?

 英紙ガーディアン ⇒ http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2009/jul/29/pets-names-dogs

 ボストン・グローブ ⇒ http://www.boston.com/news/local/articles/2009/08/16/a_survey_of_favorite_dog_names_in_scituate_and_hingham/

 アニコム損保 2009年ランク 
   ⇒ http://www.anicom-sompo.co.jp/special/sp091029.html

 アイリスペットどっとコム 2009年 ワンちゃん名前ランキング ⇒ http://www.iris-pet.com/wan/event/ranking2009/5.html

  

Posted by 大沼安史 at 04:56 午後 1.いんさいど世界 |

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