〔NEWS〕 「アメリカにもペレストロイカは必要だ」 「ベルリンの壁」崩壊20周年 ゴルバチョフ氏 記念式典でパパ・ブッシュに語る
「壁」崩壊を記念した式典が10月31日、ベルリンで開かれ、ブッシュ(パパ)、コール、ゴルバショフが顔を合わせた。
パパ・ブッシュは「ベルリンの壁」崩壊に、どう対処していいか分からず、沈黙を守り、せっかくの「冷戦終結」を、軍事国家・アメリカの民生転換につなげることのできなかった男だ。逆に、アメリカの世界帝国化(新世界秩序)に走ってしまった男だ。
「ベルリンの壁」を“東側”から崩壊させた立役者は、民衆であり、ゴルバチョフだったわけだが、その彼が、〔軍事国家=アメリカの代表でもある〕そのパパ・ブッシュに向かって、こう言ったそうだ。
「あなた方もペレストロイカ(改革)をする必要がある」
ゴルバチョフは、パパ・ブッシュにハシゴを外され、見殺しにされた男だ。
彼のこの一言には、万感の思いが込められていたはずだ。
⇒ http://www.spiegel.de/politik/deutschland/0,1518,658505,00.html
Posted by 大沼安史 at 05:53 午後 | Permalink