〔NEWS〕 「ベルリンの壁」 ゲートを「開けた」のは、東独の警備兵の、この人だった!
ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、ロジャー・コーエンさんが「歴史を動かしたもの(The Hinge of History)」というコラムで、20年前、1989年11月9日の「ベルリンの壁」“崩壊”の日、東西ベルリンを分かつゲートを、自分の判断で「開けた」、一人の東ドイツ警備兵、ハロルド・イエーガーさんのことを、ビデオを付きで紹介していた。
⇒ http://www.nytimes.com/2009/11/03/opinion/03iht-edcohen.html
(ビデオは記事画面の左下に)
その日、東独政府の高官は「いますぐ、通行の自由を認める」と記者会見で語ったものの、「壁」のゲートを警備する、イエーガーさんの詰め所には、何の指示も来ない。
ゲートに押し寄せた東ドイツ(ベルリン)の市民の群れ。
上司に指示を仰いでも、「お前の判断にまかせる」。
迷ったイエーガーさんは、破局を防ぐため、「ゲート」を開ける決断を下した。
「壁」のゲートを開けたのは、そう、この人だった。
イエーガーさんは、いまベルリン近郊で、暮らしている。
温室で、」花を育てながら。
イエーガーさんは言った。「東ドイツ」の復活は、決してあってはならない――。
Posted by 大沼安史 at 07:15 午後 | Permalink