〔NEWS〕 アフガン人(政府)警官が団欒の英軍兵士たちを機銃掃射 5人が死亡 6人が重傷 パトリック・コバーン記者が英軍当局者の「オフレコ発言」を公表 「アフガン政府は殺人者と悪党の巣」
英軍が駐留するアフガニスタンのヘルムンドで4日、検問所内で団欒していた英軍兵士らに向かって、「現地の同僚」であるはずのアフガン政府の警官が突然、機関銃を乱射した。
英軍兵士たちは無防備で、5人が射殺され、6人が重傷を追った。
犯人の警官は、仲間の援助射撃の中、オートバイに乗って逃走した。
⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/killed-by-the-enemy-within-1814779.html
豹変――ではないだろう。アフガン警官は、ルサンチマンを抱えて、英軍と行動をともにして来たはずだから。
NATO軍とともに戦う「アフガン政府」の兵士・警官……「フィクション」の化けの皮が、流血の惨事の中で剥がれた。
僕の尊敬する同紙のパトリック・コバーン記者が、コメント記事で、英軍当局者の、「オフレコ発言」を明らかにしていた。
カブールで取材した時、いかに作戦がうまくいっているか、ブリーフィングした英軍当局者に、ほんとのところどうなんだ?――と、オフレコ(発言者の身元を明かさない)を条件に聞いてみたそうなのだ。
当局者は言ったそうだ。「アフガン政府は殺人者と悪党どもの巣だ」と。
⇒ http://www.independent.co.uk/opinion/commentators/patrick-cockburn-deaths-bring-whole-afghan-strategy-into-question-1814783.html
アフガンの人々にとって、英軍も、米軍も「侵略者」でしかない。「政府」を名乗る、「殺人者」「悪党」だけが、同盟者だと言っているだけだ。
英軍よ、米軍よ、アフガンから手を引け!
Posted by 大沼安史 at 11:50 午前 | Permalink
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