〔NEWS〕 ニューヨーク・タイムズ記者 「タリバン捕囚記」 エピローグ
デイビッド・ローズ記者の「タリバン捕囚記」の最終回、「エピローグ」の主なポイントを。
⇒ http://www.nytimes.com/2009/10/22/world/asia/22epilogue.html
脱出に成功、パキスタン軍の基地に逃げ込んで助かったローズ記者と助手のタヒールだったが、タリバンたちのアジトに置き去りにされた、ドライバーのアサドは、どんな目に遭ったか?
ローズ記者は解放された後、アサドと電話で話をしたという(つまり、アサドは生きていた!)。
アサドによると、二人が消えたことをタリバンたちが知ったのは、翌朝だった。最初は二人ともトイレか、と思ったという。
脱走を知ったタリバンはアサドを追及した。何も知らされていないアサドは、鎖につながれ、地下室に17日間、拘束されていた。
アフガンのアサドのファミリーは、タリバンに解放を要求。アサドは一人になった時、隙を見て逃走、タクシーを拾って、アフガン国境まで逃げ延びた。
ローズ記者が「どうしてタリバンからカラシニコフをもらったのか」質したところ、「持つよう命令された」と、アサドは答えた。
アサドもまた、タリバンの言うことを聞いて生き延びようとしたわけだ。
それと、身代金。
身代金はニューヨーク・タイムズ、ローズ記者の家族とも、支払っていないそうだ。
そして、最後に、ローズ記者による重大な指摘をひとつ。
ローズ記者を拉致したのは、「ハカニス」というタリバンの氏族だが、米政府当局者によれば、この「ハカニス」の行動を、パキスタンの情報部(ISI)は見てみぬふりしているそうだ。
それどころか、ISIは「ハニカス」、及び他のタリバン・グループに資金・武器援助をしているとの指摘もあるそうだ。
その「ハニカス」は、いまなお自爆攻撃を続けている……
ISIはあの「9・11」でも、何らかの関与をしたものと疑いが持たれている組織。
「イスラムの核の父」カーン博士ともども、アメリカはとんでもない「モンスター」を育ててしまったものだ。
Posted by 大沼安史 at 05:20 午後 | Permalink

















