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2009-10-29

〔I Love This SONG For Sentimental Reasons 〕 Ashokan Farewell

 今日、BBCラジオ(スコットランド)の音楽番組をネットで聴きながら、ジェームズ・キャロル著、『戦争の家』(下巻)の訳稿(ゲラ)の校正をしていたら、聞いたことのあるバイオリンのメロディーが流れ出し、思わず耳を澄ませた。
 
  ⇒  http://www.youtube.com/watch?v=sx6dxrhqPZY

 この夏、『戦争の家』下巻の翻訳作業中、ユーチューブでチェックした、アメリカのテレビ番組、「南北戦争」(1990年、PBS)のバックに流れていた、一度聞いたら、忘れられない、あのバイオリンだった。

 調べたら、アメリカのミュージシャン、ジェイ・アンガーさんの「アショーカンの別れ」という曲だった。ユーチューブで探したら、あった!

 ビデオの冒頭、アンガーさんが、作曲のいきさつを語っていた。

 アンガーさんたちはアショーカン(ニューヨーク州の景勝の地)で毎年夏、合宿を続けていたのだそうだ。3年目の夏のことだった。現実を離れ、すばらしい仲間たちと、コミュニティーで過ごしたあと、アンガーさんは自宅に戻って、何かを失ったような、切ない思いに囚われたそうだ。

 そうした思いを、スコットランド風の音楽にしようとして、浮かんだのが、この曲の出だしだった。

 泣けてしまったそうだ。作曲してから1ヵ月というもの、涙なしに演奏できなかったそうだ。

 この曲が、PBSテレビの「南北戦争」のバックに使われた理由は――もちろん、その哀切さにある。戦争の無残、死、別れ……。

 しかし、原曲のテーマは、戦争や死ではなく、平和な、人間同士のコミューニティーの思い出である。

 ひと夏の、かけがえのない、「生」の肯定! 別れた人々との、もう二度とはありえない、アショーカンでの日々。 

 だから、この曲は、切ないのだ。だから、この曲は、胸を打つのだ。 

  Jay Ungar さんのプロフィール Wiki⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/Jay_Ungar 

    曲の由来 Wiki ⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/Ashokan_Farewell

Posted by 大沼安史 at 07:08 午後 |

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