〔NEWS〕 G20の影の下で 「音波砲(サウンド・キャノン」)で非暴力の抗議デモを制圧
「デモクラシーNOW」(25日付)が、「G20」が開かれたピッツバーグにおける、非暴力レジスタンスの模様を、現場からの映像で伝えた。
⇒ http://www.democracynow.org/blog/2009/9/25/steve
公園からデモ行進に移ろうとするデモ隊に立ちはだかる警察の機動隊(やけに立派な装備をしている!)。
催涙ガス弾が撃ち込まれ、デモ隊の目に中和液を注入する姿も(ぼくら70年世代ではレモンの汁を目に絞り込んだものだ! 下記の拙著の小説、『NONOと頑爺とレモン革命』を参照)。
しかし、なんといっても驚いたのは「音波砲(サウンド・キャノン)」が、アメリカでデモ鎮圧に初登場したことだ。
おそらく、ビデオ音声を超えた、よほど耳にこたえる「キーキー音」だったのだろう。
日本のマスコミよ、君たちはレジスタンスの現場に記者を配置し、このキーキー音を聞いたか?
またしてもプロテストの現場を見ずに、「G20が○○××で成功!」などと記事を書いているのではないか?
同じ「デモクラシーNOW」が、あのマイケル・ムーア監督に、ニューヨークとLAで先行上映が始まった最新作『資本主義~ある愛の物語』でインタビューしていた。
⇒ http://www.democracynow.org/blog/2009/9/25/steve
その中でムーア監督は、こんなわ分かりやすい譬えを語っていた。
10人の前に10等分された一枚のピザがある。10人のうちの1人が、10切れのうちの9切れを自分のものだと持ち去って行った。残る1枚を9人が奪い合っている……これが今の状況だと。
日本も同じだ。
ハトヤマ氏のような超富裕層(高額所得者)に対し、累進税率の徹底強化を行わねばならない。
ハトヤマ・ユキオ氏よ、祖父以来の巨額な蓄財を、君は恥じねばならないのだ。
フラテルニティ(友愛)を言う以上は――。
Posted by 大沼安史 at 06:39 午後 | Permalink

















