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2009-08-31

〔コラム 机の上の空〕 民主党の「少年」諸君! そう、勝ったのは君たちではない! 国民が勝ったのだ!

 総選挙から一夜明け、ウォールストリート・ジャーナル紙の電子版が、「日本の新しい時代の夜明け(Rise of a New Era in Japan )」という解説記事を載せていた。
  
 記事本文よりも、「写真」に目を吸い寄せられた。

  ⇒ http://online.wsj.com/article/SB125160894574169933.html

 「いかにも、いかにも」の常套写真ではなかった。「喜びを爆発させる」「喜色満面」の写真ではなかった。

 民主党の圧勝、政権交代が確定した、歴史的な瞬間を――民主党の指導者たちの表情を、さりげなく、静かに、写し撮った一枚だった。

 みんな、少年のような顔をしていた。三角ベースの草野球で、年上のチームを打ち負かしたような顔をしていた。

 どんなもんだい、と言いたげな、腕白小僧もいた(むろん、小沢一郎氏のことである)。

 野球帽をやや斜めに、アベコベにかぶっていたら、さぞかし、似合っただろうに。

 あの参議院の瘠せた長老議員までが、優しい目で、どこか、遠くを見ていた。
 日教組出身のこの人が、こんないい目をしていたとは、知らなかった。瀬戸内少年野球団の顧問の先生(?)のような、いい目をしていた。 
 
 少年の心では生きられない、政治の世界を生きて来た彼らの顔に、ある種の純真さが戻った、その瞬間をとらえた写真だった。

 それはおそらく達成感よりも、驚きがもたらしたものであるだろう。

 日本の政治が、ここまで大きく動くとは、世論調査の数字の上で予測できていたとしても、たぶん、実感としては、感受していなかったのだろう。

 大きく動くとはわかっていたが、大きく動いたあとの自分の感動までは(当然のことながら)予測できていなかった――だから、彼らの驚きは新鮮な、清冽なものとなり、厚くなった面の皮を削ぎ落とし、少年の素顔を覗かせたのだ。

 素直な驚き――それは、百戦錬磨の小沢氏の、飴玉をしゅぶるの止めて目を凝らす、ちょっと畏まったような顔を見ても分かる。

 では、彼らを少年のように驚かせたものは何か?

 自分たちの力を超えた、何か大きなものが立ち現れ、それに自分たちは動かされたのだ、という「発見」である。

 政治戦略とか戦術とか、政治力学とか打算を超えたものが、自分たちを大勝利に導いたという、謙虚な認識である。

 民主党が勝ったのではない、マニフェストが勝ったのではない、という自覚が、彼らの顔を少年の顔にしたのだ。

 そう、当たり前のことだが、国民が勝ったのだ。
 勝ったのは、「一票」がつながり合い、重なり合って生み出した、政治変革の流れだ。どん底から決起し、時代閉塞の壁を突破しようと動き出した、日本民衆の群れだ。

 同じ、ウォールストリート・ジャーナル紙電子版のスライドショーに、東京の下町のパン屋さんが出した、ちょっと選挙に行って来ます、の看板が出ていた。

  ⇒ http://online.wsj.com/article/SB125160894574169933.html#project%3DSLIDESHOW08%26s%3DSB125162438628170037%26articleTabs%3Dslideshow 

 生活の場の近くに投票所があり、そこで書かれた無数の投票用紙が、国会の岸辺へ、潮騒となり、波となって押し寄せた。

 民主党の指導者たちが、浜仕事で早起きした少年のように、みんなで夜明けの海を眺めているように見えるのは、そのためであろう。

 民主党よ、間違ってはいけない。

 君たちが勝ったのではなく、国民が勝ったのだ。

 君たちが自民党に勝ったのでなく、国民が勝ったのだ。

 民主党よ、この謙虚な驚きを忘れずに、少年の顔を取り戻したことを忘れずに、国政に取り組んでくれ給え。

 政治家の悪党面は、もう見たくもない。 

 

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Posted by 大沼安史 at 08:57 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-30

〔I Love This SONG For Sentimental Reasons 〕 ボビー・ライデル Forget him!

 日曜日……今日も朝から、仕事を続けた。
 体調がいまいち。
 で、カラダに聞いてみたら、「酢がほしい」……で、夕食で「酢」を補給したら、すこし痛みがとれたようだ。
 

 総選挙の結果を待ちながら、ちょっと寛いでいる。食後の手製デザートは、なし!
 「グレープジュース・ゼリー」の製造に失敗したからだ。
 お湯で溶かす時、手を抜いたらしい。

 で、ユーチューブの「ナツメロ」で、ココロを癒しにかかる。
 
 で、これ、「フォーゲット・ヒム」。

 あいつなんか、忘れてくれよ、という、例によって若干、情けない(ところが好きな)ボビー・ライデルの代表曲。

  ⇒  http://www.youtube.com/watch?v=Tu8AdmF4Q4k

 ♪「国民は」はよ~、お前のこと嫌ってるだからさぁ~、もうあきらめてよお~、おれらみたいによ~、引退してよ~と、川を渡ってよ~、こっちの世界によ~、そろそろ、引っ越しておいでよ~と、ASO氏相手にKOIZUMI君が、呼びかけている歌でもある…………??? 

Posted by 大沼安史 at 08:07 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 総選挙インタビューで河北新報に登場!

 仙台の地元紙、河北新報に登場しました。「総選挙インタビュー」です。

 ⇒  http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090820_09.htm
 
 写真で、手に持っているのが、拙訳で出した、ジェームズ・キャロル著、『戦争の家』(緑風出版)の上巻です。

 こんどの選挙に宮城1区から立候補した、郡和子さん(民主党)が、朝日新聞宮城県版(29日付)・立候補者アンケート、「感銘を受けた本」に取り上げてくれていたので、ビックリ。

 下巻の翻訳作業は9月上旬に終わる予定です。

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Posted by 大沼安史 at 07:30 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-27

〔いんさいど世界〕 とほほ ニッポンの「幸せ」 世界50位クラス 

 ☆ 9月1日にラジオ放送する「予定原稿」です。

 9月、総選挙の夏が終わり、再出発の秋が来ました。マニフェストの実行が時が――国民生活、建て直しの秋が、やって来ました。

 これからが本番です。 ようやく、再建へのスタートラインに立った日本。

 今朝は、私たち日本人は、いったいどんな地点に立っているのか、すこし変わった視点から、再確認してみたいと思います。

 すこし変わった視点――それは「幸せ(ハピネス)」の視点です。「幸せ(あるいは不幸せ)」のレンズで見ると、日本は――日本人は今、どんな立ち位置にいるのか?

 オランダのロッテルダムのエラスムス大学が、「幸せ・世界データブック」プロジェクトという研究を進めていて、結果をネットで公開しています。

 ルート・ヴィーンホーベン教授が中心になって続けているプロジェクトです。

 最近、「2000年から2008年までの期間」を通してみた、世界幸せ度ランキングというものを発表したので、まず、それを見ることのしましょう。

 10段階評価。最高にハッピー10点、最悪に(アン)ハッピー0点のスケールで見た、世界ランクです。

 まず、トップ5ですが、①アイスランド(8.5)②デンマーク(8.4)③コロンビア(8.1)④スイス(8.1)⑤メキシコ(8.0)。

 中南米が2ヵ国、入っている……ちょっと意外な気がします。

 気になる国をいくつか拾い上げると、アメリカは7.0で、27~31位グループ。

 アメリカにめちゃめちゃにされたイラクは、4.3で、135~138位グループ。

 北朝鮮は?……というと、リストに入っていません。北朝鮮の皆さんに本音を聞くことができないからなんでしょうね。  建前的には「幸せ10.00」の「地上の楽園」なんですから……。

 で、気になる、われらが日本ですが、これが6.4で、48~53位グループ。

 アフリカのナイジェリアとか、アジアではマレーシアとかと同じグループですね。

 先進国としては、低すぎる。アメリカに負けているですから。

 ちなみにドイツは21~24位グループです。

 お隣、韓国は5.9で、日本より低い、66~71位グループ。中国は、6.3で、日本のすぐ下の54~55位グループ。

 結局、日本って、あんまり幸せな国じゃないんですね。

 で、こんどは、日本に的を絞って、幸せ度の推移をたどってみると、4段階評価(4~1)の10段階換算でみると、平均値が最も高かったのは、1993年で6.78。  最新の2007年の数値は5.77まで下がっています。

 今なら――2009年の今なら、もっと下がっている……これは間違いないことでしょうね。

 日本人は(そんなに)幸せでない!――この不幸せ加減を、「全国世論調査」として、はっきり見せてくれたのが、今回の総選挙の結果だと言うこともできるでしょう。

 では、わたしたちは、どうして(そんなに)幸せでないのか?  「2009年OECDデータブック」によると、日本の相対的貧困率は、共稼ぎ世帯でみると、ついに世界1(最悪)となったそうです。

 アメリカを抜いたのですね。

 貧困大国・日本……政治の責任ですね。

 日本再生……出直しの秋、再出発の秋。

 目指すは、加山雄三的世界、「しあわせだな~」の新生・日本です。  

   ⇒ http://worlddatabaseofhappiness.eur.nl/hap_nat/nat_fp.php   

Posted by 大沼安史 at 08:43 午後 1.いんさいど世界 | | トラックバック (0)

2009-08-25

〔NEWS〕 「怒りの波、東京を襲う」 与謝野財務相が惨敗宣言!

 スポニチによれば、与謝野財務相は25日の記者会見で、30日投開票の衆院選の情勢について「今の勢いでいくと、国会があたかも(民主党の)一党独裁になりかねない雰囲気だ」との懸念を示した――そうだ。

 スポニチ ⇒ http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090825028.html

 共同通信の配信を報じたと見られるが、この「懸念を示した」という(あるいは、考えを示した、とか見解を表明した、という)記事のスタイル、何とかならないものだろうか?……

 「懸念を示した」???――「発言」のサブスタンスから、「距離」を置く(置くことを認める)、この新聞の官報表現、いつ聞いても(読んでも)不快感を禁じ得ないが、われらの「スポニチ」はやはり違う、自分の裁量でなんとでもつけれる「見出し」では、名誉挽回とばかりに、庶民語を使って、キッチリ決めてくれた。

 ボロ負け予想に与謝野氏「民主の一党独裁になりかねない」

 ボロ負け……惨敗。

 政権党の閣僚が、記者会見でここまで言う……これはもう、戦いを前にシッポを巻いて逃げ出す犬のようなものだ。

 「惨敗」宣言ではないか!。
 
 これは新聞なら1面トップ、NHKなら7時のトップニュース級の「大ニュース」である。

 フィナンシャル・タイムズ(FT)も、そう判断したらしく、電子版のフロントに、この与謝野発言を伝えるロイター電を載せた。(ロイター電はサンケイ新聞に依拠)

 
 FT紙  ⇒  http://www.ft.com/cms/s/0/9586b564-9117-11de-bc99-00144feabdc0.html

 いわく、与謝野氏は、

  warned on Tuesday parliament risks being dominated by a single party.

 まるで自分たちが、あの「自民党をぶっこわす・郵政選挙」で「一党独裁」になり、この世の最後の栄華を極めた過去を、お忘れのような口ぶりではある。 

 そして、

  The situation is tough. The angry waves of the Democratic Party are attacking all over Tokyo.

    情勢は厳しい。民主党を支持する怒りの波は、東京じゅうを襲っている。

 これではまるで、自民党の失政に怒りを爆発させた国民(都民)を、ゴジラだ、モスラだ、と言っているようなものではないか?

 この与謝野発言は、麻生首相の「金がねえなら結婚しないほうがいい」発言よりも、もっともっと凄い、超弩級の「失言」ではある。

Posted by 大沼安史 at 05:28 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-22

〔NEWS〕 ソンミ村虐殺事件 カリー元中尉 41年後の謝罪

 1968年3月16日、ベトナム・ソンミ村ミライ地区で起きた、米軍による村民虐殺事件から、41年が過ぎた。

 事件でただ一人、有罪判決(終身刑)を受け、その後、減刑され、釈放されたウィリアム・カリー元米陸軍中尉(66歳、当時25歳)が、このほど、オハイオ州コロンバスで開かれた、社会奉仕団体、キワニス・クラブの集まりで、事件後、初めて、謝罪した。

 地元紙の「レジャー・エンクワイアラー」が、21日に報じた。

 「あの日、ミライで起きたことに良心の呵責を覚えず、一日たりとも過ごしたことはない」 

 “There is not a day that goes by that I do not feel remorse for what happened that day in My Lai.”

  その日、米軍の機銃掃射などで殺された村民は、504人。

 カリー中尉は裁判で、上官(大尉、軍事法廷で無罪)の命令だったと訴えたが、この集まりでも主張を繰り返した。

 会場からの「違法な命令に従うこと自体、違法なことではないか」との質問に、カリー氏はこう答えた。

 「その通りだと思います。命令を受けた時、どうして抗議しなかったのか、とお尋ねであれば、私は中尉、命令は司令官が出ていて、私はそれに従った、と答えることでしょう――私は愚かにも、従ってしまった」

 カリー氏は出所したあと、結婚。いま、28歳になる長男と、アトランタで暮らしているそうだ。

 この事件では、虐殺を上空から目撃した米軍ヘリのパイロットが、「止めないと、(カリー中尉らを)撃つ」と威嚇し、制止しようとした、との話も伝えられているが、この点についてカリー氏は、こう言明した。

 「ヘリのパイロットは、子どもたちを(ヘリで、ほかへ)連れ出すことができないか、と聞いて来た。上官の大尉にパイロットの意向を伝えると、大尉は連れ出しても構わない、と言った」

 せめて、子どもたちだけでも、救いたい、ということだったのだろうか?

 しかしソンミ村ミライ地区の子どもたち(173人)は、家族とともに殺されたのである。

 戦争とは、こういうクソなものなのだ。
 だから、「ベ平連」の小田実氏は、吉川勇一氏は、「殺すな!」と言ったのだ。

 だから、「9条」は守らなければならないのだ! 
 

 「レジャー・エンクワイアラー」紙の記事 ⇒  http://www.ledger-enquirer.com/news/story/813820.html

 「ミライ事件(ソンミ村虐殺事件)」Wiki
     ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%9F%E6%9D%91%E8%99%90%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 「ウィリアム・カリー氏」Wiki
     ⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/William_Calley

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Posted by 大沼安史 at 09:15 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-21

〔いんさいど世界〕 英国防省がUFOファイルを解禁

 UFOのメッカ?、イギリスの国防省が「UFOファイル」を機密解除し、このほどオンラインで公開しました。
 1981年から96年までの期間、同国の国防省が収集した、ファイル14個分、計4000頁ものUFO情報が一挙に開示されたのです。

 昨年5月から、同省が進めているUFO情報公開で、今回で4回目だそうです。

 でも、今回の公表分には、英国で大変な騒ぎとなった

 ①「1981年の空軍基地目撃事件」と

 ②「1993年の警察官も目撃事件」、

 ③「1995年の少年2人による目撃事件」

 が含まれており、英国のみならず、全世界のUFOファン(?)の注目を集めています。

 で、まず①の「1981年の空軍基地目撃事件」ですが、これは同年1月13日に、サフォークの英空軍と米空軍が共同で運用している空軍基地で、2度にわたって目撃されました。
 
 それも米空軍の副司令官、チャールズ・ホールト大佐らが目撃し、英国防省に報告していたのです。

 それによると、光を放つ、不思議な、金属の飛行物体が、基地近くの森に着陸したんだそうです。飛行物体は三角形をしており、地面に放射痕と、3箇所の、目に見える痕跡を残していたそうです。

 この米軍による目撃報告について英国防省は、報告があった事実そのものを否定していました。ところが、2年後の83年、米国の情報自由法に基づく情報開示請求があり、一転して報告の事実があったことを認めているんですね。

 う~ん、こうなると、信憑性が高まって来るなあ~。

 で、これに追い討ちをかけるように、今回の公開資料には、この目撃事件に関する、面白いエピソードが含まれているそうです。

 4年後の1985年のこと、国防省の前高官が当時のサッチャー政権に対して書簡を送り、そんな否定ばかりしてると、「ババナの皮」で足をとられ、コケちゃいますよ、と警告したんだそうです。

 つまり、サフォークでの目撃証言は、それだけ真実性が高い、わけですね。
(ただし、同省は、この目撃情報をファイル化しただけで、UFOの存在を確認するところまでは踏み込んでいません)

 続いて、②の「1993年の警察官も目撃事件」ですが、これは同年3月31日未明、デボンからコーンウォール、サウス・ウェールズ、シュロプシャーにかけて、30箇所以上の地点で6時間にわたって、双胴の船のような形をした大型の飛行物体が、光を放って飛んでいるのが目撃されたものです。
 で、なんと警察官、軍人合わせて70人もの目撃者がいることが、今回、公開されたファイルで分かりました。

 最後に③の「1995年の少年2人による目撃事件」ですが――これはけっこう、イギリスでは有名な話だそうですが――、今回、開示された国防省ファイルで、これまた詳しいことがわかりました。

 同年5月4日の午後11時ごろのことでした。スタッフォードシャーのチェイスタウン近くの農地に、UFOが着陸しているのを、通りかかった10代の少年2人組が目撃したのです。

 これはお皿を逆さにした円盤形のUFO。下部が赤く輝いていたといいます。4階建ての高さ。2人との距離は12メートルでした。

 そして、な、な~んと、円盤の下から、現れたのは宇宙人。
 な、な~んと、レモンのような頭をした宇宙人ではないか。

 そ、それも、な~んと、英語で、2人にこう言ったそうだ。

   We want you,come with us.

    キミタチガホシイ、イッショニオイデ

 ギョッとした2人、恐ろしくなって逃げ出し、警察に駆け込むことになるのですが、警察官の証言によると、2人の皮膚はな、な~んと、赤く輝いていたそうだ。

 翌朝、警察官が現場に行くと、地元のファーマーがいて、「別に変わったこと、なかったぞがなもし」と、言ったそうです。

 もしかしら、その農業してたおじさん、宇宙人が変身・変装していたのかも????  

 この③についても、英国防省は判断を下していません。(同省の公式見解は、UFOは特に防衛上、大きな問題になっていない(だから無視)という態度だ)

 僕なんか、少年2人の証言の方が、信憑性ありと思うのですが、みなさん、どう思いますか????

 で、最後に、もひとつ、オマケを言うと、今回、解禁されたファイルには、1989年と90年の2度にわたって、ベルギー空軍の戦闘機がUFO迎撃のスクランブルをかけたことも記録されているそうです。
 
 三角形のUFOだったそうです。

 ベルギーの目撃情報がなんで英国防省のファイルの中にあるかというと、3年後、ベルギー空軍の首脳から英国防省に報告があったんです。

 それによると、ベルギー空軍の戦闘機のレーダーは、UFOをたしかにとらえていた(ロックド・オン)していたそうです。でも、その物体が何なのか特定できなかった(ので、攻撃しなかった)んだそうです。

 この時、ミサイルを発射なんかしていたら、UFOが反撃して来て、ちょっとした宇宙戦争になっていたかも知れませんね。

 ちなみに、英国防省ファイルによると、英国でのUFO目撃報告は、1993年から96年の3年間に800件に達しているそうです。

 ということはつまり、イギリスのUFOって、珍しいものでもなんでもなく、ごくありふれた、身近なものなんですね。

 な~んだ、つまらない――ですって???

 ⇒  http://www.independent.co.uk/news/uk/politics/secret-mod-files-reveal-ufos-went-to-the-top-1773100.html

 http://www.guardian.co.uk/uk/2009/aug/17/mod-report-ufo-sightings

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Posted by 大沼安史 at 10:25 午後 1.いんさいど世界 | | トラックバック (0)

2009-08-20

〔I Love This SONG For Sentimental Reasons 〕 リトル・ビティー・ガール

 このところ毎朝、3時半起きで、仕事(翻訳)を続けていたら、疲れがたまって、ついにダウン。

 で、今朝は6時半まで「朝寝坊」してしまった(いったんは3時半に起きたのだが、そのままGOOだった)。

 疲れがたまっているせいか、感情の起伏が激しく、友人に「余裕を持て」「ついでに栄養もとれ」と注意された。

 で、気分転換も兼ね、なぜか「林檎ジュース」ゼリー???――をつくった。

 さっき、冷蔵庫から取り出し、味見したら、「うん。これはいける!」

 夕食のデザートに、実はこれから、本格的にいただいでしまうのだが、そのBGM(???)にふさわしいのが、この歌。

 大昔、中学生の頃、持っていた、ボビー・ライデル(といっても、知らないよね!。バイバイ・バーディーって映画で、アン・マーグレットと共演した、あのボビー・ライデルなんだけど……)のLPの中の一曲。

 青林檎のジュースのような、添加物のないラブ(を求める)・ソングだ。
 
  ⇒  http://www.youtube.com/watch?v=FLErHbhNR_Y

  リトル・ビティーとは、とてもちいさな、って意味。

  どお? いい歌でしょ!

Posted by 大沼安史 at 08:10 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 「国保」へ オバマ 踏ん張る 「巻き返し」 正面突破の可能性も

 全米5000万人の無保険者を救済する「国保」の導入へ向け、オバマ政権が最後の踏ん張りを見せている。

 いったんは「国保」オプションを放棄か?――と伝えられ、「自己責任論者+共和党+保険会社」連合軍の前に、白旗を掲げるのか、と危ぶまれていたオバマだったが、民主党内のリベラル派や労組の支援もあって、ここに来て勢いを盛り返し、「巻き返し」に出る構えも見せている。

 共和党の「理解」を得ずに、民主党のみで正面突破を図れ、とする動きもあり、戦いはいよいよ正念場を迎えた。

 そんなオバマ大統領は19日、「国保」創設を支持する宗教指導者の者らの前で演説、
 
 「国保」問題は、倫理的・道徳的義務の核心にあるものだ(“a core ethical and moral obligation” )

 と述べ、議論の「原点」を指し示した。

 ⇒  http://www.nytimes.com/2009/08/20/us/politics/20obama.html?_r=1&hpw

 オバマの、「政治」を取り戻す戦いは、なおも続く。

 がんばれ、オバマ、負けるな、オバマ!

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Posted by 大沼安史 at 07:47 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-18

〔いんさいど世界〕 「日本崩壊」の政治災害下、「リベンジ選挙」がスタート 英紙が「日本貧困譚」 皇居近くに難民村 100円コーヒーで終日、過ごすホームレスたちの沈黙……「一票」に怒りを込める時が来た!

  総選挙告示の今朝、地元・仙台の東北放送のラジオ生番組に出演した。午前8時30分――選管での立候補受付開始時刻。
 遂に選挙戦、ヨーイ・ドン。

 「今、私たちは歴史的な瞬間を迎えているのかも知れませんね」――思わず、こんなコメントをしていた。

               ☆

 番組で私は、総選挙に関して、2点、指摘した。

 ひとつは、今回の選挙が、パーフェクト・ストームの中で迎える選挙であること。

 この「パーフェクト・ストーム」とは、完璧な暴風雨状態、これ以上、ひどいものはない、最悪の嵐(ただし人災)のことである。

 アメリカの保守派のコメンテーターの表現をかりたものだが、今回の総選挙は、生活崩壊、経済崩壊、政治崩壊という、最悪の状況で戦われる選挙だという意味である。

 日本崩壊の中で突入した選挙戦――

 ここから、2点目のポイントが導き出される。    

 「今回の総選挙は単なるチョイスの選挙ではない。有権者が自分たちの政権を創り出し、永田町に据える選挙だ」

 政治の消費者から、政治の生産者へ。

 私たちは今や、それほどまでに追い込まれているのだ。

               ☆

 世界的な経済紙、フィナンシャル・タイムズ(F・T)に、日本の「政治災害」による難民たち(ホームレスたち)に焦点を合わせた記事が載っていた。

 ⇒ http://www.ft.com/cms/s/0/3c619350-8b4a-11de-9f50-00144feabdc0.html

 「最も弱い人々に、安堵できる展望はない」

 その記事を読んで初めて知った。

 東京の皇居近くの公園にまで、テント村が出現している、というのだ。

 日本のマスコミでは(たぶん)報じていない「ニュース」だ。

 ホームレスの人たちは住民登録をしていない(以前、しただけ)だから、選管から届く「入場券」を持ってはいないだろう。

 しかし、「有権者」には変わりない。

 そのテント村へ出かけて、「清き一票を」と頭を下げる、政権党の候補者はいるのだろうか?

               ☆

 FT紙の記事には、100円のコーヒーで、終日、「マック」で時間を過ごす、ホームレスたちの「沈黙」のことが書かれていた。

 そんな「マック」の前を、選車は何度も通り過ぎたことだろう。

 選挙戦初日、「マック」に入り、ホームレスたちと握手を交わした(交わせた)政権党の候補はいただろうか?

               ☆

 麻生総理総裁が行かねばならないところは、「アキバ」ではなく、「テント村」や「マック」だろう。
 政権党の国会議員が行って頭を下げねばならないのは、「靖国」ではなく、「テント村」や「マック」だろう。

  「今日の繁栄を築いた英霊」に感謝する気持ちがあるなら、「今日の繁栄を築き、挙げ句の果てに弾き出された」、苦悩の魂をもってこの世を生きる「政治難民」の諸氏に対して、どうして「申しわけない」の一言も言えないのか!

 未曾有の政治災害、未曾有のパーフェクト・ストームを引き起し、人々を悲惨の底に突き落としたことをまずもって反省し、全国津々浦々の政治難民たちに謝罪してから、選挙運動を始めるのが筋というものではないか!

               ☆

 「リベンジ選挙」である。
 「一票」でもって、人々が繋がり、そのことで、たった一枚の投票用紙に歴史的な重みが加わった、おそらくは史上初の、連帯感と危機意識、そして再生への一縷の望みをかけて行われる、腐敗・酩酊・金満・無責任政治家・在庫一掃処分の「総世直し選挙」である。

 テントの中にうずくまり、マックのイスで口を噤まざるを得ない同胞の心を思い、怒り込めて、私もまた、「一票」を投じることにしよう。

  新刊NEWS NONO頑爺レモン革命 
     大沼 安史著  定価1680円(本体1600円+税)
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 「60年安保」から半世紀を迎える今、平和を、憲法9条をどのように守っていくか。
 「歴史の封印を解き、歴史の真実を見詰め、平和を、9条を守り抜く」異色の政治ファンタジー小説!
 戦後政治最大の謎とされる「M資金」に日本・オランダ混血の美少女NONO(ノノ)が挑み、 頑爺(がんじぃ)が「9条」を守る「改憲」阻止の闘いに、命の炎を燃やす。 6月15日、夜の国会前・・・イマジン! 「レモン革命」の奇跡が起きる! 卒業式の日の丸・蒸発事件をテーマにした『緑の日の丸』の続編。小田実氏へのオマージュ!
  
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Posted by 大沼安史 at 07:32 午後 1.いんさいど世界 | | トラックバック (1)

2009-08-17

〔NEWS〕  オバマ、危うし! 屈するな、オバマ! 「国保」創設 背水の夏の陣

 オバマがバカンス返上で「国民健康保険」制度の創設へ向け、奮戦している。(壁に跳ね返され、膝を屈しようとしている!)
 大統領選のキャンペーンのように、タウンホール・ミーティングに出かけ、マイクを握って熱く語っている。(が、内心、負け戦かも知れない、と思っている?)

 負けるな、オバマ! 立つんだ、オバマ! ロープ際から反撃せよ!

 
 「負け戦」は、保険会社の圧力(&CM効果で)で、連邦議会の動きが止まり、共和党・保守派から「国保は社会主義」との非難の大合唱が湧き上がっているからだ。

 が、オバマは役所や議会に「丸投げ」せず、大統領として、自ら「リスク」を取り、最後の戦いに打って出た!
 
 今月11日、オバマはニューハンプシャー州のポーツマスに飛んで、タウンホール・ミーティングに臨んだ。

 そこでの、オバマの訴えは激烈なものだった。
 ワシントン・ポスト紙によると、オバマは1800人の参加者を前に、こう言ったそうだ。

 ⇒ http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/08/10/AR2009081002447.html?hpid=topnews

 「健康保険改革の法案通過に近づくたび、特定利益団体が、持てるもの全てを動員して反撃をしかけて来る。彼らは影響力を行使している。彼らは政治的な同盟者を使い、アメリカ国民を脅かし、間違った方法に導こうとする。彼らはテレビコマーシャルを始めた。いつものやり口だ。われわれは彼らに、二度とそれをさせてはならない。今回は、させない。今は、させない」

 会場の周辺には保守派が抗議に集まり、「大きな政府」に反対し、「NOバマ、死のケア」と叫ぶ。

 アメリカ政治の底流には、ブッシュを二度もホワイトハイスに送り込んだ、こうした保守的潮流があるのだ。

 そこに切り込んでゆくオバマ! 

 オバマは16日付のニューヨーク・タイムズ紙にも寄稿し、論陣を張った。
 「なぜ、わたしたちにヘルスケア改革が必要か?」

 ⇒ http://www.nytimes.com/2009/08/16/opinion/16obama.html?_r=1

 「改革を懸念する人もいるが、ほとんどの人は、何かをしなければならないと知っている。保険会社に説明責任をとらせ、アメリカ人に保健の面で安定と安心感を与えるべきであると理解している」

 「これは政治の駆け引きの問題ではない。これは人々の生活、生活のあり方の問題だ」

 が、17日のワシントン・ポスト(電子版 AP電)は、オバマが姿勢を後退させた、と報じている。このままでは、リベラル派を怒らせる結果に終わると――。   

 ⇒ http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/08/17/AR2009081700289_pf.html

 国営保険ではなく、「国保(協同)組合」を立ち上げて、民間保険会社と競合させる妥協案の模索が始まっているらしいのだ。

 民主党としては、それで「勝利」を宣言して決着を図るハラ積もりづもりのようだ。

 それでいいのか、オバマ!

 立て、立つんだ、オバマ!

  新刊NEWS 『NONOと頑爺のレモン革命』 ☆
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Posted by 大沼安史 at 07:34 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-12

〔BOO仙人の連坊語録〕 若い記者諸君よ、立て・歩け・迫れ! 「キアッソ・ゲート」事件を暴くのじゃ~!

 権力は、民衆を監視するが、民衆には監視させない――民衆が見たいものを見せない……民衆に見せたいものだけを見せる。

 ジャーナリズムが「反権力」であらねばならない理由は、ここにある。

 で、じゃ。

 わしはの、「キアッソ・ゲート事件」がいつ火を噴くか、楽しみに待っとるのじゃ。

 日本の「ウッドスタイン」の登場に期待しておる。

 若い記者諸君、立つのじゃ、歩くのじゃ、迫るのじゃ。

 行け!行け!行け! 行くのじゃあ~

 行って、剥ぎ取るのじゃ。

 日本の戦後権力の欲まみれ・金まみれの姿を、わしらに見せるのじゃ!

 「M」で買われた「日本」――「Mの悲劇」の全貌を、君らの力で曝け出すのじゃ~っ!

   (血圧、上がってしもうた……うぐっ、ああああ……)

 ◎このコメントは、「閑居愚考」氏への「返歌」です。
  ⇒ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/nbsn001/comment/20090811/1249976470#comment

 

Posted by 大沼安史 at 04:38 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-11

〔ジャック天野の目が点・特報〕「キアッソ・ゲート」事件 新段階入り 「M資金=米国債」 「運び屋」は「管理人」を名乗る某元政府高官の義弟 

 
 【TOKYO11日ジャック天野記者】  伊北部のスイス国境の町、キアッソで、日本人2人組が日本円換算で13兆円相当もの巨額な米国債を隠し持ち、財務警察の摘発された事件は、日本の権力構造を揺るがす、「キアッソ・ゲート」事件とも言うべき、一大疑獄事件へと発展しそうな雲行きとなって来た。

 2人組がスイスに運び込もうとした米国債は、米国から日本に還付された「M資金」の「残金」であることは既報の通りだが、新たに、運び屋の中の1人が、「M資金」の管理人を名乗り、日本国内で巨額詐欺事件を繰り返して来た人物であることが、USO通信特別取材班の調べで明らかになった。

 この人物は、日本政府元高官の義弟。その義兄は某中央官庁のトップを務めたあと、日本銀行に天下りした官界の有力者。

 「M資金」詐欺と働いてきた問題の義弟は、「M資金」の「管理人」を騙(かた)っていただけ、とみられていたが、今回、巨額「米国債」の「現物」を所持してことが確認されたことで、「管理人」はともかく、「M資金」と深い関わりを持つ人物であることが明るみにでた。

 この人物が、インキ会社社長を自殺に追い込むなど「M資金」詐欺を働いていたのは、「M資金」が「米国債」のかたちで、日米共同管理下に置かれていたことから、自分で勝手に取り崩すことができなかったため、とみられる。

 1960年代に、日本に還付された「M資金」の残金=米国債は、ロッキード事件後、管理が強化され、米国の東京大使館(CIA東京支局)の指示・承認と、財務次官の決済印がなければ、支出できない体制になっていた。

 「M資金」は当初、第一勧銀に預託する形をとっていた。他の邦銀も経営状態が悪化したことから、郵政省=郵貯が預託管理を引き受けることになり、郵政民営化後も、その状態が続いていた。

 関係筋によれば、米財務省から、「M資金」の全額供出要請があったのは、昨年夏のこと。
 極秘協議の結果、「M資金」は元来、旧日本軍(海軍)の資産、世界金融危機対策とはいえ、供出には応じられないとして、(決済印を持った)財務次官を雲隠れさせ、指定の期日までに回答せず、うやむやの形での幕引きを図った。

 米財務省から2度目の要請があったのは、ことし3月初め。ガイトナー長官ら、米側の要請は前回と打って変わって高飛車なもので、総務省の頭越しに、「日本郵政」に対して、全額拠出の指示を直接出すありさま。

 これに対して、政権復活資金に使うべきだなど反発の声が上がり、政権交代を見越して、とりあえずスイスへの隠匿を図ることを決断した。

 今回、キアッソまで、問題の人物ら2人組によって運び出された、1345億ドル(13兆円相当)もの米国債は、「M資金」の「残金」の全額。

 日本政府は「M資金」の存在が明るみに出るのを恐れ、運び屋の身元の情報公開に応じないなど、揉み消し工作に全力を挙げている。 
 

 

Posted by 大沼安史 at 08:17 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-10

〔BOO仙人の連坊語録〕 居酒屋にあるのはの、「友愛」ではなく、「連帯」じゃよ

   (これは、「閑居愚考」氏のブログ ⇒ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/nbsn001/
  に対する返歌です)

  実はの、今日の、某紙の「総選挙をどう思うか?」インタビューを受け、その「ヤサ男」についても、どう思うか、聞かれたのじゃ。

 わしはの、「彼氏は居酒屋は民主主義だ、とのたもうとるそうじゃが、居酒屋、ホンマ知っとる男かいの?」と、答えておいた。

 そしての、居酒屋ほんとに知っておるなら、「友愛」というコトバは出ん、と付け加えておいた。

 憂さ、嘆き、意地、希望、夢――わしはの、その「ヤサ男」にこう言いたい。

 居酒屋にはの、「友愛」などというお体裁のいいコトバではなく……(どうしても、漢字2個でいいたいなら)怒りの、怒号の、泣きの、笑いの、民衆の「連帯」というコトバがふさわしいのじゃ――と。

 世界はの、フラテルニテ(友愛=博愛)から、ソリダリテ(連帯=抵抗)の時代になっておるのじゃ。

 飲んで騒いで丘にのぼれば、はるか野毛山に闇夜は明けるのじゃ。

Posted by 大沼安史 at 09:01 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-09

〔BOO仙人の連坊語録〕 「9条」でつくる「平和の家」 「閑居愚考」に答える

 「閑居愚考」⇒  http://geocities.yahoo.co.jp/gl/nbsn001/comment/20090807/1249647069#comment 

 異なる発想から「廃絶戦略」を練る……同感じゃな。

 わしはの、「核の軍備管理」はもちろん「核の軍備縮小」の線から、「廃絶」に行き着くことは不可能と考えとるんじゃ。

 これは核だけじゃのおて、通常兵器でも同じこと。

 で、どうするか?

 わしはの、「9条」の徹底から道は拓けると思うちょる。

 「戦力」である自衛隊を「9条」をベースにつくりかえる。いまは「軍隊」になっちょるから、これを災害救助隊兼地球環境保全隊に再編成する。

 そして内外の被災地に出動し、困った人を助ける。どこへでも行く。北朝鮮にも行く。アフリカにも行く。ロシアにも、の。

 環境破壊の現場にも行く。環境難民を救出する。生活再建を支援する。

 平和と友好じゃ。それがあれば、核の抑止力も、銃の抑止力もいらん、ナイフの抑止力もいらん。

 せば、廃絶じゃ、核と戦争の廃絶じゃ。

 目下、J・キャロル氏の「戦争の家」の後半部、1960年代以降を訳しているところじゃが、オバマのような男は、被爆国である日本にこそ、必要じゃな。

 日本を「平和の家」にする。そこから出発するのじゃ。

 
  日本を、世界を、「平和の家」へ――。

 日本には「9条」がある。「9条」を生ましめた、ヒロシマとナガサキの地獄がある。そこから出発するのじゃ。

 そのためには、嘆くことから始めなければならん。ヒロシマとナガサキの地獄の悲しみを、徹底して嘆かなければならん。

 J・キャロル氏は、こう書いとるぞ。

   Grief,as it always does,trumped fear,hatred,and the desire for war.

     悲嘆はいつも、恐怖と憎悪、さらには戦争への欲望に打ち勝つ。

 「9条の希望」と「被爆の悲嘆」――「平和の家」の礎石は、これじゃ。 
 
 

Posted by 大沼安史 at 01:08 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-08

〔ジャック天野の目が点・特報〕 伊キアッソで押収の13兆円相当の米国債 日本に還付された「M資金」の残金と判明 政権交代を前にスイスに移送企て 米当局が阻止 

 【ロンドン8日ジャック天野記者】 6月初め、日本人男性2人組が13兆円相当もの米国債を隠し持ち、イタリアからスイスに越境しようとして逮捕される事件が起きたが、この米国債は、米国の対日政治工作資金、「M資金」の「残金(高)」であることが、USO通信社特別取材班の調査で明らかになった。

 同取材班キャップ(ジャック天野記者)の追及に対し、日米の複数の関係筋は同日までに、事実関係を認めた。

 「M資金」は日本の戦後政治をコントロールするため、米国が政治工作に充てていたファンドだが、1960年代に「残高」が日本側に「還付」されていた。

 イタリアのキアッソで伊当局に押収された米国債は、この「還付」された「M資金」の「残高」で、総選挙での敗北と政権交代を見越した、政府・自民党がイタリア経由でスイスへ、換金を狙って移送・隠匿したものと分かった。

 「M資金」は元々、日本の旧海軍が舞鶴軍港沖の浅海に、病院船もろとも沈め、隠匿したタングステンなど軍需物資、財宝類を、GHQが察知し、米軍潜水艦を使って回収したものが原資。

 「M資金」のMとは、舞鶴のMのことだ。

 「M資金」は戦後、CIAが管理し、米国内で米国債に替えて管理、日本の政権当局者からの求めに応じる形で、その都度、現金(ドル)化しては、空路、日本に運び込んでいた。

 ニューヨーク・タイムズ紙のティム・ワイナー記者によれば、運び屋はロッキード社の人間が担当していたという。

 「M資金」の「残高」の日本への「還付」は、日本の政権党筋からの以来に米側が応えたものだが、残高といえども巨額なものであることから、一気に現金化すると米国債市場にも悪影響を及ぼしかねないとして、米国債の現物での「返還」となった。

 東京でこの管理にあたったのは、自民党・大蔵省・日銀が極秘で立ち上げた「還付金管理財団」。

 財団が管理する米国債の売却と使途は毎回、米政府(窓口はCIA東京支局)の事前承認を経て、実行に移されたという。

 こうした中、事実上のアメリカによる管理に不満を募らせた自民党内の一部有力派閥は、「M資金残高」の米国債を「原資」に、「日本国債引き出し権」を販売して「現金化」する手法を考え出し、換金に乗り出した。これが「還付金残高証明書」といわれるものだ。

 このような状況下で、米政府が仕掛けたのが、あの「ロッキード事件」だった。米国の承諾なしに対中接近を図った田中角栄政権を潰す一方、「M資金」の管理を厳格化。

 「還付金残高証明書」による日本国債との引き換えによる「M資金」の取り崩しにブレーキをかけ、この20年ほどは、防衛関係の日米セミナーなどに使われるだけで、事実上、「凍結」状態にあった。

 今回、「M資金」残高、1345億ドル分の米国債を、イタリア経由でスイスに運び込もうとした2人は、日本の財務省職員。

 夏の総選挙で、自民党の惨敗し、政権交代が確実になったことから、財務省が自民党と協議して、スイス隠匿・現金化することを決断。

 米側の了解なしに、極秘のうちにスイスのチューリヒに持ち込もうとして失敗した。

 「M資金」の一挙現金化を恐れる(米国債の暴落!)米側諜報機関が、日本側の動きを察知し、イタリア当局に依頼して、国境で現物を押さえた。

 1345億ドルに及ぶ米国債は、押収したイタリア政府が米政府と協議した結果、日本への「還付」を取り消して、ワシントンの財務省の管理下に移し、不良CDOの買い取りなどに使うことで合意した。

 不良債権の買取では米財務省はTARPというプログラムを立ち上げている。このTARPの「買取資金余力」について、ガイトナー財務長官は今年3月30日、今回、押収された「M資金残高」と同額の「1345億ドル」であることを明らかにしていた。

 日米関係筋によれば、ガイトナー長官は1980年代に東京のアメリカ大使館に勤務、還付された「M資金」の管理状況にも目を光らす立場にあった。

 TARP資金の「枯渇」で追い込まれていたガイトナー長官は「M資金残高」の米国債に着目、3月末から、日本側に全額供出を求める交渉に入ったが、日本側はこれを拒否、話し合いがまとまらないまま、今回のキアッソでのスイス持込未遂事件が起きた。

 日本側関係筋によれば、スイス移送を強力に主張したのは某閣僚で、友だちの友だちの「スイス人ブローカー」を連れて来て、チューリヒ移送を企てたが、そのブローカーはCIAの工作員で、まんまと罠にはめられたという。

  
 

Posted by 大沼安史 at 08:21 午後 | | トラックバック (1)

2009-08-07

〔I Love This SONG For Sentimental Reasons 〕 Dreamsville

 2作目の世直し・政治ファンタジー小説、『NONOと頑爺のレモン革命』の出版にようやく漕ぎ付け、ほっとした。

 肩の荷が下りた心の隙に、流れ込んで来たのが、この歌、Dreamsville 。

 ステイシー・ケントのCDのタイトル・ソング。

  ⇒  http://www.youtube.com/watch?v=cyuwC7DEmUw

 疲れたなと思った時、ステイシー・ケントの丁寧で素直な歌声を思い出し、これまで何度も、夢の中の夢のまちを訪ねた。

 手と手、ピンクの雲。境のないマジックランド。

 歌が終われば、彼方にある、ここから、僕は引き返さなければならない。
 夢が終われば、Dreamsville から、いつも必ず、戻らなければならない。  
 

Posted by 大沼安史 at 08:46 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-03

〔NEWS〕 「九条」を守り抜く政治ファンタジー小説 刊行! 

 日本の戦後史最大のタブーである「M資金」の謎を、日蘭(オランダ)混血の少女、「NONO」が暴き、「九条」を葬り去る陰謀を、「頑爺(がんじぃ)」率いる民衆が阻止する、小生の政治ファンタジー小説、『NONOと頑爺のレモン革命』が刊行されました。

 版元のHPは ⇒  http://homepage2.nifty.com/forest-g/book/4196.html

 来年、2010年は「60年安保」の50周年の記念すべき年。
 それに合わせた、記念出版であります。

 なお、本書では、アメリカの「対日政治工作資金」(これで日本の戦後政治が買われてしまった!)=「M資金」の出自、素性の秘密に迫っています。

 小説の本文中に出てくる「毎朝新聞」の「スクープ記事」 (ブログ用に少し書き換えました)を以下に掲載します。

 すでに本ブログで「公開」済みの「あとがき(に代えて)」

 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2009/06/post-dae4.html

 と、合わせてお読みいただければ幸いです。

 この小説は、単なるファンタジー小説ではありません。フィクションの姿をとった、「真実」の物語であります。
                   * *

 『NONOと頑爺とレモン革命』に収録された「毎朝新聞」の「スクープ記事」

   戦後史の最大のタブー 舞鶴沖に浮上 
    旧海軍 オランダ病院船沈める 
     海底に莫大な財宝・軍事物資を隠匿 
      20兆円 米軍潜水艦が回収 保守政権の資金源に
       M資金は「マイヅル資金」と判明 
        「残金」は60年代に日本へ一括返還

 日本の戦後史最大のタブーとされていた「M資金」をめぐる秘密が舞鶴沖に浮上、その全貌が姿を現した。日本の戦後保守政治を動かして来たといわれる、米国の対日政治工作資金、「M資金」は元々、終戦直後、旧日本海軍が舞鶴沖に沈めたオランダの病院船に隠匿されていたものであることが、本紙特別取材班の調べで明らかになった。

 舞鶴沖の海底に隠された軍需物資・財宝は、現在の時価換算で、二〇兆円以上に相当するもので、この存在を察知した米側が潜水艦を使って回収、「M資金」として使用していたこともわかった。「M資金」の「残金」は、六〇年代に米側から日本の保守政権に一括返還されていたことも判明、歴史の闇に包まれていた真実が、本社取材班の調査報道で、一挙に白日の下に曝け出された。

 本社取材班の調べによると、終戦直後、日本海軍の手で舞鶴沖に沈められたのは、太平洋戦争初期に日本海軍が拿捕したオランダの病院船『オプテンノール』号。
 オプテンノール号は日本本土に回送後、改装され、日本海軍所属の病院船『天応丸』に生まれ変わった。『天応丸』はさらに『第二氷川丸』に改名、終戦時は横須賀の海軍基地に繋留されていた。

  日本海軍は、すでに戦争が終結しているにもかかわらず、横須賀基地の地下倉庫に隠匿していた、金銀などの財宝とタングステンなど軍事物資を『第二氷川丸』に積み込んだ。
 
 傷病兵の移送を偽装し、物資を満載して横須賀基地を出港した『第二氷川丸』は、津軽海峡経由の北回りルートを取り、八月二十八日、舞鶴軍港に着いた。

 三日後の同月三十一日の夜だった。『第二氷川丸』は舞鶴軍港で最後の積み込みを終えると出港、若狭湾内の冠島の北東海域で停船、キグストン・バルブ(弁)を抜いて、水深一二〇メートルの海底に沈んだ。乗員は同行した小型船艇に移譲して軍港に帰還したと見られる。
 
 同船の積荷リストによれば、金二五〇トン、銀一〇〇トン、白金七〇トン、水銀(瓶)五〇〇本、ダイヤモンドなど貴金属類・特殊金庫五個分、その他の宝石・貴金属装飾品五〇〇トン、工業用ダイヤモンド五トン、タングステン三〇〇トン、タングステンラグ五〇トン、錫三五〇トン――などが海底に沈んだ。

 現在の貨幣価値で換算すると、二十兆円を超すものと見られている。

 こうした財宝・物資は、主に中国大陸で海軍特務機関が入手したものとみられ、『第二氷川丸』など「病院船」を貨物船代わりに使って横須賀、舞鶴に移送し、備蓄していたらしい。

 舞鶴沖の浅海に沈めたのは、米軍による接収を逃れるのと、日本海軍の再起を期すためと見られる。

 同船の引き揚げについては、旧海軍関係者が会社を設立するなど、これまで数次にわたって試みられて来たが、資金難などからいずれも中断に追い込まれた。

 このため、同船の財宝・軍事物資は手つかずのまま、沈没した船内に眠っていると見られていたが、平成八年(一九九六年)に、民間の篤志の手で行われた船体の点検作業で、船腹部に計二十二ヵ所、水中バーナーで切断された長方形の穴があることが潜水作業員によって初めて確認された。

 現場海域は潮流の流れが激しく、人工衛星で船位を維持する「ダイナミックボジション装置」を備えた米軍の潜水艦でなければ、そのような切断作業は困難。

 このため、戦後日米関係史に詳しい複数の関係者は、日本海軍の隠匿工作を知った米軍が潜水艦で船内から物資を回収したものと見ている。

 戦後、日本を占領下においた米国は反共政党を育て上げ、政権党の座に就かせたが、CIA(中央情報部)などによる秘密工作資金の出所がこれまで謎とされていた。

 ニューヨーク・タイムズ紙のピュリッツァー賞受賞記者、ティム・ワイナー氏は近著、『灰の遺産』の中で、「六〇年安保」時にも行われていた、CIAによる資金供与の事実を暴露しているが、今回、舞鶴沖に沈められた旧海軍の財宝・軍事物資の米軍による回収工作が明らかになったことで、新たに「M資金」の「日本還流」の事実が浮かび上がった。

 世界的な経済紙、フィナンシャル・タイムズのジリアン・テット記者(前東京支局長)の調査報道によると、米側の対日資金の残額が一九六〇年代に、一括して日本政府に「返還」されていたことも判明した。このことも舞鶴沖海底の旧海軍の財宝・物資が米国によって回収され、対日工作資金をして使われていた事実を示唆するものだ。

 テット記者によれば、一括返還された資金は、「シリーズ五七年債」と呼ばれる「日本国債」の「引き出し権(券)」のかたちで保守政権が管理、政治資金として使って来た。

 「M資金」の「M」についてはこれまで、GHQ(連合軍最高司令官総司令部)の第二代経済科学局長を務めたマーカット少将の頭文字説など数説あったが、本社の取材活動で「マイヅルのM」であることが確定した。

 (この本記記事以外の、小説本文中に載った「関連記事」については略)

 

Posted by 大沼安史 at 05:21 午後 | | トラックバック (0)

2009-08-02

〔イラクから〕 「僕の魂を貫いた衝撃波」 生還したジャッキー軍曹の自死 

 ニューヨーク・タイムズ(電子版)で、ビデオを観た。
 タイトルは Shockwaves Through My Soul 「僕の魂を貫いた衝撃波」。

 イラクから生還後、昨年12月、ガールフレンドの目の前で銃で自殺した、ジェイコブ・ブレイロック軍曹(26歳)に関するビデオ・レポートだった。

 愛称、ジャッキー。ビデオのタイトル、「僕の魂を貫いた衝撃波」は、彼が書いた詩の言葉だ。

  ■ ビデオ ⇒  http://video.nytimes.com/video/playlist/us/1194811622217/index.html?r=234#1247463669846

               *

 2007年4月13日の夜(14日未明にかけて)、イラクで輸送部隊をガードする任務に就いていたジャッキーの魂を、最悪の衝撃波が襲った。

 第1451州兵輸送大隊の先頭車両が、道路に仕掛けられて爆弾で噴き飛ばされた。ジャッキーの戦友が2人、死んだ。

 輸送部隊の先頭車両で見張りに就くのは最も危険な任務だ。ジャッキーはその時、後続車両に乗っていて助かった。

 助かったことが、彼の魂を引き裂いた。

 6日後、ジャッキーはバラックの部屋で、ビデオカメラに向かって、日記をつけるように語りかけた。「……6日後に帰国するけど、親友を2人、なくした。それが苦しくてたまらない」

 ジャッキーのビデオカメラは、輸送部隊の活動ぶりも記録していた。1年近い、イラクでの任務の最後の最後で、大隊初の戦死者が一度に2人、出た。

               *

 ジャッキーはギターを弾いて自作の歌を歌う、優しい男だった。イラク現地での戦死者のメモリアル・サービスでは、泣きながら、死んだ戦友のために歌った。

 イラクから帰還して、ガールフレンドと暮らし始めた後も、ジャッキーは歌い続けた。バンドを組んで歌い続けた。

 あの魂を貫いた衝撃波の傷口を癒すように、たぶん、ジャッキーは歌ったのだ。

 アパートの部屋のカウチに座って、ギターを弾きながら……束の間の、ふたりの幸せを語るガールフレンドの目に一瞬、平安な光が浮かんだ。

               *

 ジャッキーは、イラクには行ってはならない男だった。高校時代の彼女との間に女の子が生まれ、その後、別れた過去があった。その心を傷を引き摺って、イラクに向かった。

               *

 ビデオを観て、あるいはジャッキーに関するニューヨーク・タイムズの記事
( ⇒  http://www.nytimes.com/2009/08/02/us/02suicide.html?pagewanted=1&_r=1&ref=multimedia )

 を読んで思うのは、戦争が生み出す衝撃波の恐ろしさである。

 1451輸送大隊の生還者、175人のうち、自殺を遂げた者、ジャッキーのほか、3名。

 戦争の衝撃波は、イラクから帰還した4人の魂を、繰り返し、執拗に襲い続け、とどめを刺した。

               *

 ガールフレンドは彼のことを、「スウィートなジャッキー」と言った。

 素敵なジャッキーの甘い心をズタズタにした、ショックウェーブを生み出したものを――「戦争」を――僕もまた、彼のガールフレンドとともに憎む。

Posted by 大沼安史 at 10:01 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 最高裁国民審査 竹内行夫・最高裁判事に×をつけて「9条」を守ろう!  小泉政権の外務次官 イラク派兵を推進

 総選挙と同時に行われる、最高裁判事の国民審査で、竹内行夫判事に×をつけよう、という市民運動が広がっている。⇒  http://liveinpeace.jp/kokuminshinsa.html

 社保庁長官上がりの女性判事は、政府が「ヤバイ」と感じ、「勇退」させたようだが、この竹内氏は、居座り続けている。

 最高裁は、小泉政権の外務次官、自衛隊のイラク派兵を進めた外務官僚の「天下り先」に堕してしまったのか?

 「9条」削除を睨んだ、政略人事だとしたら、なおさら許すわけにはいかない!

 小生も、たった1個だけだが、大きく×印を書くことにしよう。

 

 ⇒  http://liveinpeace.jp/kokuminshinsa.html
 
   最高裁の頁は ⇒ http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/takeuchi.html

Posted by 大沼安史 at 09:06 午前 | | トラックバック (1)

2009-08-01

〔いんさいど世界〕 小泉ジュニアは米国タカ派の公認ポチ候補?

 小泉純一郎元首相の次男、進次郎氏(28歳)が、米海軍の海軍基地、ヨコスカのお膝元、神奈川11区から、自民党の公認候補として出馬する。

 街頭で交差した、同学年の「よこくめ勝仁」候補の、「握手を」の呼びかけを無視した、ふてぶてしい態度は、どうやら父親譲りのようだが、今、問題にしなければならないのは、そうした「性格」のことではない。
 
 ⇒  http://www.youtube.com/watch?v=JhFUYwt3kfY
 ⇒  http://www.youtube.com/watch?v=w645WnLs2t8

 「握手」する・しない、より、もっと重要な問題は、この小泉ジュニアが、米国のタカ派の手元で育てられた、政治的な出自の持ち主であることだ。

 日本のジャーナリズムは、プロモーション中のタレントのように、ジュニアの街頭活動を追うのではなく、この二世、いや三世議員候補の、政治的なバックグラウンドを探る必要がある。

              *

 小泉進次郎氏の公式HPによれば、コロンビア大学の大学院を修了し、その後、間もなく、「米国戦略国際問題研究所(CSIS)」の「研究員」となったとある。

 ⇒  http://www.jimin.cc/koizumi/  

 問題はこの「CSIS」なる研究所がどういうものか、だが、それはさておき、まずもって確認しておきたいのは、このジュニアがCSISの研究員になった時期について、である。

 氏の公式HPによれば、CSIS入りは、2006年(平成18年)6月。
 
 ということは、つまり、父、純一郎の首相在任中のことだ。(純一郎首相は同年9月26日まで在任)

 父親の七光りがあった、とは思いたくないが、進次郎氏を「研究員」として採用するCSIS側に、日本の現職首相の愛息であるとの認識がなかったわけではあるまい。
 CSISには「対日問題の研究チーム」(ジャパン・チェア)もあるからだ。

 この「2006年6月」は小泉首相の時代であるとともに、もちろん、ブッシュの時代でもあった。
 日米蜜月時代――そのあきれ果てた親密さのクライマックスが、同年7月1日の、パパ小泉のメンフィス訪問だったことは、なお記憶に新しい。

 ブッシュ夫妻も同行した「プレスリーの聖地」への旅に、ジュニア・進次郎氏は同行したのだろうか?

              *

 ジュニア・進次郎氏のCSIS入りの時代的な背景を確認したところで、次の問題は、「で、CSISって何?」ということになる。

 ジュニアが大学院を修了したコロンビア大学はニューヨークにあるが、CSISはワシントンにある。

 1964年、バーク(海軍提督)とアブシャー(のちのレーガン政権高官)の両氏によって、ジョージタウン大学内の機関として発足、その後、独立して今に至る、ヘリテージなどと並んだ、米国タカ派の代表的な研究所として知られる。

 現在、理事としてキッシンジャーやブレジンスキー(コロンビア大学)、スコウクロフトらが名を連ねているが、私が個人的に注目するのは、CSISの「お抱え学者」として、フレッド・イクレがでんと居座っていることである。

 イクレはレーガン時代に、ワインバーガー国防長官、及び、レーガンに振り付けした、「核の神学者」で、空前の大軍拡のイデオローグだった人物。

 イクレが仕切った、このレーガン時代に、権力の座にありついた連中(ウォルフォウィッツら)が、クリントン時代の空白を経て、再び権力の蜜に群がったのが、息子ブッシュの時代。

 CSISとはつまり、こうした軍事タカ派の中枢シンクタンクであるわけだ。

 ブッシュ=小泉の時代に、ジュニア・進次郎氏がCSIS入りできた背景には、こうした政治的な流れがあったのである。

               *

 さて、このCSISのジャパン・チェアに就いているのが、マイケル・グリーン氏(ジョージタウン大学助教授)だ。(ジュニア・進次郎氏はどうも、このグリーン氏の下で、日米関係の分析の仕事をしていたようだ)

 ワシントンでは、今や希少動物と化したジャパノロジストの一人として、日本のマスコミの寵児扱いされている、このグリーン氏の最近のCSIS論文が面白い。

 (⇒  http://csis.org/files/publication/090519_platform.pdf )

 なかなか為になる。アメリカの保守派(タカ派)の対日観を理解することができるからだ。

 グリーン氏が同僚のニコラス・スジェツィニー氏とことし5月19日付で、共同発表した、このCSIS論文のタイトルは「政治的な不確実性にもかかわらず、日本はなお軍旗を高く掲げることができる(Despite Political Uncertainty, Japan Can Still Show The Flag.)」。

 こんな「タイトル」を聞かされただけで、日本の「ポチ」イメージが、「米軍旗」を担がされた「のらくろ」イメージに変化してしまうが、そこにはたとえば、ジュニア・進次郎氏のパパ・純一郎元首相について、以下のような記述がある。 

 For those in Washington who benefited from the predictability of the Koizumi years, it is hard not to feel some sympathy for alliance managers facing the current circumstances.

 懐かしき「小泉の歳月」! あの頃はよかったなぁ~! 小泉の下で日本は「予測可能だった」から。それに比べると、いまに日米同盟のマネージャーたちに同情したくもなるよなぁ~!

 と、まあ、大体、こんな意味だが、「予測がついた」とは、日本の「軍旗のらくろ」総大将が、ブッシュと親密で、噛み付かれる心配はなかったということだろう。

 ここで話を元に戻すと、だから、ジュニア・進次郎のCSIS入りは、こうした「予測可能性」のあった、よき時代での出来事であったわけだ。

                *
                 
 そんなCSIS出身の進次郎氏に、日本のポチ政治家に、CSIS以下、アメリカの軍事タカ派は何を期待しているかは、最早、言うまでもなかろう。

 ここで再び、グリーン氏らの論文を引用して紹介すると、なんと、こんなことまで言い切っているのだ。

 If one looks beyond the political headlines and examines the politics of Japanese security policy more closely, it is striking how many new precedents are being set. Over the past month, the Self Defense Forces (SDF) have demonstrated capabilities and doctrine on missile defense and antipiracy that would have been unthinkable even a few years ago. Meanwhile, officials and scholars are laying the conceptual groundwork and building a strong consensus for new National Defense Program Guidelines (NDPG) that will position the SDF to increase capabilities even further in the years ahead.

 (政権が交代しようと)な~に、大丈夫。もう、ちゃっと仕掛けは、打ってあるから、気にしない、気にしない。先月なんか、日本の自衛隊、ミサイル能力、見せてくれたじゃない! 日本の当局者も学者たちも、ほか、あの日本の「新防衛大綱」、地ならししてくれているしさ。もう、大丈夫! 

 こういうグリーン氏の下で、ジュニア・進次郎氏は鍛えられたのである!(洗脳された!)のである――これこそ、日本のマスコミが追及すべき大問題ではないか。

 あなたはどう思っているの? 軍旗、掲げよ(ショー・ザ・フラッグ)と命令されたら、言われた通りにするの?――と、まずもって問い質すのが筋ではないか?

 握手した・しない、が問題ではない。問題は、ジュニア・進次郎よ、お前はポチなのか――である。お前は、タカの言いなりになって動く、ポチなのか?????

 自民党の防衛族の中には、「敵ミサイル基地攻撃能力を持て」などと狂ったようなことを言い出している連中もいるが、そうした動きを、CSIS研究員だった、ジュニア・進次郎氏よ、君はいったい、どう考えているのか?

   
 小泉進次郎氏よ! 国政選挙に出る以上、君には、握手に応えなくとも、政治的な信条を問う問いには明確に答える義務がある。
 

Posted by 大沼安史 at 10:07 午後 1.いんさいど世界 | | トラックバック (0)