〔いんさいど世界〕 「私はウイグル人の涙」 “ウイグルの母” ラビア・カーディルさん、中国大使館に抗議デモ
アメリカのワシントン郊外で、「ウイグルの母」と呼ばれる、ラビア・カーディルさん(63歳)が亡命生活を送っている。
世界ウイグル会議の議長、ウイグル民族の「母」は、自ら11人の子の母である。
うち、息子2人は中国の刑務所に囚われているそうだ。
新彊ウイグル自治区の生まれ。レストラン、小売店などを経営する実業家として成功したが、1999年、中国当局に逮捕され、釈放後、2005年に米国に亡命した。
その「ウイグルの母」が7日、ワシントンの中国大使館に抗議デモを行ったことを、ワシントン・ポスト紙で知った。
デモには100人を超す在米ウイグル人が参加した。
青と白のウイグルの旗を持って。髪の青く染めた参加者もいたそうだ。
ラビアさんは通訳を通して、こう語ったそうだ。
「毎日、ウイグル人が死んでいます。私は自分をウイグル人、数百万人の声だと考えています。私は彼・女らの涙だと、自分のことを考えています」
「中国政府は私たちをとても抑圧しています。私たちウイグル人は私が欲していることを欲しています。自由が欲しいのです」
ウイグル語が禁じられ、イスラムの祈りも禁じられ……今回のウイグル人の「決起」の背景には、経済的な困難に加え、民族的な誇りを奪われて来た悲しみと怒りがあるようだ。
デモには、ラビアさんの末っ子(末娘)の大学生、ケケヌス・シディクさん(19歳)も参加、英語でこう叫んだそうだ。
「私たちはあまりにも長い間、騙され。殺され、レイプされ、犯され、奪われ。裏切られ、捨てられ、売られ、拷問にかけられて来た」と。
ラビアさんは赤いケータイを持ち歩き、そのケータイで現地と連絡を取っている。
中国当局は彼女を暴動の扇動者としているが、ラビアさんはこれを否定。「中国の警察が挑発した結果」と、非難している。
チベット人にとって「ダライ・ラマ」が精神的な支えであるように、ラビアさんはウイグル人の希望の拠りどころだ。
ラビアさんは、ウイグルの黒い角帽を被ってデモ隊を率いた。お腹が空くと、腰と下して、持参したオニオンとグリーンペッパーのピザ・スライスを食べたそうだ。
中国の一人っ子政策を無視して、11人もの子を産んだ「ウイグルの母」は強し!
⇒ http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/07/08/AR2009070804141.html?hpid=artslot
http://www.allfacebook.com/2009/07/rebiya-kadeer-urumqi/
写真 ⇒ http://www.google.co.jp/imglanding?imgurl=http://www.epochtimes.de/pics/2008/04/29/xxl/2008-04-29-xxl--20080419_Rebiya_Kadeer_12.jpg&imgrefurl=http://www.epochtimes.de/articles/2008/04/29/275955.html&h=600&w=800&sz=84&tbnid=rBBBBYiJLSxJsM:&tbnh=107&tbnw=143&prev=/images%3Fq%3DRebiya%2BKadeer&hl=ja&usg=__fxmQCkqEqPaT6FGIr7X_Ty-NzgA%3D&ei=YcNVSun1N6aI6wOo44TGDw&sa=X&oi=image_result&resnum=7&ct=image&q=Rebiya+Kadeer&start=0#start=1
WIKI 英語 ⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/Rebiya_Kadeer
日本での紹介 ⇒ http://www.geocities.jp/kokok0512/
アムネスティ(フランス)⇒ http://www.amnesty.fr/index.php?/amnesty/agir/campagnes/femmes/droits_des_femmes/defenseures/chine_rebiya_kadeer

















