〔コラム 本の森・一番町日記〕 「平和をつくれないものに壊す資格はない……」
「平和をつくれないものに壊す資格はない……」
近刊の小説、『NONOと頑爺のレモン革命』の最後の方に、何度か出てくる言葉だ。
クライマックスに向けた急展開の中で登場する言葉なので、「うるさくなっても」と、注釈をつけなかった。
しかし、「出典」――出自のはっきりした言葉である。出所を明らかにするのは、小説の執筆者として当然の義務であろう。
で、この場をかりて明らかにすると、1992年、ブラジルのリオで開かれた国連環境サミットで、カナダの日系、スヴェン・スズキさんという、当時、12歳になる少女が語った、いまや伝説の名演説から採った。
(ビデオ画像) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg
スズキさんは、こう言った。
If you don't know how to fix it, please stop breaking it!
(直し方を知らないなら、壊すのは止めて!)
これが原典の言葉だ。
小説では、すこしアレンジして、「平和をつくれないものに壊す資格はない……」とした。
小説の中で、この言葉を語るのは、10代半ばの日本の男の子である。
そう、「平和をつくれないものに壊す資格はない……」!
『NONOと頑爺のレモン革命』は、平和を壊さない、平和をつくる、ファンタジー小説である。
〔注〕 このコラムは、小生がボランティア編集長を務める、仙台市の市民出版社、「本の森」の編集部ブログ、「一番町日記」(⇒ http://hello.ap.teacup.com/vancouverbc/ )のコラムを転載したものです。
Posted by 大沼安史 at 02:30 午後 | Permalink

















