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2009-05-29

〔イラクから〕 「戦争も殺人も悪である。そのどちらの悪も私は犯してしまった」 終身刑のグリーン上等兵の謝罪声明

 イラクで民間人の一家4人をレイプ・殺害した罪で、陪審から終身刑の評決を受けた〔本ブログ既報〕スティーブン・グリーン元陸軍上等兵が28日、連邦裁判所の法廷で、イラク人遺族の見守る前で、「謝罪の声明文」を読み上げた。

 AP電で、グリーン元上等兵自身が書いた、その「声明文」のテキストを読んだ。

 読んで、ああ、26歳(犯行時、20歳)になる、この若者は苦しみ続けて来たのだなあ、と思った。

 「僕にはもう、取り返しはつかないんだ。僕の謝罪は不十分なものにしかならないが、これしかできないんだ……」

 軍隊に入るまで、「僕が人を殺すなんて、民間人を故意に殺せるなんて思いもよらなかった」。

 「それが、イラクで、ある時点から、イラクの人を、一人の人間として見れなくなってしまった。ひとまとめに、ひとつの悪として、人間以下のものと見るようになった」

 「僕は間違っていた」

 「戦争も殺人も悪である。そのどちらの悪も私は犯してしまった」 

 グリーン元上等兵が殺害した一家の男の子たちは生き残った。

 その男の子たちに対して、元上等兵はこう言った。

 「僕はただ、彼らが僕が犯した悪夢を乗り越え、よき未来に向かって進んで行ってほしいと望むだけだ」と。

 グリーン元上等兵は終身刑を終えた先に待つ、「神の審判」を恐れていると言った。

 そのくだりを読んで、「神の審判」をもっと恐れなければならないのは、ほかにいる、と思った。

 
 

⇒  http://wire.antiwar.com/2009/05/28/statement-of-ex-soldier-steven-dale-green/

Posted by 大沼安史 at 10:02 午後 |

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