〔いんさいど世界〕 映画 「南京!南京!」、中国で制作・上映 「南京虐殺」を映像化 監督がBBCのインタビューで「日本人も人間である」と発言
「南京虐殺」事件を描いた中国映画、「南京!南京!」(英語名は、City of Life and Death、「生と死の街」)が、中国各地で上映され、反響を呼んでいるそうだ。
英国BBCが報じた。
監督は陸川(ルー・チュアン)氏(38歳)。白黒映画で、日本人の俳優も出演している。
中国国内で反響を呼んでいるのは、中国側に「同情的な日本兵」(最終的に自殺する)が登場するなど、客観的な視点が採用されているからだ。
このため、ルー監督のもとには、映画を観た中国人から「死の脅迫状」が届くなど、反発も出ているという。
この点についてルー監督は、BBCのインタビューで、
「この映画は南京虐殺を扱った他の映画と違う。この映画は日本人の目で戦争を見つめようとしたものだ」
「日本人も人間であって、獣ではない。このことを中国の人々に知らせることは非常に重要だ」
――と語った。
日本での公開も予定されているが、ルー監督はBBCに対し、ふつうの日本人になぜ中国人がなお彼らを憎んでいるか見てもらいたい、と語っている。
〔大沼 注〕
日中新時代は、歴史の過去を直視する未来志向のものでなければならない。
映画「南京!南京!」の日本公開の実現と、それを契機として民衆レベルにおける相互理解、信頼関係の構築が本格的に始まることを望む。
またぞろ、「日中和解」にブレーキをかけようとする(「親日」の仮面をかぶった親方?)「外国勢力」が、日本の自称「右翼」「愛国者」たちを使って、「南京虐殺はなかった! 反中キャンペーン」に乗り出す恐れ、なきにしもあらずだが、ルー監督の考えに習えば、われわれ日本人もまた、そろそろ「中国人の目」で「南京虐殺」事件を見るべきときだろう。
この映画が「日中」の隔たりに架橋するものになることを切に祈る。
⇒ http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/8039832.stm
http://www.recordchina.co.jp/group/g31189.html

















