〔ガザ侵攻 NEWS〕 イスラエル発 反戦の声 エイミー・グッドマン 伝える
ニューヨークの「消防署スタジオ」から全世界へ発信を続ける、「デモクラシーNOW」の女性キャスター、エイミー・グッドマン氏が、ネット誌の「トルース・ディグ」で、イスラエル発の「反戦の声」を報じた。
一般のマスコミでブラックアウトされて来たイスラエル国内の反戦の動きの一端が、彼女の取材で、その姿を現した。
グッドマン氏によれば、先週末、テルアビブで1万人規模の平和デモが行われた。
デモにはイスラエルのベテラン平和運動家、ウリ・アヴネリさんも参加、イスラエル軍のガザ侵攻を「犯罪戦争」と非難した。
アヴェナリーさんは今回の軍事行動を、二月に行われる選挙の票稼ぎのためのものだと指摘、国防軍の兵士を使うな、と厳しく批判した。
イスラエルの有力紙、「ハーレツ」のギデオン・レヴィ記者もグッドマン氏に対して、「(イスラエル軍の空爆で)今日、5人姉妹が(死亡し)葬られた。聞いたこともないことだ。こんなこと、続けられるわけがない」と語った。
右派リクードのネタニヤフ党首はガザ侵攻を支持するタカ派のトップだが、甥のジョナサン・ベン・アルツィさんは1年半、刑務所暮らしを強いられた良心的兵役拒否者で、現在、米国のブラウン大学に留学中。
ジョナサンさんはグッドマン氏に、「イスラエル政府に、はっきり、やめろと言うべきだ」と、米国の介入を求めた。
イスラエルでは、平和団体の「グシュ・シャローム」がハーレツ紙に反戦意見広告を掲載。ハイファの裁判所が、政府が拘束した反戦活動家を釈放する命令を出すなど、ガザ侵攻に対するプロテストの動きが出ている。
⇒ http://www.truthdig.com/report/item/20090106_israeli_voices_for_peace/
Posted by 大沼安史 at 10:40 午後 | Permalink