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2008-11-09

〔NEWS〕 どうなるファーストドッグ?(ついでにブッシュのラップドックの運命やいかに?……)

 オバマ新大統領の「誕生」で、ワシントンのブッシュ政権がすっかり霞んでしまいました。
 オバマの地元、シカゴが、「新世界」の新しい「首都」になった感じです。

 こうなると、ブッシュは「レームダック」どころか、すでに「ペキンダック」(?)ですね。それも、犬も食わない……

 ホワイトハウス記者会とのパーティーで、ブッシュが「想い出のグリーングラス」の替え歌を歌い、「♪ ブラウングラス(枯れ草)になった芝生で待つのは(ファーストドッグ=大統領家の愛犬を指す)のバーニーだけさ」と自嘲的に声を張り上げ、「出て行け拍手大喝采」を浴びたことは、本ブログで既報の通りですが、よく考えれば、大統領が交代するって、「ファーストドッグ」まで交代することなんですね。

 そこで今日は、今、全世界の愛犬家注目の、オバマ大統領家の「ファーストドッグ」に、どんな犬がなるのか――って話題を紹介しましょう。

 この話、実はオバマ氏の「大統領勝利演説」に始まるんです。

 あの世界が感激し、涙を流した、歴史的な名演説の中で、オバマ氏がユーモア交じりに、お嬢さんのマリアさん(10歳)、サーシャさん(7歳)に対して、「これで君たちも約束のパピーを(ホワイトハウスで)飼えるね」って言ったんです。

 これで俄然、「どんな犬がファーストドッグになるんだろう?」――と期待と関心が高まったのですが、オバマ氏はさらに先日、シカゴで行った当選後初の「新大統領記者会見」で、ファーストドッグ問題に「この問題は重要だ」と言ってわざわざ言及、この問題に関する今後の「政策方針」を明らかにしたことから、話題沸騰といった状態になっています。

 この席でオバマ氏が明らかにした「ファーストドッグ」選びに関する「政策基準」は2つ。その2つの「調整」がなかなか難しいことも、明らかにしました。

 その2つの「基準」とは、

 ① 長女のマリアさんがアレルギー体質なので、「低刺激性」の犬にしなければならない

 ② ファーストドッグは(ペットショップで売られている、血統書つきの高価な子犬ではなく)、野犬・不用犬収容施設(シェルター)出身の犬にしたい

 ――というもの。

 ②のシャルター犬を選ぶと、「(白黒混血の)ぼくのようなマット(雑種)が多いから」(低刺激性の血統かなかない見分けがつかないのが悩み)――と、揺れる胸のうちを明らかにしたわけです。

 高額なペットショップ・パピー(低刺激犬)にすれば問題は解決されるが、シカゴの貧困地帯のコミュニティー活動家として出発したオバマ氏としては、やはり草の根出身の「シェルター犬」から選びたいと思っている……わかる気がしますね。オバマ氏だって草の根をうろついていたマット人間で、それがアメリカの「ファースト・ジェントルマン(大統領)」に選ばれたわけですから。

 さて、この苦しい心中を吐露した記者会見に、ユーモアの国・英国のBBC放送がすばやく反応し、雑種でもこんな低刺激犬がいますよ、と早速、トップニュースで提案しました。

 BBCによれば、たとえば「ラブラドゥードル」なら、アレルギーの人が飼っても大丈夫だそうなんですね。「ラブラドゥードル」……そう、ラブラドルとプードルの雑種。

 それから、「シュヌードル」ってのも、OKだそうです。麺類のような名前ですが、これって、シュナウザー犬(ドイツ出身)とプードルの雑種だそう。

 「コッカプー(コッカプドルではなく、コッカプー)」も、BBCのお薦めリストに入っていました。

 「コッカプー」……なんか間抜けそうな(筆者=私の後世における生まれ変わりであるような……)名前ですが、これ、コッカースパニエルとプードルの雑種なんですね。

 こうして見ると、プードル・ベースなんですね。

 BBCによれば、長女のマリアさんのお気に入りは、「ゴールデンドゥードル」だって噂が流れているんだそうです。

 ゴールデンレトリバーとプードルの子なんですが、これも恐らく低刺激性の犬じゃないでしょうか?

 ちなみに、この夏、行われたアメリカの愛犬家たちの「ファーストドッグ」選によれば、ペディグリー・プードルが「当選」しているそうです。

 オバマ氏としても、国民の意思を無視できないはずですから、次期ファーストドッグは、プードル系で決まり、っていうことでしょうね。

 さてこうなると(???)、ファーストドッグの座から転落するブッシュの愛犬「バーニー」とともに、ブッシュのラップ(ひざ上)ドックといわれた、われらが日本の政権当事者の行方が気になるところです。

 先だって、麻生さんのところへオバマさんが電話して来て、「10分間」話し合ったって新聞に出てましたが、別に特別に麻生さんだけに掛けてきたわけではなく、オバマさんってシカゴから世界の指導者に電話掛け捲っているんですね。

 ドイツのシュピーゲル誌の英語版サイトを覗いたら、あのフランスの政界のラカイユ(クズ男)、サルコジなんかと「30分」も話し込んでいるんですね。

 ブッシュの「ポチ」だった日本、このまま世界のマケイン、いやアンダードッグ(負け犬)にならなきゃいいんですが……

   


  http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/us_elections_2008/7716985.stm

   http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/us_elections_2008/7714480.stm

  http://www.nytimes.com/2008/11/08/us/politics/08obama.html?_r=1&hp&oref=slogin

   http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,druck-589084,00.html

Posted by 大沼安史 at 09:22 午前 1.いんさいど世界 |

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