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2008-09-30

〔NEWS〕 アメリカで「テント村」拡大 本ブログ、「ブッシュヴィル」と命名

 AP電(9月28日発)がアメリカ国内で、ホームレスたちの「テント村」が拡大していると報じた。

 全米ホームレス連合によると、全米の61%もの自治体がホームレスが増加している、としている。

 ネバダ州のレノでは、職を求めてやって来た人々が仕事を見つけられず、「テント村」生活を余儀なくされている。

 あの「大恐慌」時にも、全米各地に同じような「テント村」が生まれ、当時のフーヴァー大統領の名前を冠して「フーヴァーヴィル(ヴィルは町の意味)」と呼ばれた。

 僭越ではあるが、現代アメリカの「テント村」につき、本ブログは以下のように「命名」したいと思う。

 「ブッシュヴィル」

 イラク帰りのホームレスもたくさん出ているブッシュのアメリカ。

 「コンパッション(思いやり)保守主義」を掲げて当選したブッシュさん、テキサス州クロフォードにある「ブッシュ牧場」をホームレスのため開放しては、いかが? 
  

⇒  http://www.truthout.org/093008N

Posted by 大沼安史 at 10:30 午後 | | トラックバック (0)

〔コラム 机の上の空〕 くたばれ、金融ドラゴン 

 ウォールストリートを救済する「7000億ドル国民負担」法案が米下院で否決されたが、その背景には共和党議員の「市場原理主義」的な批判とは別に、アメリカの民衆の特権層に対する怒りのマグマがある。

 ウォールストリート・ジャーナル紙によれば、孤高の最左派上院議員、バーニー・サンダース氏(バーモント州選出)の、「最富裕層に今後5年間、10%の付加税を課す」提案に対し、2日間だけで2万3千人から賛成署名が集まったそうだ。

 ブッシュ家も、カーライル・グループも、石油資本も、これまでたっぷり儲けたネオリベ=ネオコン・軍産金複合ドラゴンどもには、貯め込んだものを吐き出し、きっちり落とし前をつけてもらいたい。

 エコノミストのスティーグリッツ・米コロンビア大学教授が英ガーディアン紙に書いていたが、クズ債券の山を買い上げて、いくらウォールストリートに「輸血」しても、大量の「内出血」が今後も続く限り、米経済全体の抜本的な治癒は不可能である。

 住宅価格の下落に見合った、返済額の下方修正、50%の利子補給など、庶民レベルでの対策をとらなければ体力回復は覚束ない。

 その意味でゴールドマン・サックス出身のポールソンのような金融ドラゴンどもの、火事場ドロ、焼け太りを狙った救済法案が葬りさられたのは、よいことである。

 ブッシュ政権はスティーグリッツ教授の言うように、救済法案を部分修正して議会に再提案するはずだが、アメリカは大統領選に向けた政治の季節、世論の行方を無視した強硬突破をしにくい状況にある。

 今後とも、「金融システムが破綻する」とか「恐慌になる」という「恫喝」が繰り返されるはずだが、ギリギリのところまでひっぱり、庶民救済策を出させるべきだ。

 イラクからの米軍即時撤退要求を突きつけることも、当然あってしかるべきだ。「イラク戦争」など、やっている時ではない。

 英紙オブザーバー(ガーディアン日曜版)に、ウォールストリートのウォール(壁)が崩壊し、ついに「アメリカの時代」は終わったとの論説が出ていたが、たぶん、その通りである。

 金融ドラゴンどもの断末魔の悲鳴とともに、「アメリカ帝国」の限界が遂に露呈した。
 
   

⇒  http://online.wsj.com/article/SB122273395169288417.html

  http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2008/sep/30/marketturmoil.wallstreet

  http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2008/sep/28/usforeignpolicy.useconomicgrowth

Posted by 大沼安史 at 09:27 午後 3.コラム机の上の空 | | トラックバック (1)

2008-09-28

〔NEWS〕 ●日本 「アルカイダの友だちの友だち」の同志閣僚、中山成彬氏が「国土交通」相を「自爆テロ辞任」 ★米国 共和党の「次々期(?)」大統領候補、ペイリン氏に自陣営から「子育て」を口実に「身を引きなさい」コール 

 日米政界が「大混乱」で歩調を合わせている。日米政権党(自民・共和)のドタバタ・そろい踏み。

 片や、麻生新内閣の閣僚名簿に「アルカイダの友だちの友だち」とともに名を連ねる、中山国土交通大臣が「日教組をぶっ壊す」と「自爆テロ発言」を行い、麻生氏の「ニコニコ顔選挙戦」の面(ツラ)に泥を塗りたくれば、

 片や、あのペイリン女史も負けじと、魅力的な「馬脚?」を露呈、どっちもどっちの「日米・負け戦連携」を強めている。

 中山氏については最早、いうまでもないが、ペイリン氏についてはちょっと説明しておこう。

 マケイン氏(が当選して同氏)に何かあったら、アメリカ初の女性大統領になるペイリン氏(共和党副大統領候補)のお粗末さ加減がしだいにハッキリして(キリスト教右派の彼女は、なんと「神の国」発言なんてのを、チャンとしている! イラク行きの州兵に「神に遣わされるのだから、ガンバルのよ、なんて訓示をしたこともあるそうだ)、共和党支持層をいらだたせているのだ。

 右派の女性コラムニスト、「ナショナル・レビュー」誌のキャサリン・パーカー女史からは、「今となっては、あなただけがマケインを救えるのよ(副大統領候補に選んでしまった以上、首にできないから)、自分から身を引きなさい。生まれた赤ちゃんを育てるため、って言えば、口実になるでしょ」なんて、「引導」を渡される始末。

Only Palin can save McCain, her party, and the country she loves. She can bow out for personal reasons, perhaps because she wants to spend more time with her newborn. No one would criticize a mother who puts her family first.
 
 そういえば、ペイリン氏のテレビ・インタビューを見たベテラン男性解説者が、「こんなひどい候補、初めて見た」なんて言っていたっけ。

 日本もひどすぎだけど、アメリカもひどすぎだなあ…………      
 

   http://www.asahi.com/politics/update/0928/TKY200809280060.html

  http://article.nationalreview.com/?q=MDZiMDhjYTU1NmI5Y2MwZjg2MWNiMWMyYTUxZDkwNTE=

    http://www.independent.co.uk/news/world/americas/palin-sends-the-cringe-meter-off-the-dial-944774.html

Posted by 大沼安史 at 01:14 午後 | | トラックバック (0)

2008-09-27

〔For the Record〕 「 ペロシさま お願い!」 ひざまずくポールソン財務長官 ホワイトハウス 「クズ債券・庶民押し売り・大失敗」劇のお粗末!

 ウォールストリートの金権ドラゴンどもが、クズ債券を米政府(=納税者)に買い取らせて生き残るを謀る工作が、ホワイトハウスでの緊急トップ協議であえなく挫折した。

 9月27日(木曜日)夜、白亜の館の閣議室でのお粗末。

 片膝をフロアにつけて、民主党のペロシ下院議長に、クズ債券買取案、流さないで必死に嘆願するポールソン財務長官。(スキンヘッドの大男が女性議長にすがりつく、あまりにも劇的な光景!!)

 ペロシ議長(イタリアからの移民の家系。ローマ・カトリックの敬虔な信者)がキツイ、一発を決めた。

 「あら、あんたがカトリックだなんて知らなかったわ」
 「あたしが抜こう(ブロー・アップ)としているんじゃない。共和党でしょう?」

 ポールソン長官 「(わたしも共和党の野郎どもが反対していること)知ってますとも、知ってますとも……」 

 ……the Treasury secretary, Henry M. Paulson Jr., literally bent down on one knee as he pleaded with Nancy Pelosi, the House Speaker, not to “blow it up” by withdrawing her party’s support for the package over what Ms. Pelosi derided as a Republican betrayal.

“I didn’t know you were Catholic,” Ms. Pelosi said, a wry reference to Mr. Paulson’s kneeling, according to someone who observed the exchange. She went on: “It’s not me blowing this up, it’s the Republicans.”

Mr. Paulson sighed. “I know. I know.”

 ニューヨーク・タイムズの「報道」です。

⇒  http://www.nytimes.com/2008/09/26/business/26bailout.html?_r=1&scp=1&sq=Paulson%20was%20down%20on%20one%20knee,%20begging%20&st=cse&oref=slogin

Posted by 大沼安史 at 05:45 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 2008年のノーベル平和賞は 獄中の中国人活動家、胡佳氏に? 観測報道に中国政府が不快感 10月10日のオスロでの発表に注目集まる

 2008年のノーベル平和賞が、獄中の中国人人権活動家、胡佳(フ・ジア)氏に贈られるのではないか、との期待感が高まっている。

 オスロ(ノルウェー)にある国際平和研究所のトネソン所長が最有力候補に挙げたことから、受賞を待望する声が、とくに世界の人権団体関係者の間で強まっている。

 これに対して中国外務省のスポークスマンが「どこから出たニュースか知らないが、ノーベル賞はそれにふさわしい人に授与されるべきだ」と牽制する発言を行い、国際問題化しかねない状況になっている。

 それにしても、日本ではあまり知られていない、この胡佳(フ・ジア)氏とはどんな人物なのか?

 写真、あるいはネットの上のビデオで見る胡佳氏は、拍子抜けするほどの優男だ。35歳。奥さんの曾金燕(ゼン・ジンヤン)氏も人権活動家で、二人の間には一粒だねがいる。

 それがどうして当局に睨まれ、国家転覆扇動罪で逮捕、投獄されてしまったのか?

 それは胡佳氏がエイズ患者を支援する運動を行い、チベットの民族自決を支持する運動を続けて来たからだ。

 おまけに胡佳氏は大学で学んだ情報工学の知識を活かし、自分たちの運動をネットを通じ、映像やメッセージで広く伝えてきた来たからだ。

 例えば胡佳氏は北京のアパートに軟禁中の昨年夏、アパートの前に陣取って監視を続け、外出しようとする奥さんを妨害する「公安」の姿をビデオで実写、ネットを通じ全世界に「公開」した。

 2年前から拘留、自宅軟禁を繰り返し、ことし4月には「北京五輪」を前に3年6月の禁固刑を言い渡され、現在、獄中にある胡佳氏だが、当局に狙い撃ちされたのは、「北京五輪」を国家の威信をかけた最重要行事として取り組む当局を厳しく批判する「公開状」を昨年9月に発表したため、とみられる。

 国際人権団体、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」を通じて発表された公開状は、中国における人権抑圧の悲惨な実態を告発、北京五輪を契機に人権状況の改善を求めるものだった。

 公開状に書かれた実例をひとつだけ挙げると、円盤投げの障害者記録(国内)を持つファング・ゼン氏が、北京五輪に北京パラリンピックの中国代表チームから外されたという。

 車椅子のファング・ゼン氏はなぜ代表入りしなかったか?
 それは氏が両脚を戦車に轢かれて失ったからだ。
 いつ? 1989年6月4日。
 どこで? 天安門広場で。

 ゼン氏は友人を助けようとして戦車に轢かれてしまったそうだ。

 胡佳氏は、ゼン氏のような43タイプのアスリートたちが五輪から排除されたことを指摘、国際社会に対し、オリンピックの陰の「真実」に目を向けるように訴えたわけだ。

 中国ではことしの夏のオリンピック後も、人権状況はまったく改善されていないという。その現実を象徴する存在こそ、胡佳氏なわけで、その彼にノーベル平和賞が授賞されるとなれば、その釈放を含め、国際的な大問題になることは必死な情勢だ。

 授賞が正式決定すれば、11月のオスロでの授賞式には曾金燕夫人が代理出席することになるが(夫人も共同授賞する、との観測もある)、中国政府がすんなり彼女の出国を認めるかどうか、これまた不透明な部分だ。
(先の胡佳氏の「公開状」によれば、2007年のマグササイ賞を獄中受賞した盲目の活動家、チェン・グアンチェン氏の夫人が代理出席のため、フィリピンに向おうとしたところ、北京空港で拘束、連行されたという)

 胡佳氏は果たして、ノーベル平和賞の授賞者に選ばれるのか?

 オスロ国際平和研究所のトネソン所長は発言は、「権威筋による予想」であるだけに、信頼性は高い。

 北京の優男(でも筋金入り)人権活動家に、北京五輪の金メダル並み、いやそれ以上の「メダル」が贈られる!

 そのアナウンスの瞬間に向け、希望のカウントダウンが始まった!

⇒  http://www.guardian.co.uk/world/2008/sep/24/nobelpeaceprize.hujia

   http://www.independent.co.uk/news/world/asia/beijing-issues-warning-over-peace-prize-choice-942826.html

  http://afp.google.com/article/ALeqM5jIxCHWn889GVRQXdedLtIFAsH0Ig

  http://www.guardian.co.uk/world/2008/feb/27/china.humanrights

Posted by 大沼安史 at 04:53 午後 | | トラックバック (0)

2008-09-26

〔NEWS〕 メタンガスの「煙突」 北極海に出現 温暖化対策、待ったなし!

 北極の海の海底から、メタンガスが「煙突」状に噴き出し、大気中に広がり出していることが、シベリア沿岸での海洋調査で明らかになった。

 海底に眠っていたメタンガスが地球温暖化で泡になって海面に上昇しているという。
 
 メタンガスは2酸化炭素の20倍もの「温室効果」を持つと言われ、これが空気中に大量放出される事態になれば、温暖化が一気に加速するのは必至。

 待ったなしの対策が求められている。

 英紙インディペンデント(電子版)が9月23日に報じた。

 スウェーデン、ロシアなどの科学者ら研究者チームを乗せたロシア調査船は、シベリア北部沿岸の全海域を航行してデータを収集した。
 その結果、東シベリア海やラプテフ海など数箇所(数千平方マイル)の海域で、最大値、自然界の100倍もの濃度のメタンガスを検出した。放出量は数百万トンに達していると見られる。
 

 研究者たちは、海面が海底から煙突上に噴き上げるメタンガスで泡立つ現場を目撃している。

 なぜ、海底下のメタンガスが噴出しているのか?

 この問いに対する研究者らの答えはこうだ。

 海底のメタンガスを覆っていた永久凍土の「蓋」が地球温暖化で溶け出し、亀裂をついてガスが漏れ出しているというのだ。

 北極海の海底、沿岸部地下に眠るメタンガスは、全地球の石炭を上回る炭素を含有しており、この大量放出が始まれば、温暖化はさらに加速。それが永久凍土の解凍をさらに進め、ますますメタンが放出される、恐怖の悪循環が生まれることになる。

 北極の海底から噴き出るメタンガスの存在が浮かび上がった、2003年のこと。それが今回(なんと9月21日のこと!)、ハッキリ確認されたわけだが、初期の海洋調査(95年以降)ではまったく検知されておらず、地球温暖化の急激な進展ぶりを物語っている。

 北極の海はこの数十年に4度C上昇している。
  

⇒  http://www.independent.co.uk/environment/climate-change/exclusive-the-methane-time-bomb-938932.html

Posted by 大沼安史 at 07:34 午後 | | トラックバック (2)

〔NEWS〕 米陸軍の精鋭部隊、第3歩兵師団第1旅団戦闘チームを米国内に配備 「暴動鎮圧」を想定 

 米紙、アーミー・タイムズによると、ペンタゴンは米陸軍のイラク帰りの精鋭部隊、「第3歩兵師団第1旅団戦闘チーム」を、米本土へのテロ攻撃に対して編成された「北方軍」(司令部=コロラド州・ピターソン空軍基地)の中に組み込み、この10月から1年間の予定で、国内配備に就かせている。

 配備先は同チームの本拠である、ジョージア州のフォート・スュチュアート基地。

 「非致死性の戦闘パッケージ」を習得、暴動の鎮圧などにあたる。

 同チームはこの4月まで、イラクで15ヵ月、実戦配備されていた。

 ストライカー装甲車両を装備した同チームは機動性が高く、イラクでは輸送の護衛などにあたっていた。

 同チームは年明け以降、CCMRF(シースマフ・結果管理対応部隊)と呼ばれることになっている。

〔大沼・注〕 アメリカはいま未曾有の危機に直面している。大恐慌へ突入する瀬戸際にあり、今度、社会的な混乱が予想される。

 今回のイラク実戦部隊の国内配備は明らかに、国内の治安対策だろう。 

 「イラク・アフガン・パキスタン戦争」プラス「金融危機」……「ブッシュのアメリカ」は崩壊へ向け、坂道を滑り出した。

⇒  http://www.armytimes.com/news/2008/09/army_homeland_090708w/

  http://www.salon.com/opinion/greenwald/2008/09/24/army/print.html

Posted by 大沼安史 at 07:28 午後 | | トラックバック (0)

2008-09-12

〔NEWS〕 米軍 パキスタンで軍事行動 ブッシュ大統領が秘密命令 英紙ガーディアンが報道

 ブッシュ米大統領がことし6月、アフガン駐留米軍にパキスタン国内での軍事行動を認める秘密命令を出していた、と英紙ガーディアンが9月12日に報じた。

 この大統領命令に基づき、米海軍の特殊部隊「シール」が攻撃ヘリの支援の下、パキスタン領内に侵攻、24人前後の「武装勢力」を殺害した。

 パキスタン政府当局者は、殺された者の大半は民間人であるとして、米側に抗議した。
 
 このブッシュ大統領の「パキスタン侵攻」命令は、アフガンでの戦闘を拡大するもの。アフガン戦争が同国内にとどまらず、パキスタンとの国境を越え、地域全体を巻き込む大規模戦争へとエスカレートする恐れが出て来た。

⇒  http://www.guardian.co.uk/world/2008/sep/12/usforeignpolicy.usa

Posted by 大沼安史 at 04:31 午後 | | トラックバック (0)

2008-09-11

〔NEWS〕 クチニッチ議員 「9・11」を前に ブッシュ大統領弾劾を請願

 米民主党のクチニッチ下院議員(オハイオ州選出)は「9・11」記念日を前にした9月10日、下院本会議で、ブッシュ大統領の弾劾を求める請願を行った。

 ロサンゼルス・タイムズ紙によると、すでに提出済みの10万人の「署名」に加え、新たに5万人の追加署名を用意し、連邦議会下院のペロシ議長に嘆願書を手渡した。

 請願の趣旨説明の演説でクチニッチ議員は、「弾劾は真実に迫る第一歩だ。アメリカ人は嘘を付かれた。嘘に基づき戦争を始めた。イラク戦争は9・11と何の関係もない」と語った。

(大沼・注) 民主党の副大統領候補、バイデン氏は先ごろの遊説で、ブッシュ・チャイニーを刑事訴追する構えを明らかにしている。

 タイムズ紙の記事は、ワシントン政界で、クチニッチ議員の弾劾要求をまともに取り上げる者はいないとの見方を示しているが、オバマ政権がどんな姿勢を打ち出すかで状況は変わり得る。

 「イラク開戦」をめぐる「嘘」を「9・11」の真相究明につなげることができるか?
 アメリカのデモクラシーの力量が問われている。

⇒ http://latimesblogs.latimes.com/presidentbush/2008/09/impeach-the-pre.html 

Posted by 大沼安史 at 06:31 午後 | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 「9・11」 「黒幕はビンラディンじゃない」 ホワイトハウス報道官が言明!! ブッシュ政権の公式見解を自ら否定

 ホワイトハウスのダナ・ペリノ報道官は9月10日の記者会見で、質問する記者が「……でも、オサマ・ビンラディンは9・11の黒幕ですよね」と言いかけたところを遮り、「いや、ハーリド・シェイク・モハンメドが黒幕だ。今、刑務所にいるじゃない」と語り、ビンラディンを「9・11」の黒幕(マスターマインド)として来た、ブッシュ政権の公式見解を自ら否定した。

 ついうっかり、ビンラディンじゃありません、と言ってしまった(思わず舌を滑らせた?)ブッシュ政権の女性報道官。

 アルカイダとの「テロとの戦い」の根拠を自ら覆す言明ではある。

 ブッシュ政権の「公式説明」に綻びが生まれた。

  それじゃあ、アフガンでの軍事力の行使は何のため???

⇒  http://thinkprogress.org/2008/09/10/seventh-anniversary-white-house/

Posted by 大沼安史 at 05:59 午後 | | トラックバック (0)

2008-09-08

〔NEWS〕 金正日 重病説

 英紙インディペンデントが報じたところによると、北朝鮮の指導者、金正日の動向が3週間以上にわたって不明な上、中国人の医師5人が北朝鮮入りしたまま、帰っていない、という。

 ⇒  http://www.independent.co.uk/news/world/asia/where-is-koreas-kim-jong-il-921719.html

Posted by 大沼安史 at 03:25 午前 | | トラックバック (0)

〔いんさいど世界〕パリ発 衝撃の告発 サルコジはCIAのスパイ?! T・メイサン氏が「サルコジ作戦:CIAはいかにしてエージェントの一人をフランス共和国の大統領に据えたか」で追及 陰謀でドヴィルパンを追い落とし、仏社会党を撹乱 

 「9・11」をめぐる疑惑追及で名高い、フランスのジャーナリスト、ティエリ・メイサン氏が、自ら主宰する「ヴォルテール・ネット」で、衝撃の告発を行った。

 「サルコジ作戦:CIAはいかにしてエージェントの一人をフランス共和国の大統領に据えたか」と題する告発記事は、仏大統領選へのCIA(米中央情報局)の関与を暴露、サルコジを結節点とした、CIA、フランス金融右翼、コルシカ・マフィアなどによる、闇の権力ネットワークの実像に迫っている。

 メイサン氏は、『驚くべき謀略』や『ペンタゲート』といった著作で、あの「9・11」事件のうち、とくに「国防総省」に対するハイジャッック機「突入」疑惑を追及したことで、国際的にも有名なジャーナリスト。
 そのメイサン氏による今回の「調査報道」は、自国・フランスの新大統領、サルコジを「CIAのスパイ」と名指しで告発したものだけに、今後、世界的な波紋を呼びそうだ。

 「サルコジ」といえば、シラク大統領の後継者争いを同じ与党・共和国連合のライバル、ドヴィルパンと演じた男だが、メイサン氏によれば、このドヴィルパン追い落としに、CIAが一役買ったという。

 ドヴィルパンを嵌める罠を仕組んだのは、「フランス・アメリカ協会」のロンドン・オフィス。CIAも共用するこのアジトで、「ルクセンブルクの銀行の秘密口座リスト」なるニセ文書が偽造されたという。

 サルコジは、その「リスト」には自分の名前が載っていることを逆手にとって、ドヴィルパンによるフレームアップだと主張、治安(警察・検察)を担当する内務大臣の職権を利用して、ドヴィルパン宅を家宅捜索。これによってライバルの政治生命を奪い、与党内における大統領候補として立場を万全のものにした。

 ドヴィルパンは2003年に、米国のイラク侵攻に反対する演説をしたことで、ブッシュ政権の目の仇になっていたことは、なお記憶に新しい。

 さて、文書偽造の舞台となったロンドン・オフィスを管理する「フランス・アメリカ協会」とは一体、なにものなのか?

 メイサン氏によれば、その「会長」はCIAの局長だったネグロポンティ、その「事務局長」だったのが、フランク・ワイズナー(ジュニア)という人物だ。
 実は、この「フランク・ワイズナー(ジュニア)」という男、ネオコンの中心人物の一人である、あのウォルフォビッツ(前・世界銀行総裁)の後を襲い、米国防総省の重要ポスト、政策計画局の局長を務めた経歴の持ち主。
 このことからも、(イラク戦争に反対した)ドヴィルパンの追い落としの黒々とした背景が浮かび上がる、というののだ。
 (この「フランク・ワイズナー」こそ、「サルコジ」がアメリカとつながるキーパーソンなので、名前を記憶にとどめおいて欲しい)

 さて、「サルコジ」を与党候補にしたCIAが次ぎに打った手は、野党、フランス社会党に対する工作だった。

 アメリカ(CIA)=サルコジ一派が最も恐れたのは、「ミッテランの秘蔵っ子」として人気の高かったファビウスが社会党候補になること。組みしやすい女性候補のロワイヤルに勝たせるため、二通りの方法で対社会党工作が進められた。

 ひとつは、ファビウス陣営の票を割るために、ドミニク・ストロース・カーンを対立候補として立たせたことだ。

 メイサン氏によれば、このストロース・カーンという男もいわくつきだ。
 米国のライス国務長官がスタンフォード大学にいた頃、彼女の引きでそこで教えていたのが、このカーン。
 さらに驚くべきことに、ストロース・カーンは国際通貨基金(IMF)の総裁に選ばれ、いまもその椅子に座っているのだ。

 もうひとつの工作は、社会党にトロツスト系の人間を、「少なくとも1万人」も入党させ、その組織力をファビウス、ロワイヤル追い落としに使ったことだ。

 メイサン氏によれば、CIAはソ連のスターリン主義に対抗するため、歴史的にフランスのトロツキストを支援しており、その組織力を利用してフランス社会党内に、リオネル・ジョンパンらエージェントを送り込むことに成功しているという。(あのジョスパンまでも!……)

 こうしてフランスの新大統領となったサルコジだが、「勝利」の夜、選挙運動を担った支持者をそっちのけで、向った先はシャンゼリゼにある「フーケ」という有名なカフェ。この「フーケ」は、フランスのカジノ王の店で、そこにはフランスの富裕層の群れが待ち構え、サルコジとともに祝杯を交わしたという。

 サルコジが次ぎに何をしたかというと、豪華ヨット、「パロマ」号の上での地中海バカンス。
 この「パロマ」号は、サルコジの友人である、ユダヤ大財閥、ロスチャイルド出身のヴァンサン・バロールという男の持ち船だそうだ。

 この秘密のヨット・バカンスは、パパラッチに撮影されて暴露されることになるが、サルコジがパリに戻って大統領として最初にした仕事、さらなるカジノの認可だったという。

 以上はメイサン氏が描く「サルコジ」の成功(裏)物語の概要だが、同氏の暴露で見逃せないのが、イタリア・マフィアとつながりがあるとされる、「コルシカ」(仏領、地中海の島)をめぐる疑惑だ。

 コルシカ担当の長官が、何ものかに殺害されたのだが、サルコジは旧友であるはずの男を「犯人」として逮捕したのだ。(この男は無罪を主張したが、その後、なぜか沈黙し続けているという)
 メイサン氏の調査によれば、「真犯人」は金で雇われた殺し屋で、アフリカのアンゴラに逃走、そこでフランスの石油企業にガードとして雇われたそうだ。
 コルシカ担当長官の殺害は、コルシカにおけるマフィアの影響力を守るため仕組まれたものと、メイサン氏は見ている。

 ところで、ここで出て来た、この「マフィア」問題は、実はCIAのサルコジ工作につながる歴史的な背景を織り成すものだが、その話に進む前に、サルコジが政権の柱として頼りにする「4人組」なるものの素性を、ごく簡単に見ておくとにする。

 「4人組」とは、シャルル・パスカ(後述)の右腕だったグエン官房長官、ロスチャイルド銀行出身のペロル官房副長官、レヴィト外交顧問(シラク大統領からブッシュ寄り過ぎると解任された経歴の持ち主。ユダヤ系)、そして閣僚名簿に登載されていない諜報担当のボエ(米国の国家安全保障局のヨーロッパ担当次席を務めたこともあるという)。

 この顔ぶれを見ただけで「サルコジ一派」の正体が浮かび上がるが、極めつけはサルコジが経済・財政相に抜擢したクリステーヌ・ラガルデという女性である。

 メイサン氏によれば、彼女のキャリアはすべて米国内でつくられたもの。ディック・チェイニー(副大統領)の「国際戦略研究センター」で、ブレジンスキーとともに、ポーランドの民営化問題を検討していたという人物である。
 あのストロース・カーンのIMF総裁就任などと考え合わせれば、国際金融資本が吹きまくる「ネオリベラリズム」が、このアメリカ「育ち」の女性を通して、フランス政権の経済中枢を握った、といっても過言ではなかろう。

 ついでにもうひとつ、メイサン氏が挙げるサルコジがらみの事実を紹介すれば、サルコジの異母兄弟であるピエール・オリビエ(アメリカでは「オリバー」を名乗る)は、ブッシュ家なども加わる軍事・石油・金融権力、「カーライル・グループ」のカルーチ(元国防長官、CIAの元副長官。カルーチがCIAの副長官になったのは、ドヴィルパン追い落とし工作のところで名前が出て来た、フランク・ワイズナー〔ジュニア〕の父親、フランク・ワイズナー〔シニア〕の引きによるものだった!)により、同グループの新設ファンドの代表に取り立てられたという。

 ここまでの話の流れは、「サルコジ大統領」が生まれ、「サルコジ政権」が登場した、いわば同時代の舞台背景を追ったものだが、メイサン氏は、こうした経過を生んだ歴史的な流れについても調査のメスを入れている。

 メイサン氏の指摘のうち、「サルコジ」と絡む事実関係について、列記するとこうなる。

 ① 米国が第2次世界大戦の末期、シシリア島上陸作戦などで頼ったのが、シシリア系マフィアの大ボス、ラッキー・ルチアーノだった。このルチアーノとのコンタクト役を果たしたのが、フランク・ワイズナー(シニア)だった。

 ② 1958年、北アフリカへのソ連の影響力拡大を恐れたCIAは、アルジェリア問題を利用、引退していたドゴールをフランスの大統領につける「クーデター」を組織した。ドゴールは権力の座に就くと、対米従属一辺倒の姿勢をとらず、米国を苛立たせる。そのとき、ドゴールを守る私兵(SAC)が結成されるが、その中心にいたのが、後にフランス政界の黒幕としてサルコジを引き立てることになる、シャルル・パスカだった。

 コルシカ人のパスカは、カナダの密造酒家、「リカード」の娘と結婚、ラッキー・ルチアーノなどアメリカのシチリア・マフィアとも密接な関係を持った。パスカはSACの私兵をリクルートする際、ルチアーノの「コルシカ大使」に協力を求めた。

 パスカは後に内務相まで出世する。この時。パスカはサウジ、イスラエルと関係を結び、イスラエルの諜報機関、モサドの名誉会員にもなった。

 パスカはサルコジの初婚の際、新郎・サルコジに付き添うベストマンを務めたいわば後見人で、パスカが内務相だった時、サルコジは予算相兼政府スポークスマンを務めていた。

 ③ サルコジはハンガリーの貴族の父親と、ユダヤ人の母親の間に生まれた。両親は離婚、父親は再婚したが、サルコジの母、アンドリー・マーラーが秘書をして働いたのが、シャルル・パスカとともにSACを創設したアシール・プレッティだった。

 プレッティは後にフランスの国民議会の議長にまで上り詰めるが、1972年、米誌「タイム」が麻薬の「フレンチ・コネクション」を暴く記事を掲載、その中で名前を挙げられたため、失脚を余儀なくされる。「タイム」誌の記事は、コネクションの立役者の一人として、ジャン・ヴェントゥーリというマフィアのボスを名を挙げているが、このボスは、シャルル・パスカルの「リカード」の代理人だった男だ。

 ④ サルコジの父は1977年に再婚相手とも離婚するが、このフランス人女性がアメリカに渡って再婚した相手は、アメリカの政府高官。当時、国務省のNO2だった相手の名は、驚くなかれ「フランク・ワイズナー(ジュニア)」。そのあの「シニア」の息子で、ドヴィルパン追い落とし工作の「ジュニア」が(サルコジの義母の)再婚相手だった!

 この義母の伝でサルコジは米国務省の「訓練プログラム」で「便宜を供与」されているという。

 ――以上が、メイサン氏の暴露する、「サルコジ」をめぐる歴史背景だが、まるで大河ドラマのような経過を振り返ると、同氏がサルコジを「CIAのエージェント」と結論づけたわけが納得できる。

 傍若無人な振る舞いを続け、「フランス政界のラカイユ(屑)」でしかない「チンピラ」が、どうしてフランス大統領になれたのか、不思議でならなかったが、メイサン氏の「告発」でようやく事情がわかった。
  
 (「サルコジ」といえば、大統領になる以前、治安を担当する内務相として、都市の郊外に住む若者たちを「ラカイユ(社会の屑)」呼んで抑え込もうとした強硬派としての「実績」があり、その「強面」ぶりがフランス人保守層の支持を取り付けた、とばかり思っていたのだが……)

 「サルコジ」という男の人格を知る上で、見過ごすことができないのは、シラク大統領の娘との不倫問題だ。メイサン氏によれば、サルコジは「フィガロ」紙の論説委員と結婚したシラク氏の娘を(自分が新郎のベストマンを勤めながら)「寝取り」、夫を自殺に追い込んだそうだ。以来、シラク氏はサルコジを憎み、両者の間の対立はその後も尾を引いたといわれるが、シラク氏とすれば当然のことだろう。

 最後にひとつ、これも「意外なこと」だったので、付け加えておきたいことがある。それは、サルコジによって外相に取り立てられた、ベルナール・クシュネルのことだ。

 クシュネルは「国境なき医師団」にも関わって来た「良心的」な人物で、サルコジ政権入りに驚いた人も多かったが(わたしのその一人だった)、メイサン氏によれば、「クシュネル外相」を指名したのは、あのフランク・ワイズナー(ジュニア)で、彼に与えられた任務は「コソボ独立」と「フランスのアラブ政策の変更」だという。

 メイサン氏によれば、このコソボの「ボンドティード米軍基地」こそ、アフガン産のヘロインが米空軍機で運び込まれる中継拠点であるそうだ。

 今回のメイサン氏の暴露は、あの「9・11」事件でのペンタゴン「突入」疑惑のすっぱ抜き並みの、超ド級の衝撃力を秘めている。

 メイサン氏の今回の「暴露」と「告発」が、今後、どのような「続報」を生み出すか、世界は今、息をのんで事態の進展を見守っている。
 

⇒  http://www.voltairenet.org/article157821.html

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2008-09-02

〔NEWS〕 共和党大会 10000人が抗議デモ 284人を逮捕

 共和党の大会が始まったミネソタ州のセントポールで9月1日、約10000人による抗議デモが行われた。

 地元紙の「スター・トリビューン」によると、デモは平和裏に始まったが、午後になって一部の参加者が座り込みをするなどでして、州兵、警察官と対峙し、結局、284人が逮捕された。 

 また、ロサンゼルス・タイムズ紙電子版のビデオ報道は、ブッシュ・マケイン・ラインに抗議する人びとの集会の模様と、参加者へのインタビューを報じているが、先の民主党大会でオバマ候補が演説の中で使った「エイト・イズ・イナフ(8年間で、もうたくさん)!」のスローガンが早くも登場、合言葉になっている姿を映し出した。
  

⇒  http://www.startribune.com/politics/27736044.html?elr=KArksLckD8EQDUoaEyqyP4O:DW3ckUiD3aPc:_Yyc:aULPQL7PQLanchO7DiUs

  http://www.latimes.com/

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