〔NEWS〕「9・11」調査委員会の事務局長 ブッシュ擁護の圧力 NYT記者が新著で暴露
「9・11」調査委員会のフィリップ・ゼリコフ事務局長が「同時多発テロ」に関する報告書を作成するにあたって、ブッシュ大統領にとって都合の悪いことを省くようスタッフを威嚇していたことが、ニューヨーク・タイムズ紙のフィリップ・シェノン記者の新著、『委員会――9・11の調査をめぐる検定されざる歴史』で暴露された。
ゼリコフ事務局長はライス・現国務長官と共著の本も出した人。その「中立性」に、かねがね疑問が集まっていた。
〔大沼・注〕 「9・11」調査委員会の「報告書」なるものがいかにデタラメなものかは、いわゆる「陰謀理論家(コンスピラシー・セオリスト)」などの間では「常識」だったが、今回、ニューヨーク・タイムズという有力な主流ジャーナリストの手で問題視されたことは大きい。
早速、取り寄せて読んでみるが、米国ではブッシュ政権がいよいよ「レームダック状態」に入ったいま、「9・11」真相報道が噴き出す可能性、なしとしない。
「9・11」問題を命がけで追及、事務所を破壊され、海外脱出を強いられたマイケル・ルパート氏などは、口封じのためか毒を盛られたりもしている。
真相究明はジャーナリズムの責任で、勇敢な「個人まかせ」にしてよいものではない。
米国の組織ジャーナリストよ、「9・11」真相究明に乗り出せ!!
⇒ http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2008/02/05/winquiry105.xml
Posted by 大沼安史 at 02:14 午後 | Permalink