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2008-01-31

〔アフガンから〕 「女性の権利」を考えようとしたアフガンの男子学生に死刑判決 福田政権は「給油」支援を凍結して抗議せよ!

 「女性の権利」について考えようとインターネットから論文をダウンロードし、学友に配ったアフガニスタンの男子学生(23歳)がアフガン政府の宗教裁判所から死刑判決を受けた。

 そう、あの「タリバン」に裁かれたのではなく、カルザイ政権の裁判所に。

 この死刑判決を報じた英紙インディペンデントは、カルザイ政権に抗議する国際的な抗議行動を呼びかけた。

 本ブログはこの呼びかけに応えるものだが、日本政府(福田政権)はカルザイ政権を支える「対テロ戦争」のため、「給油」支援を行っている。

 「学問の自由」を「死刑」でもって弾圧するカルザイ政権は、タリバンとは別種の「テロ政権」だから、日本政府は即刻「給油」を凍結し、駐日アフガン大使を呼びつけて抗議すべきだ。

 死刑判決を受けたのは、バルクー大学の学生、サイード・パーヴェズ・カムバクシさん。

 カムバクシさんがダウンロードしたファルシ語の論文は、「女性の人権抑圧はコーランによって正当化されている、とのイスラム原理主義者は間違っている」というもので、これを大学の学友や教師に配った。

 これを見た何者かの通報でカムバクシさんは弁護士もつけられず(友人や家族も知らないところで)宗教裁判にかかり、死刑を言い渡されたという。

 これを知った西側外交官(日本の外交官は含まれているのだろうか?)らは、早速、抗議を行ったが、アフガンの議会(上院)は30日、この死刑判決を確認する決議を採択した。
 死刑判決を支持する決議を提出した上院議員は、カルザイ大統領の盟友だという。
 
⇒  http://www.independent.co.uk/news/world/asia/sentenced-to-death-afghan-who-dared-to-read-about-womens-rights-775972.html

Posted by 大沼安史 at 01:37 午後 |

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