〔NEWS〕 混迷パキスタン 米情報機関 「イスラムの核」を監視
ロサンゼルス・タイムズ(電子版)が11月8日に報じたところによると、米国の情報機関がパキスタンの保有する「核」の保全に神経を尖らせている。
いまのところ、ムシャラフ政権の核の管理体制は揺らいでいないが、混乱がさらにエスカレートすれば、「拡散」の危険も出てくることから、CIAをはじめとする各情報機関が監視体制を一斉に強化している。
米情報機関が描く最悪のシナリオは、アルカイダなどテロリストのネットワークが、パキスタン内の核施設を襲う、というものだそうだ。
パキスタン軍部の一部恐強硬派がテロ組織と連係することも想定されている。
核爆弾の奪取までいかなくとも、核物質の確保に成功すれば、「核」の製造まであと一歩だからだ。
西側の核の専門家らは、パキスタンが「核」を50発つくるだけの高度濃縮ウランの製造に成功している、と見ている。
ムシャラフ大統領はパキスタン軍の内部に「戦略計画部門」という専門組織をおき、「核」を一括管理している。
そのムシャラフが権力の座を追われたあとの「核」の行方が懸念されるところだ。
CIAの元長官、ジョージ・テネットがこの春に刊行した著書によれば、2001年の「9・11」の数週間前、パキスタンの核専門家2人が、アフガンでビンラディンと会い、アルカイダの核武装について話し合っている。
情報筋によれば、その2人は現在、それぞれの自宅に軟禁されているという。
⇒
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-nukes8nov08,1,3301346.story
Posted by 大沼安史 at 06:02 午後 | Permalink

















