〔ビルマから〕 ■ ラッパー歌手、逮捕 ヒップ・ホップ祭で 若者らが抗議 □ 国連のピネイロ報告者、インセイン刑務所で収容者と面会 ■ 治安部隊が僧院を襲撃 僧1人を殴打の末、逮捕
■ DVB(ビルマ民主の声)が11月19日に報じたところによると、ヤンゴン市内の、ムヤ・イェイク・ニョ・ホテルで18日夜、開かれた「ヒップ・ホップ・フェスティバル」で、ラッパー歌手の「Gトーン」が軍政当局に逮捕された・
コンサート参加者によると、同日午後9時ごろ、ステージの上で、「Gトーン」がシャツをまくり上げ、聴衆に背を向けながら、両手に彫った宗教的な刺青をフロアから見えるように両腕を広げたあと、両手を合わせて祈った。
それを見た会場の官憲がステージに駆け上がり、手錠をかけようとしたが、他のミュージシャンらが「Gトーン」のステージが終わるまで待つように説得した。
歌い終えた「Gトーン」は舞台から下がったところで、官憲に手錠をかけられた。聴衆の見ている前での出来事だった。
会場には高校生らら若者が詰めかけていたが、第8学年(日本でいう中2)も混じっていた。
聴衆が「Gトーン」を逮捕した官憲を非すると、警官らはフロアに出て殴打を始めた。
他のミュージシャンも止めに入ったが、逆に警官から殴られる始末。
人気ヒップ・ホップ歌手グループの「キャット・パー&ヤサ」も止めようとして蹴られてしまった。
聴衆は暴徒化したが、ホテルのマネージャーが、「Gトーン」は解放されて帰宅したといって聴衆を説得、騒ぎを鎮めた。
「Gトーン」が釈放されたかどうかは確認されていない。
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http://english.dvb.no/news.php?id=687
□ DVBが16日に報じたところによると、国連人権理事会のピネイロ特別報告者はビルマ滞在最終日の同日、ヤンゴンのインセイン刑務所で、収容者との面会を許可された。
同報告者は滞在初日の11日にも同刑務所を訪れたが、このときは刑務官から話を聞いただけだった。
ピネイロ報告者は民主化デモ参加者の収容センターとなった国立工科大学などを見学、殺害されたデモ参加者が運ばれたというハタイン・ビン火葬場にも足を運んだ。
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http://english.dvb.no/news.php?id=686
■ DVBが16日、報じたところによると、15日、ニューダゴン市内東部のアウング・ダーマ・パラ僧院を軍政当局の治安部隊が襲い、僧のウ・サンダ・ワラさんを叩きのめし、連行した。
ニューダゴンでは31の地元寺院が軍政当局と、土地の所有権をめぐって対立が続いているという。
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http://english.dvb.no/news.php?id=684
Posted by 大沼安史 at 09:04 午後 | Permalink
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