〔イラクから〕 イラク野戦病院で耐性菌の院内感性が猛威 死亡者 相次ぐ
米軍のイラク野戦病院で、抗生物質の効かない耐性菌による院内感染が広がり、負傷兵を苦しめているという。
Acinetobacter baumanniiという。どこにでもいる病原体で、健康な人には無害だが、体力を落とした負傷者にとっては、生の最後の希望を奪うものになっている。
米ロサンゼルス・タイムズが伝えた。
それによると、2003年以来、これまで少なくとも23人が感染し、米軍の病院で死亡した。
感染場所は、イラク現地の野戦病院から、ペルシャ湾の米軍病院船、そして米本土の軍の病棟に拡大している。
Posted by 大沼安史 at 10:25 午後 | Permalink