〔イラクから〕 自転車自爆で28人死亡 P・コバーン記者が報道
英紙インディペンデント(電子版、10月30日付け)に、アルビル発のパトリック・コバーン記者の特電が載っていた。
トルコ国境地帯の山岳部から、クルディスタンの都市、アルビルに戻った。無事でよかった。
さて、アルビル発のコバーン記者の記事は、29日に、バグダッドの東北、バクバの町で、自転車に乗った男が警察官のリクルートセンターを自爆攻撃し、28人が死亡、少なくとも20人が負傷した、と報じていた。
コバーン記者によると「イラク・アルカイダ」の犯行の可能性が強いという。
スンニ派の人びとから背を向けられる中で、なお自爆テロ攻撃を決行できる力を誇示したものと、同記者は受け止めている。
イラクでは米軍、イラク人に対する攻撃が減少傾向を示している。
その矢先の自転車自爆攻撃だが、とくに米軍の犠牲者数の減少傾向がこのまま続くかどうかは不明。
コバーン記者は状況自体は何一つ変わっていない、と指摘している。
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http://news.independent.co.uk/world/americas/article3109892.ece
Posted by 大沼安史 at 12:17 午後 | Permalink