〔ビルマから〕 スーチー女史、軍政の懐柔を拒絶 軍政による拘束者6000人にも 当局がカテゴリー分け 反体制詩人の妻を連行
■ 英紙インディペンデント(電子版)が10月10日に報じたところによると、反体制運動指導者のスーチー女史は、国民民主連盟を通じて声明を発表し、軍政当局との取引はしないとの立場を明らかにした。
軍政当局は女史が国際的な制裁を非難するば話し合いに応じるとの条件を示していた。
女史の拒絶により、軍政当局の懐柔路線に行き詰まりが生じたかたちだ。
■ DVB(ビルマ民主の声)が9日、報じたところによると、軍政当局は拘束者をAからDまで4分類して、尋問を続けている。
カテゴリーAは民主化運動の指導者で、Bはデモの際、旗を掲げたり人が対象。
AとBについては釈放されない。
Dは一般民衆で、釈放される予定。
Cについては不明だそうだ。
現地の反体制派によると、拘束者は6000人に達しているという。
■ DVBが9日、報じたところによると、マンダレー在住の詩人で活動家、ニイェイン・スィットさんの夫人が軍政当局に逮捕された。
スィットさんは9月30日以来、身を隠している。
軍当局は10月1日に詩人の自宅を急襲し、3人の子どもを置き去りに、夫人を連れ去った。
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http://news.independent.co.uk/world/asia/article3043752.ece
Posted by 大沼安史 at 06:12 午後 | Permalink