〔ビルマから〕 反体制派指導者が拷問死 遺体は軍政当局が火葬 学生指導者も逮捕
■ 英紙インディペンデント(電子版)によると、「国民民主連盟」に所属する反体制派指導者、ウイン・シュウェ氏(42歳)が10日、軍政当局によって拷問死した。
遺体は家族のもとに帰らなかった。当局が火葬処分した。
タイの本拠を置く「政治犯支援連合」が明らかにした。
同紙はまた、メモリースティックで運び出された、釈放された僧(24歳)の証言を掲載した。
証言によると、僧は他の400人と一緒に、国立工科大学の一室に10日間にわたって拘禁された。食料は午後8時に出る、小さな茶碗一杯のご飯とコップ一杯の水だけ。部屋は糞尿の悪臭が漂い、8歳の少年僧も殴打されるような、ひどいありさまだった。
■ DVB(ビルマ民主の声)によると、10月10日午後、民主化運動に立ち上がった「88年世代の学生」の指導者の一人。フラ・ミョ・ナウングさんが軍当局に拘束された。
「88年世代の学生」のリーダーはすでに25人以上が逮捕されている。
初期の指導者のうち、ミン・コ・ナイングさんとコ・コ・ギさんの二人は8月21日の燃料代値上げ反対運動の際、逮捕されている。
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http://news.independent.co.uk/world/asia/article3047606.ece
Posted by 大沼安史 at 09:24 午後 | Permalink