〔ビルマから〕 軍政 JICA(国際協力機構)や国連事務所のパソコン・データを狙う 反体制派弾圧の情報収集か
英紙タイムズ(電子版、10月8日付け)によると、ビルマ軍政当局者は10月5日、ラングーン(ヤンゴン)市内中心部のサクラ・タワーにある国際協力機構(JICA)の事務所に立ち入り、パソコンのハードデスクを差し出すよう要求した。
JICA職員はこれを拒否したという。
軍政当局者はまたこの日、トレーダーズ・ホテル内の国連の事務所を訪れ、同じくパソコンのハードディスクの提供を求めたが、断られた。
国連職員はこの週末、データの消去に追われたという。
国連当局者が同紙に語ったもので、軍政当局は反体制派狩りのデータを収集しようとしたらしい。
軍政当局者は国連事務所に衛星電話に関する報告を求めたという。
国連や日本のジャイカにまで疑いの目を向ける軍政当局。
そんな独裁政権に、日本政府はまだ援助を続けるつもりか?
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http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article2609683.ece
Posted by 大沼安史 at 05:49 午後 | Permalink